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→能登編(第1部): 充実した公務員生活から一転なので |
→横浜編: 勝敗だけが主な理由でないので追記 |
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輪島市役所を辞職した希は、自分の夢の原点でもある5歳時のバースデーケーキを製造販売した店で修業するため横浜へ向かう。しかし、その店のケーキを食べ味に納得できない希は採用を辞退。横浜じゅうのケーキを食べ歩いた末にかつて挑んだケーキコンテストの審査員・池畑大悟が営む「マ・シェリ・シュ・シュ」のケーキの味に感動し修業先に決める。気難しい大悟は当初弟子入りを断るが、従業員に欠員が出たことから希を1か月の試用ながらも雇用する。希は自らの[[レシピ|ルセット]]を先輩・'''浅井和也'''へ譲ったことを理由に不合格となり解雇されるが、両親の離婚問題を受けて帰省した先で覚悟を決めて新たな道を踏み出した人々を見て大悟に修業を乞うため再び横浜に向かう。大悟は倒産目前にある店の存続を賭けた「[[#料理の巨人|料理の巨人]]」出演で、気弱になっていた自分へ覚悟をさせた希がメレンゲ作りを会得したのを機に本採用する。希はその後修業を重ね数か月後には単独でケーキ作りを任されるまでに成長する。また修業開始と同時期に出会った大悟の長男・'''池畑大輔'''から見初められ、泥酔状態でファーストキスを奪われたことなどから当初彼に悪印象を抱いていたものの紆余曲折を経て惹かれていき交際を決意。しかし、夏の成人式で帰省した希は一子と別れた圭太に心奪われる。希は板挟みの苦悩を経て大輔との交際を解消し、圭太に思いを告げる(第7 - 13週)。
希は圭太と両思いになるが「年季明けとなる2年半後まで互いに会わず修業に専念する」という圭太からの提案を受け入れた後、2006年春に遠距離結婚前提の求婚をされ彼の年季明け式後に入籍。同時期に希はスーシェフへ昇格。腕は大悟に及ばずながらも庶民性が客の心を掴んだ希のケーキは店の週間売上げ連続1位を記録し、客から希にオリジナルケーキをオーダーされる。そして再会した幸枝からの助言で自分の作りたいケーキを探求するなか、かねてより希に嫌悪感を抱いていた一子から人生の成功を賭けたスイーツ対決を持ちかけられる。結果は安くて美味しいをコンセプトとした一子の勝利となるものの立ち会った大手コンビニチェーン部長は希の作ったスイーツを評価。この勝負で能登の人々からの声援を
2007年5月、事業を立ち上げるまでに成功した徹は藍子との新たな生活準備を始め、希は大悟からフランスでの修業を打診される。そんななか徹の融資保証人が粉飾決算で逮捕されたことから資金繰りに詰まり自己[[破産]]を選択。さらに圭太が過労で倒れた連絡を受け能登に駆けつけた希は、弥太郎の入院に伴い圭太がトラブル解決に奔走していたことを初めて知る。希の機転で回復した圭太からは渡仏を認められるが、混濁する現場を察した希はパティシエ修業を中断し能登への帰郷を決断する(第14 - 17週)。
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