「戦場ロマン・シリーズ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
32行目:
本作は、『[[プレイコミック|月刊プレイコミック]]』([[秋田書店]])にて[[1977年]]から[[1982年]]にかけて発表された。戦場のロマンと悲哀をシリアスに、時にはコミカルに描いているのが特徴である。
 
内容的には師である松本零士が執筆にした「[[戦場まんがシリーズ]](別名:ザ・コクピットシリーズ)の影響が強かったが、後年になるにつれ独自の作風を確立した。後年、新谷のアシスタントを経験している[[島本和彦]]も同じく戦場を舞台にした「[[BATTLEフィールド]]」シリーズを執筆している
 
[[1973年]]3月より[[松本零士]]のプロダクション「零時社」に入り[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]を2年半務めた新谷が、退社後に描きためた原稿を『月刊プレイコミック』に持ち込んだことが本作発表のきっかけとなった<ref>まんが情報誌『ぱふ』1982年5月号 - 特集:新谷かおる p.8 を参照。</ref>。また、『戦70周記念ムック 漫画で読む『戦争という時代』』(白泉社新谷2015年8月)アシスタタビュー記事に拠れば、原稿経験し「預からせいる[[島本和彦]]も同じ戦場を舞台にしれ」と言ってき秋田書店編集員に[[BATTLEフィ原稿ではなくコピルド]]」シリーズ執筆持って帰ってくれ」「1週間以内に返答が無い場合は、他社(小学館、講談社など)に持ち込む」と半ば脅をかけて、連載を取っている。
 
単行本は[[1979年]]8月から[[1982年]]12月にかけて秋田書店[[サンデーコミックス|サンデー・コミックス]]として全8巻にて刊行。その後、[[1988年]]にハードカバーの豪華版(全5巻)、[[1996年]]に文庫版(全5巻)が出版されている。また、[[2015年]]には[[小学館]]から戦後70周年出版企画としてコンビニコミック版が発売されている。
 
== 単行本 ==