「名探偵コナンの登場人物」の版間の差分
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→公安警察の故人: 景光の携帯電話「ガラケー→スマートフォン」に変更。 |
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; [[灰原哀|灰原 哀]](はいばら あい) / 宮野 志保(みやの しほ)
: 声 - [[林原めぐみ]]、演 - [[柴田杏花]](灰原:声は林原めぐみ) / [[香椎由宇]](志保)
: 本名は宮野志保。頭脳明晰(ずのうめいせき)な[[科学者]]。元「[[黒の組織]]」のメンバーで、APTX4869の開発者でもある。組織でのコードネームは'''[[黒の組織#シェリー|シェリー]]'''。
:APTX4869を服用したことでコナンと同様、体が幼児化したために阿笠博士の家に居候しながら小学生・「灰原哀」として生活する一方、APTX4869の解毒薬を試作中。 : 米国版での名前は'''Anita Hailey'''(アニータ・ヘイリー)。
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; [[服部平次|服部 平次]](はっとり へいじ)
: 声 - [[堀川りょう]] / [[比嘉久美子]](幼少時代)<ref name="から紅の恋歌">劇場版第21作『[[名探偵コナン から紅の恋歌|から紅の恋歌]]』。</ref>、演 - [[松坂桃李]]
: [[大阪]]を中心に活躍する高校生探偵。コナンのライバルであり、親友である。
:東の高校生探偵である工藤新一に対し、'''西の高校生探偵'''としてその名を響かせている。 :愛車のバイクは[[川崎重工業|kawasaki]]の[[カワサキ・KLX#KLX250|KLX250]]{{refnest|group="注"|88巻での描写による<ref name="ゾンビの館の惨劇">単行本88巻File.5「ゾンビブレイド」 - File.9「灯台下暗し」(アニメ830話 - 832話「ゾンビが囲む別荘」)。</ref>。}}。[[剣道]]の達人でもある。 : 米国版での名前は'''Harley Hartwell'''(ハーレー・ハートウェル)。
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; [[阿笠博士|阿笠 博士]](あがさ ひろし)
: 声 - [[緒方賢一]] / [[田中一成]](少年時代)、演 - [[田山涼成]]
: 工藤家の隣人で[[発明家]]。コナンが使っている[[名探偵コナン#道具|メカ]]ならびに探偵バッジの製作者でもある。
:愛車は黄色の[[フォルクスワーゲン・タイプ1|ビートル]]。 : 米国版での名前は'''Hershel Agasa '''(ハーシェル・アガサ)。
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; <span id="工藤優作">工藤 優作(くどう ゆうさく)</span>
: 声 - [[田中秀幸 (声優)|田中秀幸]]{{refnest|group="注"|『[[ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE]]』の企画で行われた[[モンキー・パンチ]]との対談で、青山は優作役に当初[[山田康雄]]を希望していたと発言している<ref>{{Cite web|url=http://sp.mco.cybird.ne.jp/cms/cms_top.php?key1=16&key2=29&site_id=1|title=先生対談2|work=名探偵コナン 公式サイト|publisher=[[サイバードホールディングス|CYBIRD]]|accessdate=2016-10-24}}{{出典無効|title=携帯用サイトではなくPCでも閲覧可能なサイトを。|date=2016年10月25日 (火) 06:35 (UTC)}}</ref>。山田は『コナン』のアニメ放送開始の前年に亡くなったので、小五郎役の神谷と関係の近いキャラクターで配役されることが多い田中が起用された。}}
: コナン(新一)の父親。
:
: コナン(新一)以上の推理力の持ち主<ref group="注">コナンが完全には解けなかった事件を解き明かしたことがある。</ref>で、劇場版でも本編においても情報を集めた程度で被疑者を特定している。さらに有希子を介してだが、黒羽盗一(初代怪盗キッド)との一文字会話で問いかけを見ることなく返事を用意していた<ref name="工藤新一少年の冒険">単行本55巻File.6「月下」 - File.9「落日」(アニメ472話 - 473話「工藤新一少年の冒険」)。</ref>。同様の気質を持つコナンに「推理のことしか頭にない男」と言わしめるほどの推理オタク<ref group="注">自宅には世界各国の推理小説が所狭しと並んでおり、朝に新聞を読む際にも事件の内容を独り言で推理している。</ref>で、さまざまな事件の新聞記事を自宅にスクラップしている。若い頃から[[目暮十三|目暮警部]]の捜査に協力している{{refnest|group=注|親子2代に渡って行われた事件を、新一との親子2代に渡って解決したこともある<ref name="帰ってきた新一…">単行本26巻File.5「束の間の休息」 - File.7「思い出の場所」(アニメ192話「命がけの復活 帰ってきた新一…」 - 193話「命がけの復活 約束の場所」)。</ref>。}}他、[[ニューヨーク市警察|ニューヨーク市警]]警部の'''ラディッシュ・レッドウッド'''(声 - [[石田太郎]])<ref name="工藤新一NYの事件" /> や[[スコットランドヤード]]<ref name="ホームズの黙示録">単行本71巻File.3「名探偵の弟子」 - 72巻File.1「厄介な難事件」(アニメ616話 - 621話「[[名探偵コナン ホームズの黙示録|ホームズの黙示録]]」)。</ref>、[[国際刑事警察機構|インターポール]]<ref name="江戸川コナン誘拐事件" />などとも友人関係を築いており、顔が利く。初代怪盗キッドとは、小説家として駆け出しの頃から何度も対決しており{{refnest|group=注|阿笠<ref name="コナンvs怪盗キッド…" /> や有希子<ref name="工藤新一少年の冒険" /> によると、当時各国の警察を子供のように手玉にとる怪盗1412号に興味を持って「1412」を「KID.」(14がKとI、12がD.)と読み間違えたことが「怪盗キッド」と呼ばれるきっかけとなり、事実上キッドの命名者となっている。}}、その正体についても気付いていた。
: [[飛行機]]や[[モーターボート]]など多数の免許を取得しており、[[拳銃]]も扱える<ref group="注">劇場版でコナン(新一)が、優作と一緒に射撃練習していたことを回想している。</ref>。また、[[ポルトガル語]]を話せるなど語学も堪能であり他分野においても高い実力を持っている。イタズラ好きな性格で、[[ダジャレ]]のセンスはコナンや有希子に「寒い」とあきれられるほど下手である<ref name="上野発北斗星3号">単行本22巻File.4「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」 - File.7「終着駅」(アニメ144話 - 145話「上野発北斗星3号」)。</ref>。
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; <span id="赤井秀一">赤井 秀一(あかい しゅういち) / 沖矢 昴(おきや すばる)</span>
: 声 - [[池田秀一]](赤井) / [[置鮎龍太郎]](沖矢)
: 「銀の弾丸(シルバー・ブレット)」の異名を持ち、黒の組織から最も警戒されている凄腕のFBI捜査官。
:組織へは「'''諸星 大'''(もろぼし だい)」という偽名で潜入調査もしており、組織からも'''[[黒の組織#ライ|ライ]]'''のコードネームを与えられていた時期がある。とある理由から自らの死を偽装して姿をくらまし、現在は変装し「沖矢昴」として工藤邸に在住している。 :: 赤井秀一の詳細とFBI捜査官としての活動実績については、「[[FBI (名探偵コナン)#赤井秀一|FBI (名探偵コナン)#メンバー]]」を参照。本項では赤井の仮の姿にして、コナンにも協力する「沖矢昴」としての活動詳細について述べる。
:;
:: 「東都大学大学院[[工学部]]博士課程の<ref group="注">大学に通っていることを証明するシーンもなく、家にいる場合が大半。</ref>[[大学院|大学院生]]。27歳。」を表向きの素性としている。
:: 顔は有希子の[[特殊メイク]](当初は有希子が工藤邸で一緒に住みながら施していたが、後に技術を伝授してもらい自力でメイクを行うようになった)により、細目であり、眼鏡をかけている。声は阿笠博士が開発したチョーカー型変声機で変えている(チョーカーの存在を隠すため、ハイネックや[[スカーフ]]など常に襟の詰まった服装をしている{{refnest|group="注"|蘭・園子・世良は一度だけ沖矢の首元を見たことがあるが、その時の沖矢は変声機を着けていないのでジェスチャーで対応していた<ref name="工藤優作の未解決事件" />。}})。この時に[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]好きであり、好きな色、嫌いな色は共に黒だという{{refnest|group="注"|理由は共に、他人に知られたくない自分の内面を覆い隠してくれるからとしている<ref name="赤白黄色と探偵団">単行本60巻File.3「赤白黄色」 - File.5「新たな隣人」(アニメ509話「赤白黄色と探偵団」 - 510話「コナンvsW暗号ミステリー」)。</ref>。}}ことも判明した。
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; 坂本 琢馬(さかもと たくま){{refnest|group=注|初登場時、下の名前は一貫してひらがな表記だった<ref name="1年B組大作戦" /> が、再登場してからは漢字で表記されている<ref name="もののけ倉でお宝バトル">単行本66巻File.5「もののけ倉」 - File.7「倉の秘密」(アニメ571話 - 572話「もののけ倉でお宝バトル」)。</ref>。}}
: 声 - [[愛河里花子]]
: 帝丹小学校1年B組。
:入学直後に重傷を負って10月まで学校を休んでいたため、クラスでは浮いた存在となっており、歩美や光彦にも下の名前は覚えてもらっていなかった<ref name="1年B組大作戦" />。 : 自分からクラスメイトに話しかけることができずにいたが、マリアと同じく学級活動を機にクラスに溶け込めた。
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; [[鈴木園子|鈴木 園子]](すずき そのこ)
: 声 - [[松井菜桜子]]、演 - [[岩佐真悠子]](単発第1作・第2作)・[[秋元才加]](単発第3作、連続ドラマ)
: 蘭の親友で、新一や蘭とは保育園時代からの仲。鈴木財閥の令嬢。
:米国版での名前は'''Serena Sebastian'''(セレーナ・セバスチャン)。 :<!--バグ回避のための行-->
; <span id="世良真純">世良 真純(せら ますみ)</span>
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; <span id="新出智明">新出 智明(あらいで ともあき)</span>
: 声 - [[堀秀行]]
: 帝丹高校卒業生の校医。新出医院の[[医師]]。25歳。
:
: 律義かつ{{読み仮名|面倒見|めんどうみ}}の良い性格で、生徒たちからの信頼も厚い。一方、父の殺害事件では自分の家族に疑惑の目を向ける目暮や小五郎に対し、「疑うことに憑かれて、人に対する気遣いを忘れた悪魔」と反発するなど、芯の強さも併せ持っている。また、お人好しな一面が見られ、自分に変装していた間の犯罪者らしからぬ[[黒の組織#ベルモット|ベルモット]]の行動から、彼女を悪人と思えないでいる<ref group="注">両親をベルモットに殺害された[[FBI (名探偵コナン)#ジョディ・スターリング|ジョディ]]にこの意見を告げた際には、一喝されている。</ref>。事件現場に出くわした際に検死を担当することもあるが、本人は「医者の使命は遺体の検死ではなく、被害者を救命して殺人者を出さないこと」と考えているため、その際は複雑な表情を見せている。
: ベルモットには新出を殺害したうえでの変装を画策されていたため、[[FBI (名探偵コナン)|FBI]]は彼を守るべく事故死を偽装し、[[証人保護プログラム]]の管理下に置いていた。学園祭の直後からベルモットに変装されていたが{{refnest|group=注|ジョディの「敵は姿を変えて学校に通っている」という発言や<ref name="バトルゲームの罠">単行本27巻File.7「試合開始」 - File.9「試合終了」(アニメ226話 - 227話「バトルゲームの罠」)。</ref>、新出の眼鏡のブリッジの本数から、学園祭の直後に入れ替わっていたことが示唆されている。原作では眼鏡のブリッジが本物は1本、ベルモットの変装では2本だった。ベルモットが組織の任務下に戻った後には、本物の新出も2本になっている。}}、彼女が正体を現して姿を消したため、それ以降は帝丹高校の校医に戻った{{refnest|group=注|作者は「新出先生、いろいろこれからヤバイ目に遭うかも……」、「元ベルモットが住んでいた場所ですからね。いろんなものが残されているかもしれない。そこに残っているものを見つけちゃったらヤバイ。」と、語っている<ref name="オフィシャルファンブック2004">[[#loveconan|『ラブ・コナン―名探偵コナンオフィシャルファンブック for ガールズ』]]</ref>。}}。
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; {{anchor|中道|中道(なかみち)}}
: 声 - [[山崎たくみ]](第361話)→[[坪井智浩]](第496話)→[[福島潤]](OVA『SECRET FILE Vol.4』)→[[松本健太]](第927話 - )
: 帝丹高校2年B組の生徒で、新一や蘭の同級生。下の名前は不明。
:
: 修学旅行では新一・蘭・園子・真純と同じ班のメンバーであり、天狗の面を着けて騒ぎを起こした連中を新一たちと一緒に取り押さえたり、現場にも立ち会ったりするなど事件にも関わっていた<ref name="紅の修学旅行" />。また、この時は直接会話を交わす描写はなかったが、平次<ref group="注">平次は単行本26巻File.4「命懸けの復活」(アニメ191話「命がけの復活 黒衣の騎士」)の帝丹高校の学園祭で起きた事件にて、新一とともに解決し(この時は和葉も居合わせていた)、新一の秘密を守るために「学校の恥だから」という理由を付けて事件を口外しないようマイクで呼びかけたことがあるため、帝丹高校の生徒たちは直接平次を見ているが、中道個人と出会ったのは京都の修学旅行が初めてである。</ref>・大岡紅葉・伊織無我・綾小路警部・沖田総司とも出会っている<ref group="注">和葉からも電話がかかってきて、平次と紅葉がそれぞれ会話する様子も見ていた。</ref>。
:<!--バグ回避のための行-->
; {{anchor|担任|担任}}
: 声 - [[辻親八]](第304話)→[[菅原淳一]](第343話 - )
: 帝丹高校2年B組担任。本名は不明<ref group="注">単発ドラマ版第1作では担任は名前のみ登場し、「巽(たつみ)先生」と呼ばれていたが、原作に設定が反映されているかは不明。</ref>。眼鏡をかけた小太りの男性で、右眉の根元に[[イボ]]がある。
:全国模試の試験監督中、私語をする蘭と園子を叱るが、自身もラジオを聴いていた。ただし、疲れた様子のジョディを気遣って相談を求めるなど、人当たりは良い。また、修学旅行の引率時には「訳あって事件に関わった事を伏せておきたい」という新一からの{{読み仮名|言伝|ことづて}}を聞いて、生徒たちに[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]などに投稿しないようにと指示して口止めをする配慮も見せていた<ref name="紅の修学旅行" />。 : 初登場時(単行本36巻File.11)はアシスタントによって描かれていたが<ref name="揺れる警視庁">単行本36巻File.8「帰らざる刑事」 - 37巻File.1「バイバイ…」(アニメ304話「揺れる警視庁 1200万人の人質」)。</ref>、再登場(単行本42巻File.2)以降は、元のデザイン通りに作者によって描かれるようになった<ref name="コンビニの落とし穴">単行本42巻File.2「good-bye ジョディ」 - File.4「信じられない結末」(アニメ343話 - 344話「コンビニの落とし穴」)。</ref>。
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; {{anchor|田代|田代(たしろ)}}
: 声 - [[ゆかな]](第361話)→[[川上彩]](第928話 - )
: 帝丹高校2年B組の女子高生で、新一や蘭の同級生。眼鏡をかけている。下の名前は不明。
:新一のことは「推理バカ」と認識しており、蘭に連れられてきたコナンを見て彼の頭を撫でながら「推理バカになっちゃダメよ」とジト目で冗談交じりに言って、コナンから心中で「ほっとけ」と呟かれている<ref name="帝丹高校学校怪談" />{{Efn2|name="田代と日高"|原作の該当シーンはアシスタントによって描かれ、その時点でどちらが田代でどちらが日高なのかは明言されておらず、台詞や仕草もアニメでは逆になっていた。}}。コナンについては蘭や園子からある程度聞かされている事が会話の中で示唆されている<ref name="帝丹高校学校怪談" />。 : その後の原作では未登場だが、アニメでは修学旅行編で姿が描かれており、新一・蘭・園子・真純・中道とは違う班のメンバーとして登場した<ref name="紅の修学旅行" />。新一と蘭の関係もにこやかに見ており、新一が途中で旅行から抜けたことを知って事件解決についての詳細を真純から聞こうとしていた<ref name="紅の修学旅行" />{{Efn2|name="モブキャラ"|原作の該当シーンは、アシスタントによって描かれた他のモブキャラ女子生徒の台詞になっている。}}。
:<!--バグ回避のための行-->
; {{anchor|日高|日高(ひだか)}}
: 声 - [[愛河里花子]](第361話)→[[田澤茉純]](第928話 - )
: 帝丹高校2年B組の女子高生で、新一や蘭の同級生。下の名前は不明。
:田代同様に新一のことを「推理バカ」と認識しており、蘭に連れられてきたコナンに「ホント、工藤君を小さくしたような生意気な顔をしているわね」と、冗談交じりに笑いながら言ってコナンを苦笑させている<ref name="帝丹高校学校怪談" />{{Efn2|name="田代と日高"}}。コナンについては蘭や園子からある程度聞かされていることが、会話の中で示唆されている<ref name="帝丹高校学校怪談" />。 : その後の原作では未登場だが、アニメでは修学旅行編で姿が描かれており、新一・蘭・園子・真純・中道とは違う班のメンバーとして登場した<ref name="紅の修学旅行" />。新一と蘭の関係もにこやかに見ており、新一に事件解決についての詳細を聞こうと思っていたが、用事により途中で旅行から抜けたと知ってがっかりしていた<ref name="紅の修学旅行" />{{Efn2|name="モブキャラ"}}。
:<!--バグ回避のための行-->
; {{anchor|山岸|山岸(やまぎし)}}
: 声 - なし
: 帝丹高校体育教師。角刈りと{{読み仮名|無精髭|ぶしょうひげ}}が特徴の男性で、ジャージを着用している。
:新一から「ゴリラ」というあだ名がつけられている。蘭のセリフによると、結婚しているらしい<ref name="月いちプレゼント脅迫事件">単行本3巻File.7「奇妙な贈り物」 - File.10「眼前セーフ」(アニメ7話「月いちプレゼント脅迫事件」)。</ref>。 :OVA「10年後の異邦人」にも登場している。 == 警察関係者 ==
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; [[目暮十三|目暮 十三]](めぐれ じゅうぞう)
: 声 - [[茶風林]]、演 - [[西村雅彦]](単発第1作)・[[伊武雅刀]](単発第2作・第3作、連続ドラマ)
: 警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の[[警部]]。小五郎の刑事時代の上司(当時は[[警部補]])。
:米国版での名前は'''Joseph Meguire'''(ジョゼフ・マグワイア)。 :<!--バグ回避のための行-->
; [[佐藤美和子|佐藤 美和子]](さとう みわこ)
: 声 - [[湯屋敦子]]、演 - [[上野なつひ]]
: 警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部補。捜査一課のアイドル的存在で、格闘・射撃の達人。
:米国版での名前は'''Miwako Simone'''(ミワコ・シモネ)。 :<!--バグ回避のための行-->
; [[高木渉 (名探偵コナン)|高木 渉]](たかぎ わたる)
: 声 - [[高木渉]]、演 - [[土屋佑壱|土屋裕一]]
: 警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の[[巡査部長]]。
:
:米国版での名前は'''Harry Wilder'''(ハリー・ワイルダー)。
:<!--バグ回避のための行-->
; <span id="千葉">千葉 和伸(ちば かずのぶ)</span>{{anchors|千葉和伸}}{{refnest|group=注|下の名前は[[2015年]][[12月9日]]に発売された『[[週刊少年サンデー]]』掲載のFile.942「千葉の難事件」にて初めて明かされた<ref name="千葉のUFO難事件">単行本89巻File.5「千葉の難事件」 - File.7「ソーラーバルーン」(アニメ847話 - 848話「千葉のUFO難事件」)。</ref>。なお、アニメで初めて名前が登場した回では名前が「'''和信'''」と誤表記されていた<ref name="コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー">アニメ805話「[[名探偵コナン コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー|コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー]](後編)」(アニメオリジナル)。</ref>。}}
: 声 - [[千葉一伸]] / [[愛河里花子]](少年時代)
: 警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の巡査部長。短髪・童顔・肥満体型の青年。年齢は24歳。
: 警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の巡査部長。短髪・童顔・肥満体型の青年。年齢は24歳。初期の愛車は3代目[[フィアット・500]]だったが、途中で[[日産・GT-R]]に買い換えている。高木刑事と同様、アニメ{{refnest|group=注|アニメでの初登場は138話で、原作における高木の台詞が千葉に置き換えられている<ref name="最後の上映殺人事件">単行本23巻File.1「チネ・チッタ」 - File.3「夢の場所」(アニメ138話 - 139話「最後の上映殺人事件」)。</ref>。}}から原作{{refnest|group=注|原作での初登場は単行本27巻File.6「時効成立」である<ref name="本庁の刑事恋物語3" />。}}にも登場するようになった。目暮警部の部下の中で唯一スーツを着用せず職務に服している。高木の後輩であり、彼に対して敬語で会話している{{refnest|group=注|元々、原作では高木と同期という設定であり、タメ口で会話していたが、その後は原作でも単行本76巻File.9から高木の後輩として描かれるようになった<ref name="命を賭けた恋愛中継">単行本76巻File.9「高木刑事からの贈り物」 - 77巻File.2「遅くなった墓参り」(アニメ681話 - 683話「命を賭けた恋愛中継」)。</ref>。}}。▼
:初期の愛車は3代目[[フィアット・500]]だったが、途中で[[日産・GT-R]]に買い換えている。
▲:
: 帝丹小学校の出身で、小林先生の2学年下。学生時代は柔道を選択。兄<ref group="注">千葉の回想では高木によく似た容姿をしていた。</ref>はレンタルビデオ店で働いていた。
: 特撮マニアで、仮面ヤイバーの大ファン。他に、美少女探偵マンガ『ラブリーミステリー』にハマっている{{refnest|group=注|そういった[[おたく]]趣味に熱中する様は、目暮にもあきれられている<ref name="千葉のUFO難事件" />。}}。部屋が汚かったり、よく遅刻したりするなど少々ずぼらで、家の時計は遅刻しないように少し進めている<ref name="本庁の刑事恋物語6">単行本44巻File.4「天国から地獄!?」 - File.6「疑わないの?」(アニメ390話 - 391話「本庁の刑事恋物語6」)。</ref>。花粉症の薬を服用している。
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: 声 - [[塩沢兼人]](第146話 - 第157話、劇場版第1作 - [[名探偵コナン 瞳の中の暗殺者|第4作]])→[[井上和彦 (声優)|井上和彦]](第205話 - 、劇場版[[名探偵コナン 天国へのカウントダウン|第5作]] - ) / [[本田貴子]](少年時代)
: 警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部。[[国家公務員]]I種試験合格を経て警察庁入庁の[[キャリア (国家公務員)|キャリア組]]<ref group="注">現実世界では、国家I種採用者は採用後7年で警視に昇任する。また、捜査一課に管理官以外のキャリアは存在しない。</ref>。
: 劇場版第1作『[[名探偵コナン 時計じかけの摩天楼|時計じかけの摩天楼]]』で容疑者の1人として初登場<ref name="時計じかけの摩天楼">劇場版第1作『[[名探偵コナン 時計じかけの摩天楼|時計じかけの摩天楼]]』。</ref>。元々は劇場版オリジナルキャラクターだったが、後に原作・アニメにも登場するようになった。
:米国版での名前は'''Ninzaburo Santos'''(ニンザブロー・サントス)。 :<!--バグ回避のための行-->
; <span id="弓長">弓長(ゆみなが)</span>
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:<!--バグ回避のための行-->
; 中森 銀三(なかもり ぎんぞう)
: 警視庁刑事部捜査二課知能犯捜査係の警部。
:詳細は[[#中森銀三]]を参照。 :<!--バグ回避のための行-->
; <span id="百瀬">百瀬(ももせ)</span>
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: 推理力・観察力は息子をしのぎ、コナン(新一)と同様に平次も父にはまだ勝てない<ref group="注">平次の負けず嫌いな性格を利用し、わざと怒らせて単独捜査をさせることで犯人に対する目くらましに使った他、現場周辺にいた野次馬から被害者の状態を聞いただけで被疑者を特定している。なお、コナン=新一は、探偵としての能力で平次の先を行くこともあるが、推理勝負をした際は引き分けであり、平蔵と比較した場合も、明確に上回っていた描写などもないため、推理力と観察力でどちらが優れているのかは不明である。</ref>。
: 普段は細目だが、激高して感情的になると片目を見開き<ref name="大阪ダブルミステリー">単行本31巻File.8「浪花の剣士」 - 32巻File.4「悲しみの虎の巻」(アニメ263話「大阪ダブルミステリー 浪速剣士と太閤の城」)。</ref>、重要な要件を告げる場合にも開く。
: 名前の由来は[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]の[[伊賀流|伊賀忍者]][[服部半蔵]]と、[[時代小説]]『[[鬼平犯科帳]]』の主人公である[[鬼平犯科帳の登場人物#火付盗賊改方|長谷川平蔵]]から。
:米国版での名前は'''Martin Hartwell'''(マーティン・ハートウェル)。 :<!--バグ回避のための行-->
; <span id="遠山銀司郎">遠山 銀司郎(とおやま ぎんしろう)</span><ref name="天空の難破船" />
396 ⟶ 420行目:
; <span id="諸伏高明">諸伏 高明(もろふし たかあき)</span>
: 声 - [[速水奨]]
: 長野県警察刑事部捜査一課の警部。35歳。
:両親と東京の親戚に引き取られて後に警視庁公安部所属の警察官となった弟の{{読み仮名|景光|ひろみつ}}は既に他界<ref name="唇を狙う男" />。 : 小学校時代からのあだ名は、名前の「高明」を音読みにした「コウメイ」で、通称「'''所轄のコウメイ刑事'''」。
: 東都大学法学部を首席で卒業した後、[[キャリア (国家公務員)|キャリア]]試験を受けずにノンキャリアで長野県警に入る。その後、捜査中に行方不明となった大和を見つけようとして上司の命令を無視したうえ、強引に事件を解決したことから所轄の新野署<ref group="注">「新野」は中国の[[新野県]]に由来する。</ref>へ異動させられた<ref name="死亡の館、赤い壁" /> が、後に自力で県警本部へ復帰した<ref name="毒と幻のデザイン">単行本74巻File.8「EYE」 - 75巻File.2「親子の間の錯視」(アニメ652話 - 655話「毒と幻のデザイン」)。</ref>。奔放で変わり者だが、知識に富み有能であるため、大和と同様にコナンが高い推理力の持ち主であることを見抜いており、高明いわく「[[諸葛亮|諸葛孔明]]のような軍師」とのことで、小五郎よりコナンの推理を真剣に聞き入れているほか、上原の疑問をよそにコナンを現場へ立ち入らせるなど<ref name="川中島殺人事件" />、大和と同様、彼を捜査に参加させることにも積極的である。その反面、コナン(新一)や平次のように推理に集中すると周りが見えなくなる傾向があるため、単独行動に出て犯人に殺されかけたことがある<ref name="死亡の館、赤い壁" />{{refnest|group="注"|そのため、コナンは大和から、諸伏が県警に復帰するための手柄を挙げられるように事件解決の手助けをするように頼まれたことがある<ref name="死亡の館、赤い壁" />。}}。
405 ⟶ 430行目:
; <span id="横溝参悟">横溝 参悟(よこみぞ さんご)</span><ref group="注">アニメでは、9話での初登場時に開いた警察手帳に「横溝正文」と書かれていた。</ref>
: 声 - [[大塚明夫]]
: [[静岡県警察]]刑事部捜査一課の警部。
:登場してからしばらくの間、コナンたちからは「横溝刑事」と呼ばれることが多かった<ref group="注">「刑事」の呼称も間違いではないが、参悟以外で警部以上の階級の刑事は、作中では「名前+階級」で呼ばれることがほとんどである。</ref>。 : 初登場時<ref name="天下一夜祭殺人事件">単行本6巻File.9「祭りの夜」 - 7巻File.1「写真のワナ」(アニメ9話「天下一夜祭殺人事件」)。</ref>は[[埼玉県警察]]に所属していたが、後に異動<ref name="闇の男爵殺人事件">単行本8巻File.2「闇の男爵」 - File.7「落下地点の秘密」(アニメ68話 - 70話「闇の男爵殺人事件」)。</ref>して静岡県警察所属となった{{refnest|group=注|作者は「本当はね、刑事の転勤ってないんだよね」とコメントしている<ref name="オフィシャルファンブック2004" />。}}。小五郎を純粋に尊敬しており、毎回彼の名推理に期待を寄せている。キャリア組で推理力にも優れ、性格も温厚だが、やや早とちりな傾向があるほか{{refnest|group=注|小五郎の妻と会いたがっていたため、彼の横に美女が立っていると妻だと勝手に思い込んでしまう癖があった。その後、ようやく小五郎の本当の妻である妃英理に会えたが、彼女に今までの勘違いを話してしまい、毛利夫妻を気まずくさせてしまった<ref name="最悪な誕生日">単行本68巻File.2「妃英理の災難」 - File.4「最高の誕生日」(アニメ589話 - 590話「最悪な誕生日」)。</ref>。}}、「眠りの小五郎」を信奉しすぎるため、普段の小五郎の的外れな推理も真に受けてしまうことがある。
: コナンの意見にも素直に耳を傾ける刑事の1人で、推理ショーでもコナンの推理を理解して補佐に回ることが多い。
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; <span id="山村ミサオ">山村 ミサオ(やまむら ミサオ)</span>
: 声 - [[古川登志夫]]<ref group="注">原作者によると、最初はチョイ役程度のつもりで登場させたが、担当声優の古川の声が好きだったため、「もっと聞きたい」と考えているうちに原作でも登場回数が増え、結果的に準レギュラー的な役どころになったという。</ref>
: [[群馬県警察]]刑事部捜査一課の警部{{refnest|group=注|登場当初の階級は不明だが、劇場版第13作『漆黒の追跡者』の時点で警部に昇進している。後にアニメ<ref name="霧にむせぶ魔女">単行本63巻File.9「銀白の魔女」 - File.11「魔女の正体」(アニメ545話 - 546話「霧にむせぶ魔女」)。</ref>と原作<ref name="河童が見た夢">単行本69巻File.1「沼底からの依頼」 - File.3「河童の正体」(アニメ600話 - 601話「河童が見た夢」)。</ref>でも描写されている。}}。
:コナン(新一)の母である女優・藤峰有希子の大ファンで、彼女が主演の刑事ドラマを見て刑事になった<ref name="追いつめられた名探偵!" />。 : 明るい性格だが、重度のドジであることに加え、洞察力や推理力はどうして刑事になれたのかとコナンや平次に疑問を持たれるほど低く{{refnest|group=注|一度は犯人を取り逃がしてしまったことを平然と先輩の刑事(声 - 菅原淳一)に漏らし、殴られてしまったことがある<ref name="迷いの森の光彦">単行本35巻File.8 - File.10「消えた光彦」(アニメ289話 - 290話「迷いの森の光彦」)。</ref>。また、別の事件で園子を犯人呼ばわりした結果、コナンによって事件が解決した後は園子に殴られてしまった<ref name="テニスコートに潜む悪魔">アニメ602話「テニスコートに潜む悪魔」(アニメオリジナル)。</ref>。}}、「ヘッポコ刑事」と呼ばれている。当初は刑事になってから間もないため、死体が少しでも視界に入れば奇声を上げながら腰を抜かす臆病な面が多かったが、途中からは現場に慣れてきてそういうことは減った代わりに、知ったかぶり的な態度や口調が多くなっていくなど、余計に{{読み仮名|質|たち}}が悪くなる。また、捜査の基本は{{読み仮名|弁|わきま}}えているが、たまに刑事としての品性を疑われるような発言・行動が目立つほか、[[幽霊]]や[[妖怪]]の類いには青ざめてあわてる描写が散見される。「〜しちゃったりしちゃう」、「〜しちゃってくれる」というような口調が口癖。
: 小五郎のことを慕っており、「名コンビ」を自称・自任している。また、小五郎と組んで解決した事件の犯人検挙率が100パーセントであることを誇っている<ref group="注">コナンには、ほかの事件は迷宮入りだなと認識されている。</ref><ref group="注">小五郎は見当違いな推理が多いながらも、身内や知人が巻き込まれた際など、真剣に捜査に臨めば時にコナンを上回る推理力も見せるが、山村にはそのような面は見られない。</ref>。
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; <span id="安室透">安室 透(あむろ とおる) / </span><span id="降谷零">降谷 零(ふるや れい)</span>
: 声 - [[古谷徹]] / [[伊瀬茉莉也]](少年時代・第953話 - )
: 本名は降谷零。黒の組織に潜入している[[公安警察|公安警察官]]。警察庁警備局警備企画課(通称ゼロ)所属<ref name="純黒の悪夢"/>。29歳の独身。右利き。
:表の顔は私立探偵の安室透で、喫茶店のポアロにてアルバイトしながら小五郎に弟子入りする形でコナンたちと接点を持つようになる<ref name="ウェディングイブ">単行本75巻File.9「プライベートアイ」 - File.11「炎へと回帰する運命」(アニメ667話 - 668話「ウェディングイブ」)。</ref><ref group="注">この事件を解決する際、自殺を殺人と決めつけようとしたが、直後に小五郎(の声を借りたコナン)の推理を聞き、[[クラインフェルター症候群]]に起因する[[双生児#一卵性双生児|異性一卵性双生児]]についても語ったことから、自殺を殺人と決めつけようとした行為が後述の過信によるものなのか、小五郎(コナン)の推理力を試すためのものなのかは不明。</ref>。組織では'''バーボン'''というコードネームを与えられ、探り屋として活動している。愛車は白の[[マツダ・RX-7#3代目 FD3S型(1991-2002年)|マツダ・RX-7 (FD3S)]]<ref group="注">ナンバーは「新宿330 と7310」で、担当声優である古谷徹の誕生日からとられている。</ref>。キャリア組なのか、あるいは推薦組を含めたノンキャリアなのかも含め、階級や部署内での役職は不明だが、公安で赤井秀一を狙った際には多数の部下たちを率いる立場でもあることが描かれている{{Efn2|なお、階級については[[警視庁公安部]]の[[#風見裕也|風見警部補]]が指揮下にいることから警部以上と思われるが、作中ではまだ明示されていない。}}。 : 爽やかで理知的な雰囲気を放つ、金髪で色黒の美男子{{Refnest|group="注"|安室自身の回想内での宮野エレーナは彼を[[混血|ハーフ]]であると認識している<ref name="黒ウサギ亭には近づくな">単行本95巻File.6「黒ウサギ亭にて」 - File.9「ぬかったな」(アニメ未放送)。</ref>。}}。情報収集力・観察力・洞察力に{{読み仮名|長|た}}けた切れ者<ref group="注">特に知識は科学的、医学的なものを含めてかなり豊富で、[[盗聴器]]の発見や[[ピッキング行為|ピッキング]]、[[ナンバープレート]]による車種の特定なども簡単にこなしている。話術にも非常に長けており、何気ない会話から相手を心理的に誘導し、情報を収集する。</ref>で、赤井には「敵に回したくない男の一人」と評されている<ref name="緋色シリーズ" />。[[ボクシング]]を趣味としており、犯人を殴っただけで気絶させるほど身体能力は高いが、自己を過信してしまう一面も持っている{{refnest|group="注"|この傾向は警察学校時代から変わっていないようで、当時を知る伊達も「無茶をして死んでるかも」と心配していた<ref name="命を賭けた恋愛中継" />。}}。なお、アニメでは[[料理]]にも長けている{{refnest|group="注"|「ポアロ」での勤務中に作った[[サンドイッチ|ハムサンド]]の{{読み仮名|美味|おい}}しさがパン屋の男性(声 - [[坪井智浩]])に着目され、その作り方を知りたいという熱意のあまり尾行までされた。そのことを打ち明けられた際には、安価な食材と一工夫で済むその作り方を本職さながらの手際の良さで彼に教えている<ref name="安室に忍びよる影">アニメ813話「安室に忍びよる影」(アニメオリジナル)。</ref>。}}<ref>{{Cite episode|url=http://www.ytv.co.jp/conan/archive/k1169918.html|title=安室に忍びよる影|series=名探偵コナン|serieslink=名探偵コナン (アニメ)|network=[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]|station=[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]|airdate=2016-04-16|accessdate=2016-04-17}}</ref>。
: [[警察学校]]を[[首席]]で卒業している可能性があり<ref name="92巻巻末" />、在籍時の成績は常にトップの優等生だった。元警視庁捜査一課刑事の[[#伊達航|伊達航]]とはその時の同期で、長らく音信不通でありながらも、互いを気にかける友人同士であった{{refnest|group="注"|零は伊達から送信された「お前どこで何やってんだ? たまには連絡ぐらいしろよな!」とのメールを、伊達の墓参り後に心の中で「静かに…{{読み仮名|瞑|ねむ}}れ…友よ…」とつぶやきながら削除している<ref name="命を賭けた恋愛中継" />。}}。また、殉職した元警視庁捜査一課刑事にして爆発物処理班に所属していた経歴も持つ[[#松田陣平|松田陣平]]とも警察学校時代の友人で、彼に爆弾解体の方法を教えられた<ref name="純黒の悪夢">劇場版第20作『[[#junkoku_novel|純黒の悪夢]]』。</ref>。
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; <span id=" 諸伏景光"> 諸伏 景光(もろふし ひろみつ)</span>
: 声 - [[緑川光]]{{refnest|group="注"|担当声優が[[クレジットタイトル|エンドロール]]にて緑川であることが明かされた際には、[[Twitter]]でトレンドランキングに入るほどの話題となった<ref>{{Cite news|url=http://otapol.jp/2016/10/post-8432_entry.html|title=TVアニメ『名探偵コナン』と『けいおん!』がまさかのコラボ!? “黒の組織”スコッチ役に緑川光で歓喜の声も!|newspaper=[[おたぽる]]|publisher=[[サイゾー]]|date=2016-10-19|accessdate=2016-11-14}}</ref>。}}
: 警視庁公安部所属の公安警察官。顎ひげを生やしていた。
: 警視庁公安部所属の公安警察官。顎ひげを生やしていた。諸伏高明の実弟だが、少年時代に両親が死去して東京の親戚に引き取られたために疎遠になっており、高明は後になって弟の公安への配属を知り、潜入中の落命も察した<ref name="唇を狙う男" />。かつて降谷零(安室透)と共に黒の組織へ潜入捜査を行い、組織では'''スコッチ'''というコードネームを与えられていた{{Efn2|ただし、公安関係者の明言ではなく、高明の回想で弟に「ゼロ」と言うあだ名の幼馴染みがいるという本編内の描写として判明した<ref name="唇を狙う男" />。}}。同僚の零とは幼馴染で、警察学校時代の同期でもある。[[エレクトリックベース|ベース]]が得意であり、偶然出会った世良に弾き方を教えていた<ref name="ガールズバンド殺人事件" />。降谷のことは「降谷」や「{{読み仮名|零|ゼロ}}」と呼んでいた<ref name="裏切りの真実" />。▼
:諸伏高明の実弟だが、少年時代に両親が死去して東京の親戚に引き取られたために疎遠になっており、高明は後になって弟の公安への配属を知り、潜入中の落命も察した<ref name="唇を狙う男" />。
▲:
:[[エレクトリックベース|ベース]]が得意であり、偶然出会った世良に弾き方を教えていた<ref name="ガールズバンド殺人事件" />。降谷のことは「降谷」や「{{読み仮名|零|ゼロ}}」と呼んでいた<ref name="裏切りの真実" />。
: 組織内では狙撃手として、降谷や同時期にFBIから潜入していた赤井も含めた3人で共に行動していた<ref name="ガールズバンド殺人事件" /><ref group="注">ただし、世良の回想であるため、常に3人で行動していたかは不明。</ref>。後に正体が露見したことで赤井に追い詰められたが、最後は仲間の情報を知られないよう、赤井から奪った拳銃で胸ポケットに入った自身の携帯電話<ref group="注">この携帯電話も、90巻ではごく初期の液晶付き携帯だったが、96巻で諸伏高明警部に渡された際にはスマートフォンになっている。</ref>ごと心臓を撃ち抜き、自殺した<ref name="裏切りの真実" />。降谷はこの一件に関する誤解が原因で、赤井を殺したいほど憎んでいる<ref name="緋色シリーズ" /><ref name="裏切りの真実" />{{refnest|group="注"|景光は赤井から拳銃を奪い、公安の情報が組織に漏れるのを阻止するべくそのまま自殺しようとしたが、自身の正体がFBIの捜査官であることを明かした赤井に制止されると同時に逃亡を勧められ、一度は思い留まろうとした。しかし、景光からの連絡を受けて駆け付けた零の足音を聞き、これを組織からの追っ手と誤認したことで、景光は自殺を強行してしまった。そして、直後に現れた零に対して赤井は「裏切りには…制裁をもって答える…だったよな?」と確認し、「裏切り者のスコッチを自身の手で始末した」ようにとっさに偽り、その報告は組織からも信用された。零も現場の状況から景光が自殺であることは自力で見抜いているが、前述の経緯を知らないために「赤井は高い能力を持ちながら救えたはずのスコッチを見捨てた」と誤認することになった<ref name="裏切りの真実" />。}}。なお、赤井は降谷に電話口で「彼のことは、今でも悪かったと思っている」と謝罪している<ref name="緋色シリーズ" />ほか、自らの回想シーンでも景光を逃がせずに自殺をみすみす許してしまい、降谷に恨まれる原因になったことについて景光に深い負い目を感じている描写がある<ref name="裏切りの真実" />。
: 降谷零、松田陣平、萩原研二、伊達航とは警察学校時代の同期だった。
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; ジェイムズ・ブラック (James Black)
: 声 - [[家弓家正]](第258話 - 第783話{{refnest|group=注|生前の出演は第651話まで。第783話はライブラリ出演<ref>{{Twitter status2|chikichikiko|614724252902633473|4=置鮎龍太郎による2015年6月27日のツイート|accessdate=2017-04-18}}</ref>。}}、劇場版[[名探偵コナン 異次元の狙撃手|第18作]])→[[土師孝也]](劇場版[[名探偵コナン 純黒の悪夢|第20作]] - )
: FBI捜査官。ジョディ・赤井・キャメルの上司。
:冷静沈着かつ頭脳明晰(ずのうめいせき)な他の捜査官のまとめ役。 :<!--バグ回避のための行-->
; ジョディ・スターリング (Jodie Starling)
: 声 - [[一城みゆ希]] / [[冬馬由美]](少女時代)
: FBI捜査官。
:両親をベルモットに殺されたため、証人保護プログラムのもとで育ち、父の遺志を継いでFBI捜査官になった。 :<!--バグ回避のための行-->
; アンドレ・キャメル (Andre Camel)
499 ⟶ 532行目:
; <span id="水無怜奈">水無 怜奈(みずなし れな)</span> / <span id="本堂瑛海">本堂 瑛海(ほんどう ひでみ)</span>
: 声 - [[三石琴乃]]
: 本名は本堂瑛海。[[中央情報局|CIA]]の[[スパイ|諜報員]]で、本堂瑛祐の実姉。黒の組織に潜入した際に与えられたコードネームは'''[[黒の組織#キール|キール]]'''。
:表の顔は日売テレビの人気女性アナウンサー・「水無怜奈」。後述のバイク事故で意識を失って昏睡状態が続いていたため、コナンが変声機を使って日売テレビへ連絡を取ったことで休職扱いとなり、意識の回復後に本人から退職の意向を伝えている。 : 4年前までは新入り扱いであり、本人も組織に長居するつもりはなかった。だが、自らのミスによって組織に正体が露見しかけ、共に組織への潜入捜査を行っていた父・イーサンが命を引き換えにする策略を取ったことにより、かろうじて正体の発覚を免れる。その後、「組織に潜入していた諜報員であるイーサン・本堂の存在に気づき口を封じた」と推測した組織からコードネームを与えられ、組織上層部の[[黒の組織#ジン|ジン]]らと共に暗殺や取引を行える地位にまで昇進する<ref name="赤と黒のクラッシュ 覚醒 - 遺言">単行本58巻File.1「追跡、そして…」 - File.7「姉弟」(アニメ497話「赤と黒のクラッシュ 覚醒」 - 500話「赤と黒のクラッシュ 遺言」)。</ref>。
: 衣服に発信機が取り付けられていることに気付かず、結果的にイーサンが死亡する原因を作ってしまったり、ジンたちの前でCIAの常套句(じょうとうく)<ref group="注">「私達の功績は日の目を見ることはないけど、失敗はすぐに知れ渡ってしまうんだから」。</ref>を呟いてしまったりと、諜報員としてはやや詰めの甘さが目立つ。そのため、[[黒の組織#ベルモット|ベルモット]]には諜報員である可能性を疑われ、「NOC<ref group="注">「{{仮リンク|ノンオフィシャルカバー|label=Non Official Cover|en|Non-official cover}}」の頭文字を取った隠語。作中では物を叩くノックに引っかけて用いられており、民間人を装い他国に潜入捜査をしている非公式な秘密諜報員を指す。</ref>ではないか」と問いかけられている<ref name="ブラックインパクト!">単行本48巻File.9「ピンポンダッシュ」 - 49巻File.4「黒の組織vs.FBI 2」(アニメ425話「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」)。</ref>。また、後述のように赤井秀一を「射殺」した後も、ジンの完全な信用を得るには至っていない。
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; バーニィ
: 声 - [[木村雅史]]
: 4年前、イーサン・本堂や瑛海と共に、黒の組織への潜入捜査を行っていたCIA諜報員。
:イーサンの新しいつなぎ役となる予定だったが、瑛海のミスが原因でイーサンが死亡してしまう。その直後に現場へ駆け付けたが、そこでジンとウォッカの存在に気付いて自決した<ref name="赤と黒のクラッシュ 覚醒 - 遺言" />。 : 名前の由来はドラマ『[[スパイ大作戦]]』の登場人物であるバーニー・コリアーから。
523 ⟶ 558行目:
; あの方 / 烏丸蓮耶
: 組織のボス。
:
:<!--バグ回避のための行-->
; ラム (Rum)
: 声 - 不明<ref group="注">劇場版第20作『[[名探偵コナン 純黒の悪夢|純黒の悪夢]]』にて初めて登場したが、変声機を通したような声で話し、クレジットでもラムの声の箇所だけ空欄になっている。</ref>
: 組織のNo.2で、あの方の側近。
:赤井曰く「ジン以上の大物」で、現在は密かに暗躍していることが語られるが、片方の目が[[義眼]]と言うこと以外、現時点では詳細不明。 :<!--バグ回避のための行-->
; ジン (Gin)
: 声 - [[堀之紀]]、演 - [[佐々木蔵之介]]
: 組織の中枢を担う幹部。
:新一にAPTX4869を飲ませ、幼児化させた張本人。冷静沈着で頭が切れ、銃器の扱いに長ける。 :<!--バグ回避のための行-->
; ベルモット (Vermouth) / シャロン・ヴィンヤード (Sharon Vineyard)
: 声 - [[小山茉美]]
: 組織の女性幹部で、正体と本名は[[ハリウッド]]にて[[アカデミー賞]]を受賞した世界的大女優のシャロン・ヴィンヤード。
:ジンも一目置いている実力者で、「あの方」のお気に入り。20年前から肉体の老化が見られないことを世間に知られないよう老けメイクを続けた後で死んだと偽り、素顔で活動時はハリウッドで活躍する人気二世女優(シャロンの娘として)・「'''クリス・ヴィンヤード (Chris Vineyard)'''」と称している。組織の中で、コナンと灰原の正体を知っている唯一の人物。「'''千の顔を持つ魔女'''」と称される変装の達人。毛利蘭を「エンジェル」「宝物」と呼び見守っている。 :バーボンに何らかの「秘密」を握られているが、内容に関してはまだ明らかになっていない。 :<!--バグ回避のための行-->
; ウォッカ (Vodka)
543 ⟶ 583行目:
; キャンティ (Chianti)
: 声 - [[井上喜久子]]
: 腕利きのスナイパー。
:スナイパー仲間のカルバドスを見捨てたベルモットを嫌っている。 :<!--バグ回避のための行-->
; コルン (Korn)
: 声 - [[木下浩之]]
: 腕利きのスナイパー。
:キャンティと同様に、スナイパー仲間のカルバドスを見捨てたベルモットを嫌っている。 :<!--バグ回避のための行-->
; 宮野 明美(みやの あけみ)
: 声 - [[玉川砂記子|玉川紗己子]]
: 宮野志保(灰原哀)の姉。
:仕事を成功させれば妹と2人で組織から抜けさせるという約束を反故(ほご)にされ、ジンに殺害された。 :<!--バグ回避のための行-->
; 宮野 エレーナ(みやの エレーナ)
: 声 - [[鈴木弘子]](第341話 - 第771話)→ 林原めぐみ(第953話 - )
: イギリス人で宮野明美・志保の母親。
:組織に所属していた科学者で、数年前に事故死したとされている。 :組織の関係者からは「'''ヘル・エンジェル(地獄に堕〈お〉ちた天使)'''」と呼ばれていた。 :<!--バグ回避のための行-->
; 宮野 厚司(みやの あつし)
: 声 - [[中村悠一]]
: 宮野明美・志保の父親。学会を追放された[[マッドサイエンティスト]]。
:妻のエレーナと共に事故死したとされている。 :<!--バグ回避のための行-->
566 ⟶ 612行目:
; [[妃英理|妃 英理]](きさき えり)
: 声 - [[高島雅羅]]、演 - [[大塚寧々]]
: 「法曹界のクイーン」と呼ばれるほどの敏腕美人[[弁護士]]。毛利蘭の母親で、別居中である毛利小五郎の妻。小五郎の名前に由来する「ゴロ」という猫を飼っている。
:小五郎と仲直りしたいと思っているが、お互いに素直になれないでいる。 :法律事務所を持つ弁護士活動の都合もあって旧姓の「妃」を名乗っているが、戸籍名は「'''毛利 英理'''」である。 : 小五郎との別居の原因は劇場版第2作『[[名探偵コナン 14番目の標的|14番目の標的]]』で明らかにされている。
:<!--バグ回避のための行-->
; <span id="栗山緑">栗山 緑(くりやま みどり)</span>
: 声 - [[百々麻子]]
: 妃法律事務所で妃英理の[[秘書]]兼事務員を務める女性弁護士。
:当初は劇場版第2作『14番目の標的』にアニメオリジナルのゲストキャラクターとして登場し、「秘書」と設定されただけで名前はなかったが、劇場版第4作『[[名探偵コナン 瞳の中の暗殺者|瞳の中の暗殺者]]』で再登場した際に名前が設定され、その後の原作・アニメオリジナル作品にも逆輸入されて登場するようになった(登場する場合は大抵、英理とセット)。名前を呼ばれる際には「栗山さん」と呼ばれている。 : 秘書としての業務に励む一方、普段はクールな英理が小五郎から連絡があるたびに感情的になって右往左往する姿を観察しては、「また旦那からか」とひそかに楽しんでいる。
: 劇中では英理から洋服やアクセサリーのセンスを褒められている。また、事務所を訪れた蘭やコナンに優しく接して[[ジュース]]を出すなど、{{読み仮名|面倒見|めんどうみ}}の良さも描かれている。
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; <span id="白鳥沙羅">白鳥 沙羅 (しらとり さら)</span>
: 声 - [[大原さやか]]
: 劇場版第4作「瞳の中の暗殺者」に登場するオリジナルキャラクター。[[白鳥任三郎|白鳥警部]]の妹で、夫は[[画家]]の晴月光太郎。
:妃英理とは知り合いで、「弁護士の卵」と言われている。 :登場シーンは、2019年現在、晴月光太郎との婚約パーティーのシーンのみである。 ; <span id="九条玲子">九条 玲子(くじょう れいこ)</span>
: 声 - [[松本梨香]]
623 ⟶ 674行目:
; <span id="メアリー・世良">メアリー・世良</span><ref group="注" name="親の姓" />(メアリー・せら) / 領域外の妹(りょういきがいのいもうと)</span><ref>[http://websunday.net/conandb/top.html サンデー公式データベース 名探偵コナン 全事件レポート編纂室] での表記に準拠。</ref>
: 声 - [[田中敦子 (声優)|田中敦子]]
: 赤井秀一、羽田秀吉、世良真純の3兄妹の母親。[[イギリス人]]<ref group="注">真純が「『世良』はママの旧姓」と言っているが、日系人かどうか詳細は不明である。</ref>。
:真純と行動をともにしており、真純がコナンから姿を見た自分の素性を聞かれる場合を想定し、真純を通してコナンにだけ真純との関係で「領域外の妹」と告げている<ref name="92巻巻末" />。コナン=新一や蘭とは10年前に会っているが<ref name="さざ波の記憶" />、コナンがまだそのことに気づいていなかった頃は、真純が所持していたハンカチに {{en|"Mary"}} という名の{{読み仮名|刺繡|ししゅう}}が施されていたことから<ref name="調味料を使いすぎる容疑者" />、「メアリー」が「領域外の妹」の本名であると推測されている程度の認識であった<ref name="バラバラな証言">単行本89巻File.2「デパートでランチ!」 - File.4「証言の真相」(アニメ843話 - 845話「探偵団はヤブの中」)。</ref>。 : 巻き毛とショートヘアが特徴で、コナンには当初その存在を知られてから真純に顔立ちが似ていると思われていたが、[[マスカラ]]を目の下に付けた灰原を見てからのコナンには<ref name="バラバラな証言" />、灰原に顔立ちが似ていると思われるようになった<ref name="千葉のUFO難事件" />。娘の真純が他人から貧乳であることを指摘される度に「(胸は)母さんも巨乳だったから、これから大きくなる予定」と言い張っているが、コナンの回想における10年前の新一や蘭と海で出会った時のメアリーは、真純の言及通りにビキニの水着姿でプロポーションの良さを露出していた<ref name="さざ波の記憶"/>。現在の外見は中学生程度で小柄だが、高校生の真純に命令的な口調で話すなど<ref name="意外な結果の恋愛小説" />、言動は大人びている。また、冷静な分析力を持ち、コナンによって仕掛けられた盗聴器を見破っており<ref name="意外な結果の恋愛小説" />、さらには身を隠すために命綱を付けながら自力でベランダの裏にしがみつくなどの大胆さや、逃げようとした犯人の急所を的確に突いて一瞬で気絶させる{{refnest|group="注"|気絶している犯人の様子を見たコナンからは「[[シークレットサービス]]並みの早技」と言われた<ref name="霊魂探偵の意外な隣人" />。}}などの身体能力もある<ref name="霊魂探偵の意外な隣人" />{{refnest|group="注"|この身体能力の高さから、昴<nowiki>=</nowiki>赤井に浅香が正体ではないかと推測されている<ref name="裏切りの真実" />。}}。
: 真純がコナンに送った写真ではベッドで横になっていたり<ref name="赤女" />、時折咳をしたりするなど、病弱とうかがえる描写がある。真純に紹介されたコナンのことを「まだ信用するには程遠い」と評している<ref name="意外な結果の恋愛小説" />{{refnest|group="注"|別の話でもコナンを完全に信用している真純に「江戸川コナンに気を許すな」と忠告しており、さらには「10年前に会ったあのボウヤとはまるで別人なのだから」と発言もしている<ref name="霊魂探偵の意外な隣人" />。}}ものの、頭が切れることは認めている<ref name="意外な結果の恋愛小説" />。
632 ⟶ 684行目:
; <span id="羽田秀吉">羽田 秀吉(はねだ しゅうきち)</span><ref group="注">「吉」の正確な表記は「[[ファイル:Tsuchiyoshi.svg|14x14ピクセル]]」(「土」の下に「口」、つちよし)である(Unicodeでは U+20BB7、「{{拡張漢字|吉}}」)。</ref>
: 声 - [[森川智之]]
: プロ[[棋士 (将棋)|棋士]]で宮本由美の彼氏。28歳。
:
: 初登場時点では将棋タイトル四冠までの獲得だったものの<ref name="現場の隣人は元カレ" />、その後は順調にタイトルを増やし、名人位に復位して史上2人目の七冠王となった<ref name="太閤恋する名人戦">単行本85巻File.6「封じ手」 - File.9「妙手」(アニメ785話 - 786話「太閤恋する名人戦」)。</ref>。しかし、[[#勝又力|勝又力]]との[[王将戦]]に敗れて六冠王となる<ref name="消えた婚姻届を探せ" />。
: 由美とは彼女の学生時代に、順位戦の帰りに電車で出会ったことをきっかけに、自分が棋士であることを明かさないまま交際を開始する<ref name="太閤恋する名人戦" />。交際中に最初のタイトルである[[名人戦 (将棋)|名人位]]を獲得した直後のデートにて、由美が何気なく横綱の六場所制覇を賞賛したことをきっかけに対抗心を燃やして七冠制覇を決意し、由美が警察官になる以前の時期に「7つ揃うまで開けないで」と予告したうえで、婚姻届の入った封筒を由美に渡している。その後は封筒に関して何の進展もなかったことから愛想を尽かされたものの、隣室で起こった殺人事件を由美が担当したことで偶然再会し、それ以後も交際時と同様「由美タン」、「チュウ吉」{{refnest|group="注"|漫画では「秀吉」の表記に「チュウキチ」のルビが振られることもある<ref name="消えた婚姻届を探せ" />。}}と呼び合う腐れ縁が続いている<ref name="現場の隣人は元カレ" />。後に本編中で制覇を成し遂げたが<ref name="太閤恋する名人戦" />、王将戦では由美との約束に集中力を奪われて敗北してしまい、自身の[[標語#座右の銘|座右の銘]]である「初志貫徹」を貫くため、彼女に封筒の処分を頼む。しかし、すべての事情を知った由美から「言いたいことがあれば7つ揃えて天下を取ってから直接言え」と激励されたことで再起し、再び七冠王を目指す<ref name="消えた婚姻届を探せ" />。
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:<!--バグ回避のための行-->
; <span id="羽田浩司">羽田 浩司(はねだ こうじ<ref name="ハサミで刻んだメッセージ" />)</span>{{refnest|group=注|アニメ版の[[APTX4869]]の被害者一覧では、姓の読みは「ハダ」となっている<ref name="黒の組織から来た女">単行本18巻File.6「転校生は…」 - 19巻File.1「どうして…」(アニメ129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」)</ref>が、ここでは原作での表記に従う。}}
: 「七冠に最も近い」とされた日本の棋士で、同じく棋士である[[#羽田秀吉|羽田秀吉]]の義兄。
:「初志貫徹」を座右の銘としており、その信念は秀吉にも受け継がれている。[[APTX4869]]の被害者一覧では、新一の2つ下に「羽田浩司 死亡」と記載されている<ref name="黒の組織から来た女" /><ref name="消えた婚姻届を探せ" />。 : 17年前、当時四冠王だった時に趣味の[[チェス]]大会に出場するために渡米したが、現地のホテルで何者か{{refnest|group="注"|後にダイイングメッセージに気付いたコナンと昴=赤井により、黒の組織のNo.2である[[黒の組織#ラム|ラム]]が犯人であったと推理される<ref name="ハサミで刻んだメッセージ" /><ref name="霊魂探偵の意外な隣人" />。}}に襲われて死亡する{{refnest|group="注"|直接的な死因は不明。なお、同日には同ホテルの別室に宿泊していた[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の資産家にして浩司の大ファンである'''アマンダ・ヒューズ''' {{en|(Amanda Hughes)}} も死亡している。アマンダが{{読み仮名|'''浅香'''|あさか}}と呼んでいた身元不明の[[ボディーガード]]が事件以来姿を消しているため、誰に追われているのかは言及されていないが、最重要容疑者として行方を追われている。また、[[FBI (名探偵コナン)|FBI]][[司法警察職員|捜査官]]の[[FBI (名探偵コナン)#赤井秀一|赤井秀一]]は、この事件を「俺をFBIに駆り立てたあの事件」と語っている<ref name="ハサミで刻んだメッセージ">単行本89巻File.11「握られたハサミ」 - 90巻File.2「切り取られた文字」(アニメ861話 - 862話「17年前と同じ現場」)。</ref>。}}。
: 事件直後の浩司の部屋は荒らされており、部屋中に散乱した食器類には「P T ON」と書かれた鏡が混ざっていた{{refnest|group="注"|灰原はその鏡が母である[[黒の組織#宮野エレーナ|宮野エレーナ]]の遺品として姉の[[黒の組織#宮野明美|明美]]が持っていた、「PUT ON MASCARA」と書かれた手鏡と同一であろうと考えている<ref name="ハサミで刻んだメッセージ" />。}}。
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; <span id="円谷朝美">円谷 朝美(つぶらや あさみ)</span>
: 声 - 大谷育江
: 円谷光彦の姉。中学生。
:
: 名前の由来は[[内田康夫]]の推理小説「[[浅見光彦シリーズ]]」に登場するルポライターの[[浅見光彦]]で、光彦と合わせると浅見=朝美+光彦になる。
:<!--バグ回避のための行-->
685 ⟶ 740行目:
; [[遠山和葉|遠山 和葉]](とおやま かずは)
: 声 - [[宮村優子 (声優)|宮村優子]]、[[佐久間レイ]](劇場版第7作の幼少時代のみ) / 演 - [[岡本玲]]
: 服部平次の幼なじみで、お互い両想い。
:蘭の親友でもあり、[[合気道]]2段の腕前で、犯人などを取り押さえることも多い。 :米国版での名前は'''Kirsten Thomas '''(キルステン・トーマス)。 :<!--バグ回避のための行-->
; <span id="大岡紅葉">大岡 紅葉(おおおか もみじ)</span>
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; <span id="伊織無我">伊織 無我(いおり むが)</span>
: 声 - [[小野大輔]]
: 大岡家の[[執事]]を務める男性。
:
: アニメでは、紅葉と同じくテレビシリーズに先駆けて『から紅の恋歌』から登場する。
: 名前の由来は、時代劇『[[大岡越前 (テレビドラマ)|大岡越前]]』の登場人物「榊原伊織」と、それを演じた俳優の[[竹脇無我]]から。
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; <span id="脇田兼則">脇田 兼則(わきた かねのり)</span>
: 声 - [[千葉繁]]
: 毛利探偵事務所の隣にある「米花いろは寿司」で[[板前]]をしている流れ板<ref name="万馬券の行方">単行本92巻File.5「江戸っ子探偵!?」 - File.7「江戸前推理ショー」(アニメ894話 - 895話「となりの江戸前推理ショー」)。</ref>。56歳。
:左目に[[眼帯]]を着けており、本人いわく「ひどいでき物ができた」とのこと<ref name="万馬券の行方" />{{refnest|group="注"|コナンは一瞬、片方が義眼と言われる黒の組織の「ラム」を想起し、眼帯を着けている理由を尋ねたが、脇田ができ物を隠さずに見せようとしたので、蘭や小五郎と一緒に遠慮して疑惑も引っ込めた<ref name="万馬券の行方" />。}}。流れ板をやっていることについても「一っ所に腰を据えるのが性に合わない」「流れ流れてここに来た」などと語っている<ref name="万馬券の行方" />。また、ミステリー好きである程度の推理力はあり、小五郎からは「まあまあ」と評されている<ref name="万馬券の行方" />。 : 目の前で自分の上を行く「眠りの小五郎」の推理を見て弟子入りを志願し、寿司代を安くすると言われた小五郎から快諾され、「米花いろは寿司」に腰を据えた<ref name="万馬券の行方" />。
: 若狭留美の載った新聞記事を見て関心を示し、「こいつァトンチが利いてるねぇ」とつぶやいている<ref name="白い手の正体" />。また、工藤新一の目撃情報がネットで呟かれた際はそれを見て留美の時と同じような関心を示して<ref name="紅の修学旅行" />、同時に出前の傍ら新一の自宅の前を通りかかり、隣人である阿笠博士の家を訪ねて事情を聞こうとしていた<ref name="たどり着いた正体" />。
721 ⟶ 780行目:
; <span id="京極真">京極 真(きょうごく まこと)</span>
: 声 - [[檜山修之]]、[[瀧本富士子]](幼少期)
: 杯戸高校空手部主将で、現在は渡米中。鈴木園子の彼氏。18歳。身長 {{val|184|ul=cm}}、体重 {{val|79|ul=kg}}。
:通称「'''蹴撃の貴公子'''」、欧州空手道王者選手権の実況では「'''孤高の拳聖'''」<ref name="園子の赤いハンカチ" />、次郎吉にとっては「'''世界最強の防犯システム'''」<ref name="怪盗キッドvs京極真" />。左眉横に絆創膏を常に貼って古傷跡を覆っているが、劇場版『[[名探偵コナン 紺青の拳|紺青の拳]]』で絆創膏の別の秘密が明らかになる。 : 空手の試合会場で蘭をひたすら応援する園子の純粋な姿を目にして、彼女に一目惚れする。園子とは直接の面識はなかったが、実家の旅館に宿泊していたため園子が凶悪犯に狙われた際には、ストーカー扱いを受けることを覚悟の上で影ながら彼女を守っていた<ref name="園子のアブない夏物語" />{{Efn2|肝心の園子からの印象は「暗い」「無愛想」と最悪のものであった<ref name="園子のアブない夏物語">単行本22巻File.8「それゆけ園子」 - File.10「蹴撃の貴公子」(アニメ153話 - 154話「園子のアブない夏物語」)。</ref>。}}。犯人からナイフで殺害されそうになった園子を身を挺して救い、犯人を撃退した後には園子に対して女性として好意があることを告白している<ref name="園子のアブない夏物語" />。
: 園子と交流が始まった時点で、日本には自分以上に空手の強者がいないことに気付き、強者と戦うために園子を残して外国に行った。しかし、園子が危機にさらされていると察したときには、試合すら放棄して帰国するなど陰から彼女を見守り、危険の排除に努める。園子には、「生傷だらけの侍」というイメージを持たれている<ref name="よみがえる死の伝言">単行本25巻File.1「仲間外れ!?」 - File.3「手探りの言葉」(アニメ172話 - 173話「よみがえる死の伝言〈ダイイング・メッセージ〉」)。</ref>。
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; {{Anchor|ゴロ}}
: 声 - 高山みなみ、[[青山剛昌|青山カイト]](劇場版第10作のみ)
: 妃英理が飼っている猫。
:
: 現在飼っているロシアンブルーは、コナン役・[[高山みなみ]]の飼い猫・カイトがモデルで、劇場版第10作『[[名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌|探偵たちの鎮魂歌]]』では声を当てている。テレビシリーズのゴロの鳴き声は、高山がコナンと兼務して担当。
:<!--バグ回避のための行-->
; <span id="大橋彩代">大橋 彩代(おおはし さよ)</span>
: 声 - [[平松晶子]]
: 小倉功雅が経営する「マジで死ぬほどヤバイ」(最初は「死ぬほど美味い」)がキャッチフレーズであるラーメン店・「ラーメン小倉」でアルバイトとして働く28歳の女性<ref name="死ぬほど美味いラーメン" />。
:一度店で殺人事件が起きた際に、「眠りの小五郎」の推理の横で行動するコナンを見て、小五郎を色々手伝って大活躍していたと認識し、以来コナンたちとは親しい間柄である。 : 子供の頃に「ラーメン小倉」でラーメンを食べたことをきっかけに将来はラーメン屋で働くと決め、数年後に小倉に「アルバイトでいいから雇ってくれ」とねだって働くことになった。弁護士であった父も同店の常連客だったが、店内での揉め事によって持病の高血圧が悪化し、他界している。
:<!--バグ回避のための行-->
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: 声 - [[魚建]]
: 上記の「ラーメン小倉」の店主。49歳の男性。気さくでタメ口交じりの敬語で接客する。
: かつて杯戸町の商店街で経営していた頃の名物・閻魔大王(えんまだいおう)ラーメンは、コナンたちにおいしいと認められるほどで、ラーメンを作る腕も一流だが、店は20年間一度も改装しておらず、コナンたちが来店した時には1日に数人しか客が来ないほど寂れた状態であったため、店で殺人事件が起こったことを機に米花町に移転した。その際には、キャッチフレーズを元の「死ぬほど美味い」から、小倉自身が思う「今風」なものとして「死ぬほどヤバイ」に変更した(コナンは美味さに関係ないともとれる表現に呆れていた)<ref name="死ぬほど美味いラーメン">単行本73巻File.3「死ぬほど美味いラーメン」 - File.5「眼鏡越しの真実」(アニメ644話 - 645話「死ぬほど美味いラーメン」)。</ref>。その後、店は真純の行きつけにもなっている<ref name="調味料を使いすぎる容疑者" />。
:英語は得意でなく、真純が持っていた母・メアリーのハンカチにある名前刺繍「Mary」のつづりを、「メアリー」ではなく「マリ」と読んでいた。 :<!-- バグ回避のための行 -->
; <span id="和田陽奈">和田 陽奈(わだ ひな)</span>
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; <span id="高山みなみ">高山 みなみ(たかやま みなみ)</span>
: 声 - 高山みなみ
: 人気のダンスミュージック系アーティスト{{読み仮名|[[TWO-MIX]]|トゥーミックス}}のメンバーで、ヴォーカリストの女性声優。
:相棒の'''永野 椎菜'''(ながの しいな、声 - [[永野椎菜]])共々「人気アーティスト誘拐事件」の被害者となる。年末にインスピレーションを得て作った新曲「[[LIVING DAYLIGHTS]]」のデモテープをめぐり、[[日本武道館]]でのライブ当日に誘拐事件に巻き込まれてしまうが、コナンたち少年探偵団の活躍により救出された後は無事にライブを敢行して彼らをステージ上へ招き、原作では「[[WHITE REFLECTION]]」、アニメでは「[[LIVING DAYLIGHTS|BREAK]]」を披露している<ref name="人気アーティスト誘拐事件">単行本15巻File.4「声が似てる!?」 - File.6「デュエット!?」(アニメ81話 - 82話「人気アーティスト誘拐事件」)。</ref>。 : アニメにおけるコナンの声優である[[高山みなみ]]本人がモデルである。コナンと声が似ていることを光彦に指摘されるが、音痴なコナンと異なり歌が上手い。事件解決後も人気ミュージシャンとして、「大阪"3つのK"事件」で[[倉木麻衣]]、[[小松未歩]](両者ともTWO-MIX同様に『コナン』のアニメ主題歌を幾度も担当していた)らと共にカメオ出演している<ref name="大阪3つのK事件">単行本29巻File.9「Kスリー」 - File.11「レッドカード」(アニメ238話 - 239話「大阪"3つのK"事件」)。</ref>。
: 米国版での名前は{{読み仮名|'''Korma Delorica'''|コルマ・デロリカ}}。{{読み仮名|'''Karman'''|カルマン}}<ref group="注">永野に相当。</ref>と共に、兄妹バンドユニット{{読み仮名|'''TWO-TIMES'''|トゥータイムズ}}として登場。日本版同様、コナン役のアリソン・ヴィクトリンが一人二役を演じている。
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; ポアロのマスター
: 声 - [[金丸淳一]]
: 毛利探偵事務所が入っているビルの1階にある喫茶店「ポアロ」のマスター。本名は不明。
:自分の店を[[エルキュール・ポアロ]]にちなんで「ポアロ」と名付けるほどの推理好き。 : 小五郎や梓が頻繁にその名を口にするが、原作には直接登場したことがなく、その容姿はアニメ350話<ref group="注">原作にも存在するエピソードだが、アニメのオリジナルシーン。</ref>で独自に設定されている<ref group="注">2018年現在、声を出して話す場面があるのはこの350話のみである。なお、351話にも声のみだが登場。</ref>。
:<!--バグ回避のための行-->
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; <span id="ミネルバ・グラス">ミネルバ・グラス ({{En|Minerva Glass}})</span>
: 声 - [[ルミコ・バーンス]]
: イギリス人。22歳。世界ランクNo.1にもなったプロテニス選手で、通称「芝の女王」。
:
: 不遇な境遇に陥ったことで世の人々を狂信的に恨むようになった連続殺人犯の無差別復讐の大量爆殺ターゲットにされてしまうが、ロンドンへ旅行に来ていたコナンたちと出会い、彼らの活躍と彼女自身のテニスの決勝戦で見せた見事なプレイの連携で、犯人を逮捕して事件を未然に防ぐ。また、試合にも勝利し優勝記録を更新する。アレスと自身の関係から新一との恋に悩んでいた蘭に対し、「ラブは0(ゼロ)」とテニスに引っ掛けて一度は諦めるように言うが、後で新一から蘭を通じて「ゼロは全ての始まり」と返され、ミネルバの試合を観て考えを改め再びテニス選手への復帰を志したアレスにも伝わり、二人の関係は修復されて恋人同士としての付き合いも再出発した。
: 現在のところ登場は一度だけだが{{Refnest|group="注"|アニメでは、後に925話で回想シーンとしてコナンが一時的に新一に戻る解毒薬を飲んだ時の事が語られた際に、1カットのみだが[[ロンドン空港]]で蘭たちを見送った時の姿が描かれている(弟のアポロも後ろ姿で一瞬だけ映っている)<ref name="灰原のストラップの行方" />。}}、「ラブは0」というキーワードは新一が蘭に想いを告白させる役割を果たし、後の展開にも大きな影響を与えることとなった。
821 ⟶ 887行目:
; <span id="勝又力">勝又 力(かつまた ちから)</span>
: 声 - [[稲葉実]]
: 壮年のプロ棋士。
:
: 対戦相手が対局中に遠出してしまおうと、[[投了]]するまでは待ち続ける豪放な面と、帰ってきた相手の持ち時間を心配する優しい性格を持ち合わせている<ref name="太閤恋する名人戦" />。
:<!--バグ回避のための行-->
844 ⟶ 911行目:
; <span id="比護隆佑">比護 隆佑(ひご りゅうすけ)</span>
: 声 - [[櫻井孝宏]]
: プロサッカーチーム・ビッグ大阪の選手。港南高校出身<ref group="注" name="港南高校" />。ポジションはFW、背番号は9。
:高校時代は主将として高校サッカー選手権で準優勝へ導く。異母兄・{{読み仮名|'''遠藤 陸央'''|えんどう りくお}}のことは世間に隠しており、知られていない。遠藤は比護がノワール東京に入った2年後に戦力外通告され、ビッグ大阪にトレーナーとして拾ってもらった。ノワール東京が遠藤をチームに入れた理由が比護を釣るためのエサだと知り、遠藤を拾ってくれたビッグ大阪に移籍した。移籍直後はブーイングを受けていたが、それは調子の出ない比護への{{読み仮名|叱咤激励|しったげきれい}}で、今はビッグ大阪のポイントゲッターとして活躍している。灰原によれば、[[シュート (サッカー)#無回転シュート|無回転シュート]]が得意らしい。 : 携帯電話を頻繁に置き忘れるなど、天然ボケな傾向がある<ref name="容疑者は熱愛カップル">単行本87巻File.10「ビッグカップル誕生!?」 - 88巻File.1「バックヤードの虚像」(アニメ822話 - 823話「容疑者は熱愛カップル」)。</ref>。
: 遠藤と試合を見学中に中学時代の新一をスカウトしたことがある。また、沖野ヨーコは高校の後輩で<ref name="堤無津川凧揚げ事件" />、同校出身の有名人同士として交流があり、熱愛疑惑が報じられたこともある<ref name="容疑者は熱愛カップル" />。ヨーコの新曲「ダンディライオン」がお気に入り<ref name="堤無津川凧揚げ事件" />。
876 ⟶ 944行目:
; <span id="怪盗キッド">怪盗キッド(かいとうキッド)/ [[黒羽快斗|黒羽 快斗]](くろば かいと) <ref name="kaito" group="注"/></span>
: 声 - 山口勝平
: 『まじっく快斗』の主人公。正体・本名は黒羽快斗。神出鬼没の大怪盗で、コナンのライバルの1人。
:初代怪盗キッドだった父・盗一の死の真相究明と、その敵討ちを目的に2代目怪盗キッドとして活躍している。 :容姿は新一と瓜二つであり、声も似ている。 :<!--バグ回避のための行-->
; [[まじっく快斗#中森青子|中森 青子]](なかもり あおこ)<ref name="kaito" group="注"/>
900 ⟶ 970行目:
; <span id="黒羽盗一">[[まじっく快斗#黒羽盗一|黒羽 盗一]](くろば とういち)</span><ref name="kaito" group="注"/>
: 声 - 池田秀一
: 快斗の父親で、初代怪盗キッド。
:世界的なマジシャンであり、新一の母・有希子とベルモットに変装術を教えたことがある。 :<!--バグ回避のための行-->
; <span id="黒羽千影">[[まじっく快斗#黒羽千影|黒羽 千影]](くろば ちかげ) / 怪盗淑女(ファントム・レディ)</span><ref name="kaito" group="注"/>
: 声 - [[富沢美智恵]]<!--(まじっく快斗・まじっく快斗1412)-->
: 快斗の母親。盗一が怪盗キッドとなるきっかけを作った人物である。
:20年前までは、「昭和の女二十面相」とも謳われた女怪盗・'''怪盗淑女'''として活動し、お宝を悪用して荒稼ぎをする者たちの妨害を行っていた。自分が現役時代に処理しきれなかった仕事の後始末を、快斗に押し付けたこともある。 : 『名探偵コナン』には、怪盗淑女としてのイメージで登場するのみである。
:<!--バグ回避のための行-->
; <span id="寺井黄之助">[[まじっく快斗#寺井黄之助|寺井 黄之助]](ジイ こうのすけ)</span><ref name="kaito" group="注"/><ref group="注">読みは『名探偵コナン 業火の向日葵』(小説版)での表記に基づく。</ref>
: 声 - [[肝付兼太]](第219話)→[[秋元羊介]](第356話<ref group"注">クレジット表記は「ヘリパイロットA」。</ref>)・[[陶山章央]](青年時代、[[名探偵コナン 業火の向日葵|劇場版第19作]]) / 矢田耕司(まじっく快斗) / [[羽佐間道夫]](まじっく快斗1412 - )
: 怪盗キッドの助手を務める老人。61歳。
:元は盗一の付き人であり、盗一の死後にその仇を討つため、一時的に怪盗キッドの名を騙っていた。 : 『名探偵コナン』では、「キッドの手下(助手)」として存在が明言されているのみだが、本人であることが明白な老人が登場するシーンが随所に存在する(台詞はなし)。
: 劇場版第19作『業火の向日葵』では、作中で描かれる若い頃のエピソードが『[[ひまわり (絵画)|ひまわり]]』を盗もうとしたキッドの理由に深く関与している。
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: 声 - 折笠愛
: [[東京都]]の孤島・月影島の診療所に勤務する医師で、女性のような容姿をした男性(後述)<ref group="注">言及されてはいないが、正体が判明するまで誰も女性であることを疑わなかったことと、アニメで女性の折笠が最後まで代わらず声を担当していたことから、容姿だけでなく声質も女性に似ていることが示されている。</ref>。26歳。本名は'''成実'''(せいじ)<ref group="注">アニメではスタッフの日記やメディア情報・エンディングクレジットに至るまでほとんどが「成美」と表記されているが、誤表記である。</ref>。ピアニスト・'''麻生 圭二'''(あそう けいじ)の息子で、「ピアノソナタ『月光』殺人事件」<ref name="ピアノソナタ『月光』殺人事件">単行本7巻File.2「月影島への招待状」 - File.7「名前の秘密!!」(アニメ11話「ピアノソナタ『月光』殺人事件」)。</ref>の犯人。コナンの推理力を認め、彼を「小さな探偵さん」とピアノで奏でた。
: 父を麻薬密輸に利用されたあげく、情報漏洩を恐れた4人の仲間によって一家もろとも焼かれたものの、自分は大病を患って入院していたことから巻き込まれずに生き残り、復讐のために自分の容姿と職業を利用した殺人計画を実行するが、コナンに犯行を暴かれる。その後、放火した公民館の燃え盛る音楽室内に篭もり、自殺を止めようと駆けつけたコナンを窓から外に放り投げ、父の汚名をそそいでくれた彼への感謝の言葉を暗号化してピアノで弾きながら<ref group="注">暗号の内容は「ARIGATONA、CHIISANA TANTEISAN(アリガトナ、チイサナタンテイサン=ありがとな、小さな探偵さん)」。</ref>焼死した。
:コナンの姿ではなく新一の姿であれば体格面で自殺を止められたかもしれないという可能性から、その死にざまはコナンを経て間接的に服部平次の探偵としてのあり方にも影響を及ぼす<ref name="浪花の連続殺人事件" />{{refnest|group="注"|コナン役でアニメに出演している高山みなみは、「成実の一件はずっと心の中にあり、これからも心に留めて演じていく」と語っている<ref>[[#enta|『エンタミクス』2014年5月号]]{{要ページ番号|date=2016年1月21日}}</ref>。}}とともに、コナン自身もこの事件以降、推理で追い詰めた犯人を死なせないよう徹底している。 : のちに、コナンがその死を止められなかった唯一の犯人としてイメージされている<ref group="注">アニメでは、当時の映像を流用した回想シーンが描かれている。</ref><ref name="名家連続変死事件">単行本15巻File.10「血染めの包帯」 - 16巻File.3「炎の絆」(アニメ77話 - 78話「名家連続変死事件」)。</ref>。
:<!--バグ回避のための行-->
; <span id="西郡宗平">西郡 宗兵(にしぐん そうへい)</span>
: 声 - 小野坂昌也
: [[プラモデル]]販売店の店長。
:
:<!--バグ回避のための行-->
; <span id="三水吉右衛門">三水 吉右衛門(さみず きちえもん)</span>
: 声 - なし
: 140年前<ref group="注">原作初掲載当時から数えての年数。</ref>の[[幕末|江戸時代末期]]にその名を響かせた、絡繰人形師<ref group="注">原作者によると性格は「気はいいがイタズラ好き」とのこと(単行本68巻カバーより)。</ref>。あだ名は「'''カラクリ吉右衛門'''」。
:[[佐幕|佐幕派]]の浪人たちに資金援助をしていた。作り出す絡繰人形が大名や商人に「まるで生きているようだ」と気に入られたことにより、一代で財を成す。幕末には財を巨大な[[ダイヤモンド]]に替え、自分の屋敷の前にある[[池]]に沈めた。 : 日本各地に絡繰屋敷を作ったことでも知られているが、そのからくりを利用した泥棒に隠れ家として住み着かれていた屋敷もある<ref name="もののけ倉でお宝バトル" />。また、鈴木財閥所有の「{{読み仮名|鉄狸|てつたぬき}}」は吉右衛門の作品で、様々な泥棒退治の仕掛けが施されているが、キッドによって開けられた<ref name="怪盗キッドvs最強金庫" />。仕掛けの中には命中すれば殺傷におよぶ過激な物もあり、作中で開けようとしたキッドと傍にいたコナンはもちろん、所有者の次郎吉ですら危険な目に遭っている。
944 ⟶ 1,020行目:
; <span id="ゴメラ">ゴメラ</span>
: 映画が何作も作られている人気[[怪獣]]。名前などの由来は[[ゴジラ]]と[[ガメラ]]から{{refnest|group="注"|二足歩行や火炎を吐く姿から外見のモデルはゴジラであることがうかがえるが、顔は鋭い目つきや下あごの付け根付近に存在する上向きの巨大な牙<ref>{{Cite web|url=http://websunday.net/conandb/lib/00/0036.html|title=大怪獣ゴメラ殺人事件|work=名探偵コナン 全事件レポート編纂室|publisher=[[小学館]]|accessdate=2017-06-30}}</ref>からもガメラに近い。しかし、アニメでは牙の生え方こそ同様であるものの、顔は目元周りを中心にゴジラに近い外見へ変更されている。}}。
: コナンたちが撮影現場を見に行った際、主演俳優([[スーツアクター]])の'''松井 秀豪'''(まつい しゅうご、声 - [[北川勝博]])が番組プロデューサーの'''亀井 修'''(かめい おさむ、声 - 小山武宏)を殺害したことで逮捕され、さらにその時のトリックが原因で1着しかない[[着ぐるみ]]が焼失してしまう。打ち切りかと思われたが、ファンからのたっての願いにより昔のフィルムをつなぎ合わせての製作により続行された。その後も毎回最終回らしきタイトルを付けつつも撮影が続けられ、現在もシリーズは継続中。
:『大怪獣ゴメラ』『ゴメラの逆襲』『ゴメラVSメカゴメラ』『ゴメラ最期の決戦』『ゴメラよ永遠に』『さらばゴメラ』『大怪獣ゴメラ ファイナル』などの作品がある。 :<!--バグ回避のための行-->
; <span id="闇の男爵">闇の男爵(ナイトバロン)</span>
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