「桂小枝」の版間の差分
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この時期、高校時代の教師([[兵庫県立西宮高等学校]]に転任していた)から「自分の教え子に落語家志願の生徒がいるので苦労話を聞かせてやってくれ」と頼まれて学校まで出向き、相手の生徒と差し向かいで話をした。その高校生の名は井田達夫といい、現在の[[笑福亭松喬 (7代目)|七代目笑福亭松喬]]である(その当時、井田少年は落語家になることを親に反対されていた)。話の内容は「いずれ落語の世界に入るなら、ご両親も大学だけは行ってくれと話しているのだから、進学してはどうか。兄弟子の[[桂文枝 (6代目)|桂三枝]]・[[桂文珍]]も大学を出て落語家になっている。大学の4年間を芸の肥やしにするか、回り道にするかは君次第だ」というものであった<ref>[http://www.osaka-sandai.ac.jp/uppdf/univ_information/TtnLCrtSiw-200907281535-p032.pdf 大阪産業大学学園ニューズレターNeoSU] 2009年7月号(三喬へのインタビュー記事)</ref>。
[[1981年]]9月、師匠をはじめとする周囲の勧めもあり、'''桂 小枝'''に改名。5代目文枝は著書で「変えさせた」と記している{{Sfn|5代目桂文枝|2011|p=228}}。以降、関西ローカルの[[テレビ番組]]などで顔を売る。当時は『[[TV-JACK]]』([[ABCテレビ]])内の「美人数珠繋ぎ」など、関西ローカル深夜番組のロケコーナーを受け持つが、人気は今ひとつ出なかった。テレビデビューかつ初レギュラーとなった生放送のテレビ番組では、放送禁止用語を言ったために即レギュラーから降ろされている。<br />[[1988年]]より[[2013年]]まで『[[探偵!ナイトスクープ]]』の探偵としてレギュラー出演。ねちっこい話し方と小ネタ集、パラダイス(全国にある面白[[テーマパーク]])紹介で人気を獲得した。特に「謎の爆発卵!?」(通称、[[爆発卵]])の放送回は、『探偵!ナイトスクープ』の視聴率が関西圏のみで30.5%を記録するなど、現在でも傑作の呼び声が高い。探偵紹介を受けてからの挨拶「'''よろしくお願いしま〜す、桂小枝で〜す、お願いしま〜す'''」(放送によっては、名前を先に挨拶する時もある)と、終わった後の第一声「'''しかし、まぁ〜何ですね〜'''」、直後の収録時と放送日との差をネタにしたトークがトレードマークとなっていた<ref>ただし、編集の都合でその部分がカットされることがある。</ref>。[[島田紳助]]は「小枝は35歳になってから売れる」と予言していたが、33歳のときにレギュラー出演が決まったこの番組のおかげでその予言が的中することとなった。予言した理由は「若いうちは独特の粘っこい口調は無理がある、あの話し口調はそれ相応の歳になってからでないと合わない」と読んだためと、後日談として話していた。{{要出典|date=2019年8月18日 (日) 06:18 (UTC)}}
[[桐灰化学]]の[[懐炉|カイロ]]のCMに出演して、関西以外の地域でも名が知られるようになった。小枝はこのCMのために剃髪しているという。桐灰側もこのCMによって企業の知名度、業績やカイロのシェアが上昇したため、リクルート情報などにおける企業紹介でも普通に「桂小枝さんのCMでおなじみの会社です」などという文句を用いている。
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