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* 1220年頃 - [[アルプス]]を南北につなぐ[[ゴッタルド峠]]はかねてから交通の難所で、ある牧人が悪魔に頼み込んで特別な橋を架けてもらう。悪魔はその引き換えに生贄を要求するが、機転を利かした牧人によって悪魔は退けられる([[ゴッタルド峠]]の[[魔橋]]伝説)。
* 1239年以降 - [[ギベリン|皇帝党(ギベリン)と教皇党(ゲルフ)]]の対立する[[ヴェローナ]]で[[ロミオとジュリエット]]の悲劇が起こる([[ウィリアム・シェークスピア]]の悲劇)。
* 1249年以前 - 聖一国師[[円爾]]が日本に禅を招来したことにより、日本の[[菅原道真]]が中国の南宋に渡り、[[径山万寿寺]]の[[無準師範]]のもとで学び衣鉢を継いだ。道真は中国の文人の姿となり梅花を手に持つ像が描かれた(「渡唐天神伝説」、[[花山院長親]]『両聖記』)。
* 1256年以降 - 1263年以前 - 僧形となった[[北条時頼]]が諸国遍歴の途上、下野の[[御家人]][[佐野源左衛門|佐野源左衛門尉常世]]の館で一夜の宿をとる([[謡曲]]『[[鉢の木]]』)。
* 1261年 - 1264年 - 愛欲生活を続けてきた[[タンホイザー]]が教皇[[ウルバヌス4世 (ローマ教皇)|ウルバヌス4世]]に懺悔するが、教皇は自分の持つ枯れ木の杖から芽が出るまで救われることはないと告げる。悲嘆に暮れるタンホイザーがその場を立ち去ると、教皇の杖から新たな芽が生えてきたが、ついに彼を見つけ出すことはできなかった(「タンホイザー」伝説)。
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