「聖女の魔力は万能です」の版間の差分
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== あらすじ ==
本作品は、魔法の存在する異世界に召喚された日本人女性が、聖女の魔力で無双する「恋愛ファンタジー物語」である。
HP・MP・レベル・魔法を含むスキルなどが、数値化されて確認できる異世界。スランタニア王国では数世代に一度の割で、国が瘴気に覆われ魔物が大量発生する時代がやって来る。これまではそのたびごとに、魔を祓う力を持つ「聖女」が国内に現れ、国を救ってきた。数百年前、一度だけ聖女が現れなかった時は、儀式により聖女を召喚した。今回、再び聖女が現れず、王と重臣たちはやむなく伝説の魔法「聖女召喚の儀」を行う。
「聖女召喚の儀」は成功するが、これまで常に一人だった
趣味のハーブ栽培を生かすつもりで、王宮の「薬用植物研究所」で働き始めた
▲「聖女召喚の儀」は成功するが、これまで常に一人だった<ref>単行本第1巻、11ページ、93ページ。[http://ncode.syosetu.com/n8139dg/2/ 小説家になろう:聖女の魔力は万能です:ポーション][http://ncode.syosetu.com/n8139dg/13/ 小説家になろう:聖女の魔力は万能です:舞台裏01 聖女召喚の儀]</ref>聖女が、なぜか二人召喚された。日本の20代OL・小鳥遊聖と、女子高生・御園愛良であった。ところが、儀式を取り仕切っていた第一王子は愛良しか目に入らず、聖を無視し放置してしまう。勝手に召喚された上のこの扱いに、聖は激怒。この国を出ようと考える。しかし実際は行く当ても無く、結局彼女は王宮に留まることになる。
召喚後七ヶ月、セイは召喚直後に別れたアイラの噂を聞く。彼女は聖女として、第一王子に保護されながらレベル上げを行っていた。セイはステータスにより、自分が「
▲趣味のハーブ栽培を生かすつもりで、王宮の「薬用植物研究所」で働き始めた聖。ところが彼女は本物の聖女であり、その後間もなく「聖女の力」が発現し始めてしまう。研究所の薬草でHP回復ポーションを作ることを学べば、MPの多さから、一般人に比べ桁違いの量を作ることができ、その上通常のポーションの5割増しの効果があった。
▲「聖女召喚の儀」から三ヶ月、王国の第三騎士団がサラマンダーにより大きな被害を受けるが、彼女の作った下級・中級ポーションで回復し、最も重症だった団長アルベルト・ホークも上級ポーションで全快する。その三ヶ月後、アルベルト・ホークより魔法が付与された髪飾りをプレゼントされた聖は、「魔法付与」<ref group="注">宝石や鉱石などを素材に、様々な魔法の効果を付与すること。属性魔法のスキルがなければ行えず、付与できる効果も、行う者の能力次第。攻撃力や防御力を上げる、いわゆる支援系の効果を付与するには、聖属性魔法のスキルが必要。</ref><ref group="注">魔法を付与した「核」は、通常は武器や防具、装身具などに埋め込んで用いられる。核にいかなる効果が付与されているのかは、鑑定魔法を使わねば判明しない。</ref><ref group="注">この作品において、「鑑定魔法」は、使える者が極端に少なく、宮廷魔道師団にも数人しかいない。</ref>に興味を持ち、所長を通じて頼み込む。本人は知らなかったが、この時聖が行った魔法付与は、彼女以外の誰にも不可能なレベルであった。
▲聖はステータスにより、自分が「本物の聖女」だと自覚しているが、召喚時のわだかまりと、「聖女などという面倒な役目を押し付けられたくない」がゆえに、それを明かすつもりは無い。しかし、再度の魔物討伐で負傷した第二、第三騎士団の見舞いに行った時、片腕を失った騎士を見捨てることが出来ず、回復魔法で全快させてしまう。他の騎士たちもすべて全快させた結果、彼らから聖女として崇拝されることになり……。
== 登場人物 ==
;セイ・タカナシ (小鳥遊 聖)
:主人公。「聖女召喚の儀」により、何の前触れもなくスランタニア王国に召喚された、日本のOL。物語中ではただ「セイ」とのみ呼ばれる<ref group="注">単行本第1巻・P070。スランタニア王国では、平民は姓を持たないため。なおかつ、国内で馴染みの無さ過ぎる姓で、名乗ると無用の詮索をされるおそれがあるため。</ref>。
:やや高めの身長で細身、腰まで届くストレートロング<ref>単行本第1巻、31ページの挿絵</ref>。
:ステータスによれば本物の聖女<ref>単行本第1巻、45ページの図。[http://ncode.syosetu.com/n8139dg/2/ 小説家になろう:聖女の魔力は万能です:ポーション]</ref>。ゆえに、召喚時から強大すぎる魔力と
:一方で、過去男性と付き合った経験が無く、20歳を過ぎて恋愛にはまったくウブである<ref>単行本第1巻、154~163ページ。[http://ncode.syosetu.com/n8139dg/11/ 小説家になろう:聖女の魔力は万能です:以心伝心]</ref>。日本にいた頃は[[ワーカホリック]]の傾向があり、召喚時点では過労からひどくやつれていた。
;アルベルト・ホーク
:第三騎士団団長。28歳。生真面目な性格で<ref>単行本第1巻、96ページ
▲:生真面目な性格で<ref>単行本第1巻、96ページ、10行目。[http://ncode.syosetu.com/n8139dg/14/ 小説家になろう:聖女の魔力は万能です:舞台裏02 フラグ]</ref>、騎士としての実力も超一流。冷たい印象を与える容姿と、氷属性の魔法を得意とすることから、異名は「氷の騎士」。
:大貴族・ホーク辺境伯家の三男だが、家柄と美貌に群がる女性ばかり見てきたため、女性不信の傾向があった<ref name=ex4>[http://ncode.syosetu.com/n8139dg/20/ 小説家になろう:聖女の魔力は万能です:小話03 団長]</ref>。しかし、魔物討伐時に負った瀕死の重傷をセイに救われて以来、彼の知るいかなる女性とも違う、セイに惹かれてゆく。
;ヨハン・ヴァルデック
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== 外部リンク ==
* [http://ncode.syosetu.com/n8139dg/ 聖女の魔力は万能です] - 小説家になろう
* [http://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_FL00000002010000_68/ 聖女の魔力は万能です(漫画版配信サイト)] - ComicWalker
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