「1987年までの近畿日本鉄道ダイヤ変更」の版間の差分

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南大阪線関係では準急の増発と普通の運転区間延長により、昼間時には大阪阿部野橋駅 - 古市駅・河内長野駅・橿原神宮前駅・吉野駅間の準急と大阪阿部野橋駅 - 藤井寺駅間の普通がそれぞれ従来の15分間隔から12分間隔で運転されるようになった。この時刻変更では吉野特急の全列車が高田市駅に停車するようになった<ref group="注釈">ただし、1980年台前半まで越年終夜運転の特急は高田市駅を通過し、古市駅に停車していた。- 橿原神宮初詣パンフレット(時刻表付き)、近畿日本鉄道発行によると、1982年大晦日運行のものは高田市駅通過、1987年大晦日運行のものは高田市駅停車である。</ref>。
 
特急関連では、当時乗客の増加が著しい状況であった名阪甲特急の最低両数が3両編成となり、2両編成で運転する列車が消滅した。また名阪乙特急と同一時刻パターンで上本町駅発着<ref group="注釈">ただし、湯の山温泉駅発近鉄難波駅行も1本のみ設定。</ref>の湯の山特急を運行することをやめ(そのため、湯の山特急の運行時間帯は名阪乙特急の運行間隔が2時間に開き、別に近鉄名古屋駅 - 松阪駅間の名伊乙特急を運行することで補完していた)、湯の山特急を別枠で設定することした<ref group="注釈">上本町駅 - 湯の山温泉駅間の運行で、名阪乙特急が停車していた名張駅・白子駅は通過していた。ただし、湯の山温泉駅発近鉄難波駅行も1本のみ設定。</ref>。これに伴い名阪乙特急も1時間間隔となった<ref>『近鉄時刻表』1979年号、56 - 60頁、206 - 210頁</ref><ref>『近鉄時刻表』1980年号、56 - 60頁、222 - 226頁</ref>。
 
同年には特急用車両として12400系の3連版となる12410系(現在は4連)が投入され、名阪甲特急を中心に運用を開始した。一般車では奈良線に初の界磁位相制御車の8800系が2編成投入され、その後1000系・8000系・8400系・8600系など抵抗制御車の一部の編成が界磁位相制御方式に改造されることになった。