「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」の版間の差分

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#:クレジット通り作詞には桑田のほかにも、朝鮮語補作詞として[[具善恵]]が携わっている。なお、この曲の歌詞に出てくる韓国語は「[[チゲ]]」「[[キムチ]]」「[[チョゴリ]]」「[[プルコギ]]」「[[ハングル]]」「アボジ(お父さん)」「オモニ(お母さん)」「僑胞(在外韓国人)」「アンニョンハセヨ(こんにちは)」「ゲンチャナヨ(大丈夫)」といった言葉のみで、それ以外はすべて日本語であった。
#:後年には、前述の通りこの曲の歌詞の影響で桑田の[[桑田佳祐#出自・思想について|出自]]に関するデマが一部で流れたり<ref name="wakaranai" />、桑田の母校[[茅ヶ崎市立第一中学校]]の毎年9月の行事「コミュニティ・サタデー」の中で行われるハングル語の授業の教材として使用されたり<ref name="wakaranai">[http://www.mindan.org/front/newsDetail.php?category=8&newsid=22359 <布帳馬車>LOVE KOREA][[在日本大韓民国民団]]</ref>、[[朝鮮日報]]でこの曲が取り上げられるなどの反響を呼んだ<ref name="kokoro" />。
#:なお、桑田はこの曲が発表される以前にも1984年の著書『ケースケランド』(ISBN 4087800792)の表紙が、顔を白く塗った桑田の左側の頬にハングル文字を書いたものになっていたり{{Refnest|group="注"|『ケースケランド』で桑田の左頬に書かれた文字はウェンチョ(왼쪽、「左側」の意)だったため、2015年には政治的な意図があるのではないかとネット上で物議を醸した。桑田自身は「僕には何か特定の主義もなければ思想もありませんし、右でも左でもリベラリストでもなけりゃ、聖人君子でも何でもない」といった趣旨の発言をしている<ref> SWITCH Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] P22より。</ref>。なお、『ケースケランド』は1986年に文庫化(ISBN 408749084X)されているが、その際には頭に花を生やし、サングラスをかけ、テニスラケットを持った桑田のイラストの表紙に変更された。}}、自身が1990年に監督を務めた映画『[[稲村ジェーン]]』で看板の文字にハングルを登場させる<ref name="ハングル" />など、この曲にあるような要素を演出として度々使用していた。桑田はハングル文字を演出として登場させた事について「ミスマッチの仕方が、多少定番とズレている方が面白い」といった持論を『[[稲村ジェーン]]』制作時に発言していた<ref name="ハングル">『桑田佳祐「平成NG日記」』P14 - P15、講談社、1990年。</ref>。
#:ライブでは同年のライブ『ホタル・カリフォルニア』のみでしか演奏されておらず、同公演のライブビデオからもカットされているため現在までソフト化された音源は本作と「[[桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜]] あいなめBOX」(アミューズソフトエンタテインメント、2010年)<ref>[http://www.amuse-s-e.co.jp/music_tiger/main.html 「桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜」あいなめBOX]アミューズソフトエンタテインメント </ref>のみ。