削除された内容 追加された内容
リダイレクトから作品紹介へ変更
m 誤字等を修正
39行目:
サイボーグの少女ガリィを主人公とした、銃夢シリーズの最終章。
 
これまで明確には描かれなかった第一作『銃夢』より前の時代前作『銃夢 LastOrder』の直接の続編を描く。
 
== ストーリー ==
; 過去編
: e.s.370年(西暦2326年)、紛争が絶えない火星。孤児として医者のフィンチに拾われた陽子とエーリカは、マミアナという小さな町の孤児院に引き取られる。しかし、町は突如攻め込んできた軍隊によって壊滅し、生き残った二人は再びフィンチに連れられ、シドニア領へと目指す。移動の途中、生活空間を支える火星天蓋(バルダヒーン)が軍隊によって破壊され、大勢が死亡する。3人は天蓋協会(MBV)のムイに助けられるも、戦争をやめない地上の人々に嫌気がさし、エーリカと陽子を天蓋を支える柱(ゾイレ)の人柱にしようとする。しかしその直後、大巫女から二人のどちらかが「転移の相」を持つという神託を告げられ、二人を解放する。
: その後、3人はエーリカの故郷にたどり着くが、エーリカは両親を殺害していたことを思い出し愕然とする。その頃、18人の領主があつまり太陽鏡反射権を決めるエドム会議の場に、怪人バロン・ムスターが現れ、シドニア領から反射権を奪うよう脅迫していた。陽子は母を名乗る人物に引き取られ、エーリカは落ち込むが、そこに陽子にかけられた賞金を狙う賞金稼ぎが現れる。エーリカはムスターに救われるも、それはエーリカが父から盗んだ本が目的であった。ところが、エーリカのエーリカの生い立ちを聞いたムスターは、悪の後継者として彼女を育てることを決める。
; 現代編
: 前作「LastOrder」の3年後のe.s.594(西暦2550年)から物語が始まる。
: 「独立自治権」を与えるという名目の、LADDER(太陽系条約調停議会)による擬似戦争に過ぎなかった「ZOTT(森羅天頂武闘会)」を制し、また、ムバディによる洗脳からLADDERを解放したことで、地球と火星の運命、ひいては全宇宙の今後のあり方を変えたガリィ(陽子)は、かつてマミアナがあった土地に立っていた。そこにエーリカが現れ、戦いを挑んでくるが、彼女は「屍人兵士(ネクロ・ソルジャー)」であり、本人は200年前にガリィが殺害していた。ガリィは彼女を蘇らせた者が黒幕「ダーザイン」であると告げるが、そこに二人の師匠であり、同じくネクロソルジャーとして蘇ったゲルクトが現れ、エーリカを連れて去っていく。
: 直後ガリィは、リメイラ女王の暗殺未遂容疑でザジに拘束される。リメイラ女王はすでに回復してるものの、ガリィは彼女もネクロ・ソルジャーではないかと不安を募らす。そこに現れた大巫女ムイによって解放されたガリィは、エーリカを人間に戻す方法を求めて、S・ノヴァのに会いに行く。
 
73行目:
=== 過去編 ===
; バロン・ムスター
: 各地であらゆる犯罪を犯している凶悪犯。黄金の杖と無数の仮面が着いた衣装を着た怪人。シドニア領何並ならぬに対して恨みを抱いており、エドム会議にてシドニア領から反射権を奪うよう大公たちを脅迫し、シドニアの滅亡を図る。その体は人面腫(マスケトーマ)という奇病に犯されており、治療法を求めて「不滅の秘宝」を探している。その手掛かりである、エーリカの父が盗んだ「クラウヴィッツ[[戦争論]]下巻」を手に入れるためエーリカを誘拐するが、彼女の過去を聞いて弟子にすることを決める。
 
== 用語 ==