「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」の版間の差分

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イタリア映画祭2015で上映された際の日本語タイトルは『'''いつだってやめられる'''』<ref>{{Cite web|url=https://www.asahi.com/italia/2015/works.html|title=作品情報|work=イタリア映画祭2015|publisher=[[朝日新聞社]]|accessdate=2019-06-29}}</ref>。
 
== ストーリー ==
[[認知神経科学|神経生物学者]]のピエトロは勤めていた大学との契約が打ち切られるが、そのことを同棲中の恋人ジュリアに告げることができず、途方に暮れる。
ところが、安価に製造できる合成薬物が驚くほど高い値で売買されていることを知ったピエトロは、[[計算化学|計算化学者]]のアルベルトをはじめ、大学をクビになるなどして不遇な状況にある様々な研究者らを集めて、[[脱法ドラッグ|合法ドラッグ]]を製造・販売することにする。
メンバーそれぞれの専門分野を活かし、ピエトロらのドラッグは品質の良さによってすぐに大人気となり、彼らは莫大な利益を得るようになる。
しかし、ローマのドラッグ市場を牛耳るムレーナに目をつけられてジュリアを人質に取られた上、自ら作ったドラッグを試すうちに[[薬物依存症]]となったアルベルトが交通事故を起こし、所持していた大量のドラッグを警察に見つけられてしまったことから、ピエトロらは窮地に陥る。さらに、ムレーナから要求された量のドラッグを作るために必要な薬品を手に入れるため、ピエトロらは薬局に強盗に入るが、薬剤師がピエトロの授業を受けていた学生だったことから計画は頓挫、しかも慌てたメンバーの1人が薬剤師を撃って怪我をさせてしまったことから、事態はさらに混乱する。
 
ピエトロはまず短期記憶を曖昧にする薬を作って薬剤師に飲ませる。次に、ムレーナから要求された量のドラッグを偽物で用意する。ドラッグが本物であるかをムレーナが確かめる際の飲み物にサンプルとして1錠だけ残っていたドラッグを溶かしておくことでムレーナを騙し、無事にジュリアを取り戻す。さらに、怪我をした薬剤師をムレーナの車のトランクに隠すと、ピエトロは警察に出頭し、自分1人が罪を被り、他のメンバーを赦免してもらう代わりにムレーナを警察に売って逮捕させ、薬剤師を誘拐した罪を着せる。
 
こうしてピエトロだけが収監され、1年半の月日が流れる。
 
ジュリアはピエトロとの間に生まれた赤ん坊を連れて面会にやってくる。ピエトロが刑務所で教師として働いて稼いだ給与が生活の頼りであると打ち明けたジュリアは、模範囚のピエトロがあと数ヶ月で出所することに不安を感じていた。ピエトロはもう少し刑務所で働けるように他の囚人らとトラブルを起こすつもりだと答え、これも悪くない選択だろうと言い聞かせる。
 
== キャスト ==