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=== 気候 ===
盆地の中に位置するため、盆地特有の内陸型気候で寒暖の差が激しく、夏は暑く冬は寒い。夏は東北の中でも暑さが厳しく、35℃を超える猛暑日となることも珍しくない。ただ、盆地であるために一日の気温差が大きく、熱帯夜となることは少ないため、朝夜は過ごしやすい。一方、冬は寒さが厳しく底冷えとなり、雪の降る日も多いが、[[月山]]等、[[出羽山地]]の山々によって日本海で発生した雪雲が遮られるため降雪量は山形県内では少ない方である。過去に-20.0℃を記録しているものの、近年の冬は都市化などの影響により温暖化してきており、特に最低気温の上昇が激しくマイナス10℃以下は1996年を最後に一度も無くなった。一方、郊外にある東根や村山、左沢などの隣接アメダスとの差が非常に大きくなっており、県内内陸部では最も最低気温が最も高く、中心市街地に関してはもはや冷え込みが厳しいとは言えなくなってきている。(それでも1月の最低気温平年値は-3.4℃であり、厳しい寒さであることに変わりはない。)しかしながら、気象庁により、長期間の観測実績がある地点の中では都市化の影響の比較的少ない地点として、日本の平均気温算出に使われている<ref>[http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/qa_temp.html 気温・降水量の長期変化傾向 気象庁]</ref>。日最高気温の最も高い記録40.8℃は、2007年8月に[[埼玉県]][[熊谷市]]と[[岐阜県]][[多治見市]]が40.9℃を記録するまでの74年間もの長い間、日本における最高気温の記録を保持していた。
 
*最高気温極値40.8℃(1933年7月25日)