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: 成長の凄さは水谷ボクシングジムでもトップだが、活樹には右手一本で負けてしまう。といっても、インターハイでは準優勝しており、かなりの実力がある。香月曰くマメさとしつこさが武器。
; 里山 八五郎(さとやま はちごろう)
: 活樹の育ての父親で、年齢は48歳。旧姓里山という苗字は結婚して婿養子になってからの苗字で、出生名は'''坂口八五郎(さかぐち はちごろう)'''である。元プロボクサーで、現役時代の[[リングネーム]]はラビット坂口。通算対戦成績は22戦12勝無敗10引分(1KO)。勤めていた会社が倒産し、息子の高校の校長に頼まれていた新ボクシング部の顧問を引き受ける。
: 減点ギリギリまで逃げ回るボクシングスタイルで、「パンチ力は素人に毛が生えた程度だが、世界に通じるせこい技術をもっている」と言われたほどで、パンチを貰わないボクサーとして有名。そのボクシングスタイルゆえあまり人気はなかったが、当時プロボクサー志望だった選手などにはファンが多い。
: しかし引退試合として選んだ赤松隆介戦で、自分の果たせなかった夢を託そうと殴り倒されるつもりで普段より一歩前に出て闘った。その結果[[カウンターアタック|カウンター]]となり、初のKO勝利を将来有望な赤松から得る。しかし、この試合が原因で1ヵ月後に赤松は亡くなる。罪滅ぼしとして、当時妊娠していた赤松の婚約者である里山佐知子と結婚し(<ref>この妊娠していた子が活樹である。なお佐知子は生前、活樹に「お父さん(八五郎がいなかったら[[婿養子]]とたも茶紀もこの世にはいなかった」と語っており、八五郎に深い感謝の想いを抱いていたことが伺える。</ref>。その後、茶紀をもうける。
; 大島 由紀夫(おおしま ゆきお)
: 光葉高校校長。58歳。ボクシングの経験はほとんど無いが、見てきた試合数は半端ではなく、目も肥えている。また、狡猾であり、香月の弱みを握って交渉したり、人脈を利用して八五郎の再就職を邪魔し続けて新ボクシング部のコーチにさせた。