「ルビャンカ駅」の版間の差分

2017年1月19日 (木) 10:46時点における版

2018年2月4日 (日) 13:48時点における版

33行目:

== 歴史 ==

[[1933年]]12月に建設開始されたが、当初から極度の土壌条件の悪さが技術者を困惑させた。[[ルビャンカ広場]]周辺の土壌は[[ジュラ紀]]の粘土、その上に[[流砂]]および[[石炭紀]]の粘土から形成されている。地下鉄駅は石炭紀の土壌の上に設置する計画だったが、ネグリンナヤ川の付近が当初の想定以上に軟弱な地盤であり、かつ空気に触れると膨張する性質があったため、この区間のトンネルは短期間に迅速に建設しなければならなかったほか、駅舎の計画自体も変更を余儀なくされた。また、二層の粘土層の間にある流砂層の存在も工事においては大きな障害となった。

これらの難工事にもかかわらず着工からわずか1年半後の[[1935年]][[5月15日]]には開業を実現させ、地下鉄の設計を行なったニコライ・ラドフスキーの記念碑がニコルスカヤ通りに建設された。