「アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁」の版間の差分

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== 組織 ==
20世紀前半においては、自然災害に対応する連邦政府の部局は、公共道路局(Bureau of Public Roads)や[[アメリカ陸軍工兵隊]]などさまざまな部局に分散していた。[[1960年代]]から[[1970年代]]を通じてハリケーンや地震災害が相次いだことにより、連邦政府の災害対応部局拡大の一環として[[1979年]][[4月1日]]に[[ジミー・カーター]]大統領によってFEMAが設置された。
 
消防庁、連邦保険庁、民間防衛準備庁、連邦災害援助庁、連邦有事準備局と統合した<ref>[http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index2.cgi?ac1=B414&ac3=3271&Page=hpd2_view 消防防災博物館]</ref>。
 
[[アメリカ合衆国国土安全保障省|国土安全保障省(DHS)]]発足以前は、大統領直属の独立した連邦機関として自然災害を中心とする緊急事態に対し、[[アメリカ軍|連邦軍]]・[[州兵]]を含む他の連邦機関・州及び地方機関に対し、予算執行を含む強力な指揮命令権を有していた<ref>大統領から非常事態宣言、またはそれに準ずる命令等が発令された場合、現地に派遣されたFEMA係官は自身の判断で当該災害等に関するあらゆる措置を口頭で「大統領命令」として執行することができ、書類等の事務手続きは事後処理でよかった</ref>。