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『'''海行かば'''』('''うみゆかば''')は[[日本]]の[[軍歌]]ないし[[歌曲]]の一。
 
詞は[[万葉集]]巻十八「賀陸奥國出金詔書歌一首并短歌」(新編[[国大観]]番号4094番。[[大伴家持]]作)から採られている。作曲された歌詞の部分は原歌中の引用部分であるが、[[大伴家持]]の筆が入ってひとつの作品となっていることを重視し、彼の作と見るのが適当である。
 
この詞には[[1880年]]に当時の宮内省伶人であった[[東儀秀芳]]も作曲しており、[[軍艦行進曲|行進曲『軍艦』]]の中間部に今も聞くことができる。しかしながら、夙に有名なのは、[[1937年]]に作曲された[[信時潔]]の作品(信時の自筆譜では『海'''ゆ'''かば』)である。