「氷と炎の歌の世界」の版間の差分

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:イ・ティの北方に広がる広大な平原とそこに住む遊牧民。イ・ティの帝国はしばしばこの地を支配下に納めようと試みてきたが、大抵の場合失敗するか一時的なものに終わっている。ドスラクの海とは山脈で隔てられており、この地の民が山脈の西側に来ることは滅多に無いものの、奴隷商人湾の諸都市の奴隷や剣闘士の中に少数ながら見られる。
;{{Anchor|イッベン}}
:エッソス本土から鯨湾を隔てた北の海に浮かぶ島々。最大の島はイブ島でイッベンの港と都市イブ=ノールがある。かつては神王と呼ばれる君主が統治していたが、ヴァリリアの崩壊後は貴族、司祭及び豪商からなる影の評議会によって治められている。ドラマの中でティリオンがマンモスの徘徊する地として言及し、その後小説名前が登場した。
;{{Anchor|影の土地}}
:はるか東の土地。既知の世界の東の端に位置し、[[#アッシャイ|アッシャイ]]の隣あるいは向こう側にある。西方世界では〈影の土地〉に関する種々の物語が語られるが、どこまでが真実なのかは明らかでない。石化した[[#ドラゴン|ドラゴン]]の卵は〈影の土地〉からもたらされ、ドラゴン自身が〈影の土地〉に起源を持つと言われている。[[#ドスラクの海|ドスラク]]人は、〈幽霊草〉が〈影の土地〉を覆い、その茎は闇に光り、馬上の人よりも高く育つと信じている。この土地に生まれたものは〈影の人々〉と呼ばれ、体を刺青で覆い、赤い漆塗りの木の仮面をつける。彼らは陰気で恐ろしい存在として描かれている。彼らの中には、血の犠牲を必要とする呪文を用いる、血の魔法を使う者もいる。〈影の土地〉と[[#アッシャイ|アッシャイ]]は合わせて〈影〉と呼ばれることが多い。
;{{Anchor|Cannibal Sands}}
:直訳すると人食い族の砂漠。影の土地の北にある砂漠。名前の通り、人肉を食らう部族が住んでいるとされる。邦訳書籍には未登場。
;{{Anchor|Grey Waste}}
:直訳すると灰色の荒れ地。影の土地の北にある砂漠。この地より東に何があるのかは不明。邦訳書籍には未登場。
;{{Anchor|Mossovy}}
:ジョゴス・ナイの東、Grey Wasteの北にあり、北の海の沿岸地域に広がる森林地帯。七王国の司祭たちはこの森の端で世界が終わっていると言及するが、実際に森の向こうに何があるのかは知られていない。邦訳書籍には未登場。
;{{Anchor|Thousand Islands}}
:直訳すると千諸島。Mossovyの沿岸一帯の島々。既知の世界の北東の端。緑がかった肌の住民が住んでいるとされる。邦訳書籍には未登場。
;{{Ulthos}}
:影の地から狭い海峡を隔てた南の土地。深い密林に覆われている事意外は何も知られていない。島なのか、或いは大陸の一部なのかも不明で、同じく殆どが未踏のソゾリオスと地続きである可能性もある。邦訳書籍には未登場。
;{{Anchor|夏諸島}}
:エッソスと[[#ウェスタロス|ウェスタロス]]の南側にある〈夏の海〉に浮かぶ、一つの国家をなす島々。美しい鳥、類人猿、そして猿が住む。〈高木の町〉(〈高い木の町〉)の港は首都の役割を負う。夏諸島の住民は、独自の言語を話し、しばしば明るい色の羽毛のマントを着る。肌は黒く、魚と果物を食する。ウェスタロスにはワイン、香辛料、羽毛、そして弓を作る特殊な木材を輸出する。弓術は夏諸島人にとって重要な武技である。その独特な弓は他の弓よりも飛距離が長く、海賊から商船を守るすぐれた防御となる。性は神々からの贈り物と見なし、愛の行為によって神々を崇拝する。高貴な生まれの若い男女の多くは、神々を讃えるために売春施設に数年間勤める。