「あさしお型潜水艦」の版間の差分
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== 装備 ==
[[ソナー]]については、探信儀(アクティブ・ソナー)は[[AN/SQS-4]]に更新され、装備位置も艦首下部に移された{{Efn2|海上自衛隊潜水艦に搭載されたSQS-4は全てMod.3であった{{Sfn|沖|2013}}。}}。また聴音機(パッシブ・ソナー)についても、JQO-3はJQO-3Bに、JQO-4はJQO-4B(2番艦以降ではJQO-5)にそれぞれ更新されたほか、艦首下部に装備されていたJQO-3Bは艦首上部に移動した。JQO-4Bは変わらずセイル前端のドーム内に配置されていた{{Sfn|海人社|2006|pp=130-133}}。
兵装は36SSと同様で、艦首側に水圧発射式のHU-601 6連装[[魚雷発射管]]を、艦尾側にスイムアウト式のHU-201 連装魚雷発射管を配置していた。口径はいずれも533mmであり、就役当初、艦首側発射管からは電気推進式の試製[[54式魚雷]]を、艦尾側発射管からは[[Mk37 (魚雷)|Mk.37短魚雷]]を運用していたが、1番艦を除く3隻では、後に艦首側発射管は熱機関推進式の[[72式魚雷|72式長魚雷]]に対応して改修された{{Sfn|海人社|2006|pp=130-133}}。また魚雷発射管についても逐次に改良が図られ、海水管の防蝕性能も向上した。魚雷発射指揮装置はCG-5であった{{Sfn|海人社|2006|pp=36-40}}。
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== 参考文献 ==
* {{Cite journal|和書|last=阿部|first=安雄|year=2006|month=10|title=機関 (海上自衛隊潜水艦の技術的特徴)|journal=世界の艦船|issue=665|pages=124-129|publisher=海人社|naid=40007466930|ref=harv}}
* {{Cite book|和書|last=沖|first=陽一|year=2013|chapter=水上艦ソーナーの導入と変遷|title=第4巻 水雷|series=海上自衛隊 苦心の足跡|publisher=[[水交会]]|pages=45-489|ref=harv}}
* {{Cite book|和書|editor=海上幕僚監部|year=1980|title=海上自衛隊25年史|chapter=第5章 2次防時代|ncid=BA67335381|ref=harv}}
* {{Cite journal|和書|editor=海人社|year=2006|month=10|title=海上自衛隊潜水艦史|journal=[[世界の艦船]]|issue=665|publisher=海人社|naid=40007466930|ref=harv}}
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