「氷と炎の歌の世界」の版間の差分

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北部: ドラマエピソード名と地名の区別
エピソード名と架空の場所、組織名の区別
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:〈壁〉の南には'''ギフト'''、'''ニューギフト'''と呼ばれる細長い土地がある。〈冥夜の守人〉はこの土地に補給を頼る。北部に境界を接しながらも、〈壁〉とギフト、ニューギフトは七王国から法的に独立しており、法の及ばない土地である。〈壁〉の防衛の補給のため、〈冥夜の守人〉はこの土地の管理を数千年間続けており、[[ターガリエン家]]が[[#ウェスタロス|ウェスタロス]]を征服して七王国を統一した時にも、ターガリエン家に名目上の忠誠を誓わせただけで、〈冥夜の守人〉にこれらの土地の管理を続けさせた。しかし、物語の時点では住人がいない。
;{{Anchor|冥夜の守人}}
{{Otheruses|同ドラマシリーズおよび[[ジョージ・R・R・マーティン]]の小説シリーズ『[[氷と炎の歌]]』に出て来る架空の組織|ドラマシリーズ『[[ゲーム・オブ・スローンズ]]』のエピソード|冥夜の守人 (ゲーム・オブ・スローンズ)}}
:〈冥夜の守人〉は土地と称号を持たず、妻や子を持たず、家族との絆を断ち切り、七王国の争いには関わらず、脱走しないことを誓う。誓いを破ることは死罪に値する。〈冥夜の守人〉は黒い衣だけをまとうため、〈冥夜の守人〉に加わることを“黒衣を着る”とも言われ、蔑称として〈鴉〉とも呼ばれる。〈冥夜の守人〉に参加することは今でも名誉だと考えられ、身分にかかわらず〈冥夜の守人〉の中の階級を登ることができる。だが近年は、七王国の防衛のために志願する者は少数となり、ほとんどが七王国から追放された犯罪者や裏切り者からなる弱体化した集団となっている。最後に〈異形〉が現れてから数千年が経過したため、七王国においては警戒心が薄れており、〈壁〉の防御は弱まっている。〈守人〉の員数は減り、〈壁〉に沿う19の城のうち、もはや'''〈黒の城〉'''、〈海を望む東の物見城〉(〈海辺の東方監視所〉)、〈影の塔〉の3城にしか守備隊がいない。〈野人〉は〈壁〉を通り抜けられないが、登って越える者、あるいは船で沿岸を迂回する者がいる。〈守人〉の新入りにはそれぞれ役割が与えられる。'''〈工士〉'''は壁を補修し、武器を作る。'''〈雑士〉'''は日常の雑事を行う。'''〈哨士〉'''は戦いと偵察を行う。
;{{Anchor|壁の向こう側}}
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;{{Anchor|ハレンの巨城}}
{{Otheruses|同ドラマシリーズおよび[[ジョージ・R・R・マーティン]]の小説シリーズ『[[氷と炎の歌]]』に出て来る架空の場所|ドラマシリーズ『[[ゲーム・オブ・スローンズ]]』のエピソード|ハレンの巨城 (ゲーム・オブ・スローンズ)}}
:ウェスタロスの中央部の湖である〈神の目〉の北岸に位置し、当時リヴァーランドをも支配していた鉄諸島のハレン暗黒王によって、史上最大の城として建設された。黒い石を使って建設され、5つの巨大な塔と一軍を入れられるほどの大広間をそなえ、ハレンの傲慢さの記念碑となっている。だが工事を終えた直後にエイゴン征服王の侵略が始まった。エイゴンの[[#ドラゴン|ドラゴン]]の前では、分厚く高い壁も役に立たず、ドラゴンの炎は、城の石を粉砕して溶かし、ハレンとその息子たちを殺した。ハレンの血統は絶え、その王国は征服された。
:ハレンの破滅の後、この城は様々な家によって所有された。悲惨な末路を迎えた居住者が多かったため、城には呪われていると言う悪評がついた。このように巨大な城を維持し兵を配置することは、兵站的にも経済的にも困難であり、〈ハレンの巨城〉は無用の長物となった。
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;{{Anchor|ドラゴンストーン}}
{{Otheruses|同ドラマシリーズおよび[[ジョージ・R・R・マーティン]]の小説シリーズ『[[氷と炎の歌]]』に出て来る架空の場所|ドラマシリーズ『[[ゲーム・オブ・スローンズ]]』のエピソード|ドラゴンストーン (ゲーム・オブ・スローンズ)}}
:[[File:Downhill Strand, Derry - Londonderry - geograph.org.uk - 222956.jpg|thumb|ドラマシリーズでは[[北アイルランド]]のDownhill Strandでドラゴンストーンの浜辺のシーンが撮影された]]
:[[File:Gaztelugatxe_4199995260.jpg|thumb|ドラマシリーズのシーズン7では[[スペイン]]の[[ガステルガチェ]]でドラゴンストーンのシーンが撮影された]]