「埼玉県道3号さいたま栗橋線」の版間の差分

2017年12月2日 (土) 09:24時点における版

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== 概要 ==

[[1967年]]（[[昭和]]42年）9月に開通した。埼玉県道では最初に、全線を4車線で整備されした道路である。

さいたま市北区（旧[[大宮市]]）の[[国道16号]]から[[国道122号]]を経て、久喜市（旧[[栗橋町]]）の[[国道4号]]方面を、ほぼ直線に短絡する路線である。全区間に渡って[[東北本線]]（[[宇都宮線]]）と並走する。また、久喜市内で[[東北自動車道]][[久喜インターチェンジ]]に接続している。

通称として、旧路線名（[[2001年]]（[[平成]]13年）[[5月1日]]のさいたま市発足より前の正式名称）である「'''大宮栗橋線'''」と呼ばれることが多い。他にこの略称である「'''大栗線'''」・「'''宮栗線'''」、終点が旧栗橋町であることから「'''栗橋線'''」、現在の正式名称の略称である「'''さい栗線'''」などと呼ばれる。また、以前は県道36号線であったことから、現在でも一部で「'''サブロク'''」の俗称で呼ばれることもある。

=== 状況 ===

さいたま市の[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]周辺と[[茨城県]][[古河市]]以北の国道4号沿線を最短で結ぶ、全区間4車線の幹線道路であるが、時速50km制限区間が多く、[[上尾市]]の一部区間は、騒音に対する住民の抗議により、時速40kmに制限されている。道路立体交差もは国道16号重複区間と、国道122号[[蓮田岩槻バイパス]]との関山北交差点のみで、右折車線の不十分な交差点も多く、右折車が原因で交通の流れがしばしば遮断され、ほぼ全線を通して流れが良いとは言い難い道路である。道路工事や交通事故などを原因として全長5 km程度の渋滞が発生することも珍しくない。また、一部区間では歩道が未整備である。

一方、沿線である[[伊奈町]]、[[蓮田市]]、[[白岡市]]、[[久喜市]]は、当路線の周辺を区画整理して、市街地化を推進した。これらの沿道では、[[ホームセンター]]や[[飲食店]]といった[[ロードサイド店舗]]が数多く立地し、埼玉県内でも有数の激戦区となっている。また、物流という意味でも比較的便利な立地であるため、倉庫や運送会社の集配拠点施設、ホームセンターの配送センターといった施設も数多い。