「クル族 (リベリア)」の版間の差分

2014年2月26日 (水) 21:34時点における版

2017年3月24日 (金) 04:27時点における版

10行目:

クル族は、リベリアの数多い民族集団のひとつであり、人口の7パーセントを占めている。クル諸語 ([[:en:Kru languages|Kru languages]]) は、リベリアでは大きな言語集団となっている<ref>[[真島一郎]]「[http://www.aa.tufs.ac.jp/~imajima/atl_4/data_32.html 3-2.民族]」[http://www.aa.tufs.ac.jp/~imajima/atl_4.html アトリエIV. リベリア内戦史資料]。</ref>。クル族は、リベリアの社会・政治活動において、[[クラーン族]]([[:en:Krahn|Krahn]])、マノ族 (Mano) と並んで3つの主要な先住民集団のひとつとなっている。

クル族の著名人としては、1990年代に活躍したサッカー選手[[ジョージ・ウェア]]や<ref>[http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/africa/4403120.stm BBC News, "Profile: George Weah"]</ref>、幼少時には「カブー (Kaboo)」という名だった[[福音伝道|福音]][[伝道者]][[サミュエル・カブー・モリス|サミュエル・モリス]]([[:en:Samuel Kaboo Morris|Samuel Morris]])などがいる。リベリア共和国大統領[[エレン・ジョンソン・サーリーフ]]は、クル族、ゴラ族([[:en:Gola (ethnic group)|Gola]])、ドイツ系の血を引いている<ref>[http://allafrica.com/stories/200512110034.html Reed Kramer, "Liberia: Showered With Enthusiasm, Liberia's President-Elect Receives High-Level Reception in Washington", AllAfrica.com, 11 December 2005]</ref><ref>[http://www.britannica.com/EBchecked/topic/1109600/Ellen-Johnson-Sirleaf Britannica Online Encyclopedia, "Ellen Johnson-Sirleaf"]</ref>。[[モンロビア]]市長の[[メアリ・ブロー]]([[:en:Mary Broh|Mary Broh]])は、'''クル族'''とバッサ族([[Bassa (Liberia)|Bassa]])の血を引いている。モンロビアのクル族地区の知事だった[[:en:Thomas Nimene Botoe|トーマス・ニメン・ボートー]]他、1952年の大統領選挙ではクル族の[[ディドフー・トェ]]（Welleh Didwho Twe）が大統領候補として出馬し、[[アメリコ・ライベリアン]]の[[ウィリアム・タブマン]]大統領の対抗馬だった。

==出典・脚注==