「氷と炎の歌の世界」の版間の差分
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: [[オベリン・マーテル]]の来訪時に出迎えた[[ティリオン・ラニスター|ティリオン]]の言によると、キングズランディングは、50万を超える人口があると推測されている。
==エッソス==
''氷と炎の歌''の物語の一部は[[#ウェスタロス|ウェスタロス]]から〈狭い海〉を超えた、エッソスと呼ばれる東の巨大な大陸と島々からなる地域で起こる。
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;{{Anchor|ラザール}}
:[[#ドスラクの海|ドスラクの海]]の南にある半乾燥性の土地。牧草地と丘からなる地域であり、銅色の肌、平べったい顔、そしてアーモンド型の眼をもつ平和的な種族であるラザール人が住む。大部分は羊飼いであり、ドスラク人からは〈仔羊人〉と呼ばれ、しばしばドスラク人に略奪される。ラザール人は〈偉大なる羊飼い〉と呼ばれる神を崇め、全ての人間は一つの群れの一部であると信じる。
;{{Anchor|赤の荒れ地}}
;{{Anchor|クァース}}
:エッソス大陸南東部の、〈夏の海〉と〈翡翠海〉をつなぐ海峡を見下ろす位置にある。東西南北をつなぐ商業と文化の架け橋である都市。富を誇示するその建築物は壮大な景観となる。それぞれ30フィート(9メートル)、40フィート(12メートル)、50フィート(15メートル)の高さの三重の壁に囲まれ、それぞれの壁は種々の動物、戦争の場面、そしてさまざまな男女の交わりの彫刻で飾られる。街の建物は薔薇、菫そして琥珀などの色合いを帯びる。高く細い塔が街中に聳え立ち、あらゆる広場を噴水が飾る。幾千もの鳥や木々や花々が街を埋め尽くす。
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===エッソスの未踏の地===
;{{Anchor|イ・ティ}}
;{{Anchor|アッシャイ}}
:しばしば“影に触れるアッシャイ”(“影のほとりのアッシャイ”)と呼ばれ、エッソス大陸のはるか東、[[#ドスラクの海|ドスラクの海]]の南にある港湾都市。アッシャイに行くことは“影の下を通る”と表現されることもある。アッシャイは翡翠海に面して賑わう交易地であり、黒アメジスト、琥珀、黒曜石(ドラゴングラス)を輸出する。当地には多くの秘密の知識が蓄えられている。他のどの地よりも、[[#ドラゴン|ドラゴン]]に関する伝承を伝えているらしい。アッシャイには [[#ウェスタロス|ウェスタロス]]のメイスターも住む。また、アッシャイの古代の書には、[[#ル=ロール|ル=ロール]]( ルラー)の教団が信じる、“アゾル・アハイ”(“エイゾール・アハイ”)の予言が記録されている。アッシャイとそこに住む人々は、他の土地では不吉な評判を立てられている。アッシャイ人は、青白い肌で、多くは赤い髪であり、暗く重々しい表情を浮かべがちである。[[#ドスラクの海|ドスラク]]人は、アッシャイ人は〈影の卵〉であると信じている。[[#影の土地|〈影の土地〉]]とアッシャイを含む地域は、単に〈影〉と呼ばれることがある。
;{{Anchor|ジョゴス・ナーイ}}
;{{Anchor|イッベン}}
;{{Anchor|影の土地}}
:はるか東の土地。既知の世界の東の端に位置し、[[#アッシャイ|アッシャイ]]の隣あるいは向こう側にある。西方世界では〈影の土地〉に関する種々の物語が語られるが、どこまでが真実なのかは明らかでない。石化した[[#ドラゴン|ドラゴン]]の卵は〈影の土地〉からもたらされ、ドラゴン自身が〈影の土地〉に起源を持つと言われている。[[#ドスラクの海|ドスラク]]人は、〈幽霊草〉が〈影の土地〉を覆い、その茎は闇に光り、馬上の人よりも高く育つと信じている。この土地に生まれたものは〈影の人々〉と呼ばれ、体を刺青で覆い、赤い漆塗りの木の仮面をつける。彼らは陰気で恐ろしい存在として描かれている。彼らの中には、血の犠牲を必要とする呪文を用いる、血の魔法を使う者もいる。〈影の土地〉と[[#アッシャイ|アッシャイ]]は合わせて〈影〉と呼ばれることが多い。
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:古代ヴァリリアは、 『[[氷と炎の歌]]』の出来事の数百年前、〈破滅〉が訪れた時に崩壊した。〈破滅〉は明らかに火山に関係したものであるが、ヴァリリアの街を取り巻く土地をばらばらに壊して小さな島々となし、島々の間には〈煙立つ海〉を作った。現在、この地域は“悪魔が出る”として描かれており、多くの人はこの土地に行くことを恐れ、“〈破滅〉がいまだにヴァリリアを支配する”と言われる。8つのヴァリリア自由都市が〈破滅〉を生き延び、ターガリエン家がドラゴンストーンに逃げおおせたにもかかわらず、ヴァリリアの文化、言語そして工芸のほとんどは〈破滅〉で失われた。
:ヴァリリアは、ドラゴンを育成して戦争の兵器として使うという、特殊な力によって記憶されている。その軍事力のほとんどはドラゴンの戦場での有効性に負うものであり、〈征服戦争〉において[[#ウェスタロス|ウェスタロス]]の王たちの数多の恐るべき軍を破ったのは、エイゴン・ターガリエンとその姉妹たちの、ドラゴンを支配する力であった。ヴァリリアはまた、比類なき質の武器となる'''〈ヴァリリア鋼〉'''と呼ばれる特別な金属を鍛えたことでも知られる。〈ヴァリリア鋼〉の刃は、通常の鋼に比べて軽く強く鋭く、[[ダマスカス鋼]]に類似した独特の刃紋を持つことが特徴である。この金属を新しく作る秘密は明らかにヴァリリアとともに失われており、貴重品である。ただし、既存の剣を溶かして鍛え直すことはできる。ウェスタロスに残るほとんどのヴァリリア鋼の剣は高貴な名家の家宝となり、それぞれが名前と物語を持っている。[[スターク家]]の大剣アイスはそのような剣の一つである。
==ソゾリオス==
==ウルソス==
==宗教==
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