「ホ式十三粍高射機関砲」の版間の差分
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本砲の目的は主として高射による防空であり、副次的に平射による対地射撃も可能である。またトラック等の荷台に積載しての車上射撃においても性能的に問題は無い。運用には照準手、射手、装填手を要する。照準手は目標の方角並びに航速、直距離を修正する。射手はハンドルにより砲の高低及び方向を操作し照準眼鏡により敵機を射撃する。砲は連装式であり両方を同時に射撃するか、片側のみを射撃するか選択することが可能であった。給弾は30発入り弾倉によって行われ、弾薬は[[九二式車載十三粍機関砲]]と互換性を有する。<ref>「ほ」式13耗高射機関砲準制式制定の件、14頁。</ref>
準制式制定となった本砲は比較的少数の調達が行われたのみであり、砲そのものは国内での製造は行なわず輸入されていた。陸軍における13mm級の高射火器としては他に九二式車載十三粍機関砲を三脚架に乗せた野戦型<ref>「銃砲課九二式車載13粍機関銃三脚架取扱法規定の件」。射撃位置の調節により高射も可能であった。<
冒頭で述べたようにオチキス13.2mm重機関銃には海軍も興味を示し、'''保式十三粍機銃'''の名で輸入した。後に'''九三式十三粍機銃'''として制式化し、[[横須賀海軍工廠]]で製造を行なっている。
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