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m bot: 解消済み仮リンク減衰自然放射増幅光を内部リンクに置き換えます
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二つの鏡の間の距離とそれぞれの[[焦点距離]]によって共振器の種類が区別される(平面鏡は必要な精度で配置することが困難であるため、あまり用いられない)。形状(共振器の種類)はビームを安定に保つ(ビームのサイズが反射されるごとに継続的に大きくならない)よう選択される必要がある。共振器の種類は、[[ビームウェスト]]が最小となることや共振器内に焦点を持たないこと(そのため光の強度が極端な点を持たないこと)、その他の基準を満たすよう設計される。
 
光共振器は[[Q値]]を大きくする、すなわち光が非常に多数回反射されても{{仮リンク|[[減衰|en|Attenuation}}]]が小さくなるよう設計される<ref name=Paschotta/>。したがって、レーザーの周波数[[スペクトル線|スペクトル幅]]と周波数の絶対値との比は非常に小さくなる。
 
== 共振器のモード ==
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この安定な領域は、「鏡と鏡をつなぐ線分と鏡の曲率中心が重なるが、片方がもう片方に完全に乗るわけではないならば共振器は安定となる」という単純な幾何学的命題により記述できる。
 
共焦点型共振器は、光線は共振器の中心に向う方向からズレても中心へと戻す性質が(他の型の共振器に比べて)最大である。このことにより、{{仮リンク|[[自然放射増幅光|en|Amplified_spontaneous_emission}}]]が抑えられるため、ビーム品質の向上と増幅器の高出力化に重要である。波動光学的には、このことはモードの固有値が縮退すると表現される。各反射ごとに 0,0 モードと 0,1 モードの位相は 90° ずれるので、一往復ごとに 180° ずれることになる{{要出典|date=March 2007}}。よって、モード間の干渉によりずれが生じる。
 
== 実用的共振器 ==