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*平成29年([[2017年]])第114回赤穂義士祭:[[中村梅雀]]、義士行列の大石内蔵助役で2年連続参加。
*平成30年([[2018年]])第115回赤穂義士祭:義士行列の大石内蔵助役で俳優の[[高橋英樹 (俳優)|高橋英樹]]が初参加。赤穂市の姉妹都市[[ロッキングハム市]](オーストラリア)の訪問団がパレードに特別参加。
*令和元年([[2019年]])第116回赤穂義士祭:義士行列の大石内蔵助役には、同じく高橋英樹が昨年に引き続き出演した。[http://www.ako-minpo.jp/news/13747.html 赤穂民報:義士行列の内蔵助役 昨年に続き高橋英樹さん]<ref>「イベントの目玉である「忠臣蔵パレード」では、今年も大石内蔵助役として俳優の高橋英樹が義士行列に特別出演。」(大石内蔵助役に高橋樹が参加『第116回赤穂義士祭』赤穂市 2019.12.14)</ref>。
 
== 交通アクセス ==
* お城通り周辺までJR[[赤穂線]] [[播州赤穂駅]]から南へ徒歩7分
 
== 各地の義士祭 ==
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[[File:Sengakuji Gishisai 191214d.jpg|thumb|200px|泉岳寺での義士祭の様子(2019年12月14日撮影)]]
*[[義士祭 (東京都港区)|泉岳寺赤穂義士祭]] - 東京都[[港区 (東京都)|港区]]の[[泉岳寺]]で行われる。もとは慶長17年(1612年)[[徳川家康]]が幼年に身を寄せた[[今川義元]]の菩提を弔うために開山した寺であったが、赤穂藩主浅野家の菩提寺でもあったことから、[[赤穂事件]]の後は、赤穂四十七義士の墓所として知られ、歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」の興行が盛んになるにつれて一層賑わいを見せるようになった。浅野長矩公墓前供養、義士追善供養祭の他、献茶式や義士行列が行われる。
*本所松坂町公園義士祭 - 吉良邸の跡地の一角に造られた[[本所松坂町公園]](東京都[[墨田区]])で行われる赤穂四十七義士の供養祭。両国連合町会の主催で、昭和9年(1934年)に始まったとされる。当日は多数の出店などがあり、全国から多くの観光客で賑わいを見せる。14日の義士祭に合わせた週末の土日には、[[吉良祭]]・元禄市と吉良神社([[神社合祀]]により吉良邸内稲荷社)での戦死者供養も行われる。
*新発田義士祭 - [[堀部武庸]]の生誕地である[[新潟県]][[新発田市]]で開催。生家・中山家の菩提寺である[[長徳寺 (新発田市)|長徳寺]]を中心に、武庸を偲んでの法要・剣武・居合・詩吟等の他、赤穂義士に扮した少年少女剣士による市中パレードがある。
*山科義士まつり - 昭和49年、この地に隠棲した大石内蔵助を偲んで、義士ゆかりの寺院も多く点在する京都府[[山科]]周辺で始まった祭り。義士行列が毘沙門堂を出発、47士の遺髪が納められている浅野家の菩提寺[[瑞光院]]での法要後、子供義士行列などが加わり、[[岩屋寺]]、[[大石神社 (京都府山科区)|大石神社]]までをパレードする。
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*若松忠臣蔵 - 福岡県[[北九州市]]若松区にある恵比須神社において、昭和62年頃より行われる赤穂義士を称える伝統行事。建物が国の[[登録有形文化財]]でもある創業120年を誇る老舗料亭「金鍋」で、四十七士の名前と家紋が入った会津塗の膳が発見されたことが由縁とされる。
*山鹿義士まつり - 熊本県[[山鹿市]]にある[[日輪寺]]を中心とした義士まつり(毎年2月4日)。江戸の細川藩邸で赤穂義士の接待役を務めた[[堀内伝右衛門]]が赤穂義士の義挙に感銘を受け、遺髪塔を日輪寺に建立したとされる。赤穂十七義士慰霊祭。
=== 終了した義士祭 ===
*[[大石りくまつり]] - 毎年10月、大石良雄の妻・[[香林院|りく]]の出生地の[[豊岡市]]で行われていた。[[2017年]]開催の第20回をもって終了した
 
== 義士親善友好都市交流会議 ==
* 通称「忠臣蔵サミット」。平成元年に兵庫県赤穂市の呼びかけにより、「赤穂義士ゆかりの地」の所在する全国の自治体が、親善と友好を深めながら情報交換を行い、地域の活性化と発展向上のために相互協力していくことを目的に創設。毎年、一回開催される忠臣蔵サミットは加盟自治体のひとつが開催地となっている。
* 北海道[[砂川市]] 岩手県[[一関市]] 栃木県[[大田原市]] 茨城県[[笠間市]] 茨城県[[桜川市]] 群馬県[[安中市]] 群馬県[[藤岡市]] 東京都[[千代田区]] 東京都[[中央区 (東京都)|中央区]] 東京都[[港区 (東京都)|港区]] 東京都[[新宿区]] 東京都[[墨田区]] 東京都[[豊島区]] 新潟県[[新潟市]] 新潟県[[新発田市]] 長野県[[諏訪市]] 愛知県[[南知多町]] 愛知県[[西尾市]] 滋賀県[[大津市]] 滋賀県[[野洲市]] 京都市[[山科区]] 兵庫県'''赤穂市''' 兵庫県[[明石市]] 兵庫県[[相生市]] 兵庫県[[豊岡市]] 兵庫県[[加西市]] 兵庫県[[加東市]] 兵庫県[[丹波篠山市]] 岡山県[[津山市]] 広島県[[三次市]] 長崎県[[平戸市]] 熊本県[[山鹿市]]以上、加盟自治体(32市区町、2019年末現在)。
* その他に、兵庫県[[多可町]]<ref>旧・中三原、門三原村は赤穂浅野氏の領地。[[いじめ]]問題にも積極的に取り組んでいる。</ref>、香川県[[小豆島町]]<ref>[[素人歌舞伎|農村歌舞伎]]「仮名手本忠臣蔵」が活発に上演される。</ref>と[[土庄町]]などが参加調整中。将来的には[[中国]]・武林市(wu lin)、[[韓国]]・ソウル特別市(ハンソンブ)<ref>ともに[[武林隆重]]の祖父・孟二寛の出身地。</ref>の参加も計画。(平成29年調べ)。
* 西尾市(旧・吉良町)、一関市、墨田区、千代田区<ref>グラントウキョウノースタワー内に吉良邸在宅者の供養碑など。</ref>、中央区<ref>栗崎道有邸に義央と戦死者の墓および追悼塔。</ref>、安中市<ref>旧・人見村は吉良氏の領地。</ref>、藤岡市、諏訪市、平戸市<ref>「吉良家文書」を松浦家が保管。また、松浦清による著書『甲子夜話』が現存。</ref>などが、過去の恩讐を越え参加いただいている。
** 一方、義央の菩提寺・万昌院がある中野区(天領)、義士祭当日に先祖の供養がある米沢市(上杉家)<ref>ただし、吉良の男系子孫である現当主は12月14日に先祖・戦死者の供養のみならず、2月4日には義士の供養もされており、サミットなどの行事にゲスト参加の場合がある。</ref>、泉岳寺に寄進の梵鐘を放棄された<ref>駒澤大学名誉教授・廣瀬良弘『禅宗地方展開史の研究』など(金石文『曹洞宗全書』より)。明治に民間から海外に流出したとされる(ウイーン美術館)。当時の住職による義士遺品の無断売却とは無関係。</ref> 熊本市(細川家)、松の廊下で毛利師就が刃傷を受けた下関市(毛利家)、浪人や町人の集団に江戸藩邸を襲撃され屋敷を移動した岡崎市および浜松市(水野家)、家中に大石氏があるも一貫して吉良方に与した弘前市(津軽家)は、参加辞退の立場を変えていない。また、また義士を粗略に扱い非難された松山市(久松吉良と親密だった吉田町(伊達家)、脇坂赤穂事件のたつの市(脇坂家)<ref>[[浅野長矩|浅野内匠頭]]の遺品について赤穂市への返還問題があり、浅野氏による散逸責任を理由に一般公開もされていない。</ref>については自治体レベルの交渉自体が記されていない(民間レベルでの各市との交流はある<ref>[[赤穂民報]]「イタリア大使館で義士慰霊祭」(2015.12.5)ほか</ref>。前項の[[興聖寺]]による松山義士祭も参照)。
** 義士を尊敬し同じデザインの衣装に因む[[新選組]]を擁した会津若松市(松平家)、赤穂藩の[[宗家]]である広島市(浅野家)については、それぞれ長州やアメリカとの複雑な関係、「[[平和市長会議]]」のホストという立場<ref>明星院義士祭は市の主催でなく、あくまで特定の[[宗教法人]]が実施するイベントとしての扱い。</ref>などから参加可否の検討段階までに至っていない<ref>『平成9年 忠臣蔵サミット』」資料より「忠臣蔵ゆかりの地」(赤穂市)</ref>。
 
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
* [[赤穂事件|元禄赤穂事件]]
* [[忠臣蔵]]
* [[パク・ジュニョン]] - [[赤穂市|赤穂]]観光大使。2012年から義士祭に参加している。
* [[泉岳寺]]
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* [[大石神社|赤穂大石神社]] - 大石内蔵助屋敷跡に建つ神社。義士宝物殿と義士木像奉安殿で赤穂浪士に関する資料を展示する。
* [[赤穂市立歴史博物館]] - 「赤穂浪士」をメインテーマの一つとする史学系博物館。[[赤穂城]]の米蔵跡に立地。
* [[義士祭 (東京都港区)]] - 毎年12月14日、[[泉岳寺]]や本所松坂町公園周辺で行われている祭。
*[[大石りくまつり]] - 毎年10月、大石良雄の妻・[[香林院|りく]]の出生地の[[豊岡市]]で行われている。
 
== 外部リンク ==