「氷と炎の歌の世界」の版間の差分
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;{{Anchor|ドラゴン}}
:ドラゴンは物語の上で重要な役割を果たす。エイゴン征服王は3頭を[[#ウェスタロス|ウェスタロス]]に連れてきて七王国の統一に用いた。王の子孫はドラゴンを飼い繁殖させたが、やがてその数は減じ、『[[氷と炎の歌]]』の200年ほど前に起きた、〈双竜の舞踏〉(The Dance of the Dragons)として知られる、[[ターガリエン家]]の王位継承をめぐる内戦で多くのドラゴンが殺され、やがて死に絶えた。物語の当初、ドラゴンは絶滅したと信じられ、石化したドラゴンの卵だけが残る。 [[デナーリス・ターガリエン|デナーリス]]は[[カール・ドロゴ]]の葬儀の燃える薪の上で、3個のドラゴンの卵を孵すことに成功し、世界にドラゴンを甦らせる。
:この物語のドラゴンは、鱗があり、炎を吐く、動物程度の知性を持つ爬虫類である。ドラゴンには前足に蝙蝠のような皮の翼がある。氷と炎の歌の挿絵では4本の足と、独立した翼が描かれているが、作者の[[ジョージ・R・R・マーティン]]はこれらの絵が不正確であると繰り返し強調している。ドラゴンには誰でも乗れるわけではなく、乗りこなそうとして多くの人間が命を落とした。長命なドラゴンは一人以上の乗り手を選ぶことがあるが、一人の人間が二頭以上のドラゴンに選ばれることはない<ref>"Dangerous Women"収録の中編"The Princess and the Queen"による</ref>。ヴァリリア人であるターガリエン家の血の濃い者だけが、ドラゴンと絆を結ぶことができる。長じるにつれドラゴンの皮膚は硬さを増して貫くことは難しくなり、目だけが唯一の弱点となる。
;{{Anchor|鴉}}
:『[[氷と炎の歌]]』の鴉は、鳩と同様に帰巣本能が強く、かつ体が大きく猛禽類から襲われにくいため、手紙の運搬に用いられる。多くの鴉は一つの城に行くよう訓練されているが、中には口頭の命令で複数の城のうちの一つを選んで飛べる鴉もいる。鴉の中には、人語を解するだけでなくオウムのように限られた人語を話すものもあり、ペットとして飼われる場合もある。
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