「TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す 〜ヘンダーソン氏の福音を〜」の版間の差分

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:; 三重帝国魔導院
:: 三重帝国の建国に際し設立された国立の魔法・魔術研究機関で、帝国唯一の公的に魔法を扱う組織。あらゆる魔法・魔術の“理論”を蒐集・管理する組織であり、国が認めた優秀な魔法・魔術の研究者が集い、国の要請に応じて公務を執行することもあるなど、半ば官僚に近い立場にある。そのため単純に魔力量が多いだけの人物や、感覚的に魔法や魔術を使う市井の「魔法使い」とは一線を画す。また、そうした研究者や実践者を育成する教育機関としての側面も持つ。魔導院に入学するには多大な費用がかかり、魔導師の弟子になる場合でも最低で農民の年収の3倍程度の年額、伝手がなければその2倍ほどの学費が必要となる。
:: 魔導院に所属する者は「聴講生」「研究員」「教授」の位階に区分され、またいずれも非正規の「客員」と「正規」の所属者に分けられる。聴講生は「魔導院と言う学校の学生」であり師匠以外からも教えを受けられ、魔導師の弟子は「聴講生でなくても構わない」が原則として師匠からのみ教えを受けると言う違いがある。聴講生から研究員、研究員から教授への昇格には(主に師匠である)教授からの推薦を受け研究論文を提出する必要があるが、降格も普通にあるらしい。正規の研究員以上になると国から研究予算が付き、院内に工房が与えられ、公的な魔法・魔術の道の先導者として「魔導師(マギア)」を名乗ることが許されるが、定期的な講義や討論会への参加や論文の提出などが義務づけられる。研究内容は禁忌に触れない限り自由で、副業等の制限もなく、また後進の指導もある程度は目こぼしされるなど、魔法・魔術に関してはある程度の権限を持つ。教授になると、加えて聴講生や研究員への講義・教育指導を行う義務を負い、魔導院を運営するための連絡会に加わり、名誉貴族位を与えられ魔導官僚として国政にも携わる立場となる。国風から理論の実践を重視する傾向があり、また学閥競争が非常に激しい。
<!--:: 院内では魔法・魔術の秘匿や普及に関する主義から大きく7つの派閥に分かれており、払暁派、黎明派、中天派などがある。派閥の下に更に、教授をトップとし(元)生徒や(元)弟子達による学閥が存在する。-->
; セーヌ王国
: 三重帝国の西方に位置する隣国。