「Dr.SLUMP ほよよ! 宇宙大冒険」の版間の差分

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== 解説 ==
『Dr.スランプ』の劇場版は10作品あるが、本作のみが'''通常上映'''で、'''全90分の長編'''となっている。当作品は劇場公開時『'''Dr.SLUMP'''(ドクタースランプ)』というタイトルで制作・上映されており、本作のタイトルには『アラレちゃん』の部分は入らない。また、『“ほよよ!”宇宙大冒険(スペース・アドベンチャー)』というサブタイトルは、後に家庭用[[磁気テープ|ビデオ]][[ビデオグラム|ソフト]]<ref>当時は[[VHS]]とともに[[ベータマックス]]版も発売</ref>発売の際に名づけられて
 
来場者には「おたのしみプレゼント」があり、プレゼント内容は原画セル、Tシャツ、フリスビー、レコード、スタンプ帳、フジフォトラマ写真撮影であった
 
原作には存在しない劇場版オリジナルストーリーで、普段のギャグ展開と違い[[シリアス]]な展開となっており、主要人物が宇宙で大冒険を繰り広げるギャグ[[スペースオペラ]]となっている。キャラクターの設定が漫画やテレビアニメと少し異なり、本作のマシリトはいろんな惑星を壊滅させている「'''宇宙一最悪な悪者'''」<ref>スッパマンの発言より</ref>となっている。公開時のテレビアニメではまだキャラメルマンは登場していなく<ref>既にマシリトは第37話で登場している。</ref>、テレビアニメよりも早く登場している。本作では[[山田康雄]]がマシリトを演じている。山田康雄は、本作のみで、本作公開後のテレビアニメでは、[[野沢那智]]が演じている。
 
 
放映中だったテレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』のキャスト・スタッフともテレビアニメ版から多く参加している
オープニング曲はなく、エンディングは『Dr.スランプ アラレちゃん』の「[[ワイワイワールド]]」などの主題歌や「[[パパパーマのうた]]」や「んちゃんちゃソング」などの挿入歌のBGMである。
 
テレビ放送は[[1984年]]の『[[新春アニメ劇場]]』第1回として、7時30分 - 8時26分で放送、その後[[1992年]]の『[[Dr.スランプ アラレちゃん#TVスペシャル|Dr.スランプアラレちゃん‘92お正月スペシャル]]』の1月3日金曜日6時45分 - 8時30分に放送した。 また、[[東映チャンネル]]や[[ファミリー劇場]]でも放送された。
 
 
2004年9月22日には本作のサウンドトラック「ドクタースランプ 音楽集」が発売された。
 
ストーリーも普段のギャグ展開と違い[[シリアス]]な展開となっている。
 
== あらすじ ==
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=== マシリト巨大艦と艦載機 ===
巨大な蜘蛛型の戦艦と、それに随伴する昆虫型宇宙航空機。
:* 「スランプ号」より遥かに巨大で、地球以上の高度文明を持つ惑星の大都市を、すっぽりと覆ってしまう。マシリトが製作したマシンとしてはシリーズ最大の巨体。
:* 巨大艦は吸着ビームを備え、引き寄せた相手艦を巨大マニピュレーターで押し潰す。
:* 艦載機はトンボ型の艦上戦闘機、アシナガバチ型の艦上爆撃機、カトンポ型の艦上攻撃機が存在する。
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=== リブギゴ ===
ゴキブリの姿を模した[[モビルスーツ]]。「ウルトラヘッド」に搭載されている。
:* 「リブギゴハイパーキンチョールバズーカ」と呼ばれる殺虫剤の噴霧器を模したエネルギー砲を装備している。だが、アラレにはまったく敵わなかった。
:* 原作にも登場していたがTVアニメでは該当シーンがカットされ、この劇場版で晴れて登場となっている<ref>後にアニメオリジナルストーリーである第204話と第219話にも登場している。</ref>。
:* 『[[機動戦士ガンダム]]』に登場する特定のモビルスーツをモデルにしてはいないが、[[大河原邦男]]が「リアルタイプ」として当時よくイラストに描いていたステンシル類が機体表面に描かれている。
:* 原作では茶色を基調とするカラーリングだが、この映画では紫系になっている。
 
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== ゲストキャラクター ==
;山吹みどり
:中学園の女教師で、アラレ達の担任。実は幼少期に、都会島の遊園地で親とはぐれ、遊園地にあった本物のロケットに乗ってしまい、タケヤサオダケ星に行ってしまう。そこで王夫妻の養女としてを過ごした。タケヤ王妃が病に倒れたことを聞き、退職してタケヤサオダケ星に帰ることになる。結婚しなければならないかも知れないのだという。タケヤサオダケ星に帰るが、タケヤ王妃が病に倒れたことは、ドクターマシリト がみどりをおびき寄せるための罠だった。
;ドクターマシリト
:「'''宇宙一最悪な悪者'''」で、自分に反抗する人々が住むの惑星の都市を手下に壊滅させており、反抗する惑星もなくなった<ref>マシリトの発言より</ref>。またマシリトは自分で「'''宇宙の帝王'''」と言っている。性格はかなりの[[マザコン]]である タケヤサオダケ星を征服した際、みどりの写真を見てみどりに一目ぼれする。タケヤ王妃が病に倒れたという嘘の情報を地球に伝え、みどりをおびき寄せる。最後はアラレと全宇宙をかけて戦う。一人称は「僕」。
:マシリトはテレビアニメ版で[[野沢那智]]が演じていたが、本作のみ[[山田康雄]]がマシリトを演じている。山田康雄が「[[ルパン三世]]」シリーズ以外でアニメ出演した数少ない事例である。
:原作漫画やアニメで登場するDr.マシリトとは別
;ヨウ・チエン
:ドクターマシリトの手下の3悪人のリーダー。姿は人間そっくりで、部下と共に保育園児のような服装をしている。「ウルトラヘッド」に搭載されている。宇宙パトロールをしている。
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}}
本作の[[アルバム]]。[[2004年]][[9月22日]]に[[日本コロムビア|コロムビアミュージックエンタテインメント]]から発売された、サウンドトラックで、本作の劇中で使用された[[サウンドトラック|挿入歌]]やBGMが収録されている。 『Dr.スランプ』の劇場作品の中では、唯一のサウンドトラックである。
 
 
 
=== 収録曲 ===