「浦安鉄筋家族の登場人物」の版間の差分

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: 性格はかなり屈折しきっており、自己讃美にも顕著に表れている。最初のころは様々な小細工を弄して教え子達を恐れさせたりなど、知能が回る一面も見せていたが、連載が進むたびに知能の方は低下、行きつけの中華料理屋の主からは「小学校の教師をやっているのが信じられない」と思われるまでになり、顔のほうも当初のブルース・リー風からだんだんと間抜けっぽくなる。しかし持ち合わせている大人としての狡さや本人のいい加減さで教え子や周囲の人たちを混乱させている。
: 貧乏なため家庭訪問と称して生徒の家に行き、食べ物を貰おうとする。あかねに幾度と無く借金している。ただでさえ貧乏なのに頻繁に財布や給料を紛失し、さらに状況を悪化させている。度々「通信簿の成績を上げる」などと言うが、口約束でしかない。最初期のころは「オメェーら全員、通信簿オール1だ!!」が決め台詞だった。
: 夏休みや冬休みなどには遭難し、デデニーランド([[東京ディズニーランド]]のパロディ)や使われていない野球場、高速道路の中央分離帯、学校の屋上、冬の[[ドブ]]川、[[サファリパーク]]、近所の河川敷、市民プールなどさまざまな場所で遭難したことがある。最初に住んでいたアパートは[[ゴキブリ]]が出るほどの[[ごみ屋敷]]になっており、そのアパートは最初の遭難のとき、放火による火事で失い<ref>「野良ミャオ」の回</ref>、その次のアパート「ドヌーブ荘」では下の部屋にいる凶暴な女レスラー・ボボコングに脅えながら暮らすものの、このアパートも火事で失い、その次のアパートは冬場は外より寒い上に風呂とトイレが無く、さらに家賃もドヌーブ荘の4千円から1万円台と値上がり(しかも大家がどう見てもヤクザ)と生活環境は悪化の一途。日々の食生活にも事欠き、自ら釣上げたザリガニ<ref>ただし、化学工場のそばのドブに住んでいるものであるため、汚染されている(ただし、仁やフグオはその汚染されたザリガニで作った天丼を平気で食べていた)。</ref>などを食している(338発目)。焼肉を食べた時は一度食べただけで一気に肥満体になってしまった。運転免許を持っていないため通勤手段は自転車あるいは徒歩。時々、学校の中で勝手に暮らしている。「少年時代は天才だったが宇宙人に脳みそ手術をされ馬鹿になった」という嘘の記憶をつくりあげている。ドラマ版では宇宙人の星君に誘拐され、地球人のサンプル扱いされているが、その知能の低さに呆れられる描写があてしまい、最終回で宇宙から浦安に放棄同然に戻されている。
: 後述の通り体は弱いが、その割には遭難して飲まず食わず<ref>もしくはカブトムシなど、おおよそ食べ物ではないものを食している。</ref>だったり、真夏や真冬の屋上に長期間取り残され、挙句の果てにはストーブに落ちて黒焦げになったり、サッカーのゴールポストに挟まれて氷漬けになっても生きているなど、不死身の持ち主で、『元祖!』で小鉄もそのことについて言及している(しかし、順子からは作り話と信じてもらえなかった<ref>順子以外の家族がその話を信じたのかは明らかにされていない。</ref>)。
: 個性的な様々な口癖を持つが、ほとんどは香港映画の俳優の名前である(「[[チョウ・ユンファ| - ちょー]]」、「[[サモ・ハン・キンポー| - キンポ]]」、「[[マイケル・ホイ| - ホイ]]」、「[[ツイ・ハーク| - ツィー]]」など)。初期は独特の口癖はあまり無かったが、口癖がでてきてからも性格の悪さといい加減さは変わっておらず、逆に悪化の一途をたどっている。地味ながらも住居不法侵入、窃盗、器物損壊、過失傷害などの犯罪行為を幾度と無く重ねている。奈々子先生に好意を抱くが、厄介ごとに巻き込むたびに苛烈な鉄拳制裁を受けている(ただし嫌われていると言うほどではないようで、214発目のバレンタインで義理チョコを貰っている)。