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== 用語 ==
; 桜吹雪会
: 黒河内が沢渡を追い詰める過程で登場した謎の警察内非合法組織。当初は沢渡の依頼を受けて黒河内の命を狙う。
: その正体は、Mr.公安とも呼ばれた公安の大物OBである城尾平蔵を筆頭に3億円事件の捜査で密かに手に入れた多額の金を原資に警官の福利厚生を厚くすることを目的とした組織で、理不尽な理由で退職を余儀なくされた警官の再雇用や、殉職した警官の遺族を手厚く補償する互助会のようなものであった。しかし、一方では警察の存在意義を認めさせるために暴力団(赤刃組)を背後で操る、標的の暗殺も厭わず警察の不祥事の揉み消しを行うなど危険な組織へと変貌していった。
: 名前の由来は設立者4名の名前の頭文字のアナグラムが「遠山金四郎(遠山金城)」になることと、また桜が警察の隠語であることに加えてスサノオの桜にあやかったものであった。
; 大人はわかってくれない
: 70年代の左翼学生による赤軍テロが盛んだった時代に存在していたという伝説的なテロ組織。自らテロを実行するのではなく、周到なテロ計画を別のテロ組織に売ることで商売しているというもので、テロリスト界隈では天才高校生(目黒のこと)が参謀をやっているということで知られていた。かつて世間を騒がせた警察庁長官銃撃事件の企画者でもあった。
: 公安のS(スパイ)となって学生テロ組織に加わり、正義に悩んだ鳥尾恭児が創設したもので、名称はフランス映画「[[大人は判ってくれない]]」に由来する(鳥尾の名も監督の[[フランソワ・トリュフォー]]に由来)。そして、当時高校生であった目黒を計画立案の参謀として加えていた。
; スサノオの桜
: 先の大戦直後に設立されたという古い闇組織。日本を真の独立国家とする目的を持ち政財界を暗躍、様々な協力者やシンパを持つ。城尾をして怖い組織と呼ばれ、桜吹雪会でも匿えないような危険人物はスサノオの桜に送ることになっていた。
: 現組織の長である桜木の祖父が設立者で、元々は旧日本軍配下で非人道的な化学実験を行っていた組織。戦後の迷宮入り事件、照銀事件の犯人でもあり、同事件は米軍に自分たちの存在価値を認めさせるためのデモンストレーションであった。
== 書誌情報 ==
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