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'''古琴台'''(こきんだい、{{Lang-zh-short|古琴台}}、{{ピン音|Gǔqín tái}})は、[[中華人民共和国|中国]]の[[湖北省]][[武漢市]][[漢陽区]]にある中国十大古琴曲の一つ「高山流水」
中国の[[戦国時代 (中国)|戦国時代]]に編纂された書物『[[呂氏春秋]]』本味篇や『[[列子]]』湯問篇に記された、[[伯牙]]と[[:zh:鍾子期|子期]]の次のような逸話の舞台が、ここ'''古琴台'''とされる。『呂氏春秋』本味篇の原文(古文)と日本語意訳は次のようなものである。
:''凡賢人之德,有以知之也。伯牙鼓琴,鍾子期聽之。方鼓琴而志在太山;鍾子期曰「善哉乎鼓琴巍巍乎若太山。」少選之間,而志在流水;鍾子期又曰「善哉乎鼓琴,湯湯乎若流水。」鍾子期死,伯牙終身不復鼓琴,以為世無足復為鼓琴者。''
:''伯牙は古琴の名人で、鍾子期はその良い聴き手だった。伯牙が高い山に登る気持ちで琴を弾くと、鍾子期は「すばらしい、まるで険しい泰山のようだ」と言い、伯牙が川の流れを思い浮かべて弾くと、鍾子期は「すばらしい、まるで広大な長江か黄河のようだ」と言った。鍾子期が死ぬと、伯牙は琴を弾くに値する人がいなくなったと思い、琴を壊して絃を絶ち、生涯琴を弾かなかったという''
琴台公園の北側には、武漢琴台音楽庁と[[:zh:武汉琴台大剧院|武漢琴台大劇院]]がある。
== 公園内施設 ==
* 琴台方碑 - 1976年修復されたもの。高さ1.75mで伯牙台とも呼ばれる
* 蝋人形館(蜡像馆)
* 印心石屋
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