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==== 事故 ====
1994年、イギリス軍所属のヘリがレーダーなど使わない有視界での飛行中、スコットランドの岬の丘に激突して大破して、乗員29名が死亡した。ヘリのボイスレコーダー搭載を空軍はしなかった。空軍はパイロットの操縦ミスと判断したが、[[航空事故調査局 (イギリス)]](AAIB)が、事故原因を追究した結果、事故現場からエンジンの自動制御をするコンピュータのメモリーを発見し、軍事機密性が高い機器だが、アメリカの製造元にメモリーの分析を依頼。メモリーにエラーコード5の記録があった事が判明。このエラーが起きるとエンジンへの燃料供給量が異常を起こし、エンジンの暴走が起きて操縦不能となり、場合によっては停止する事が分かる、。イギリス国防省は、AAIBの追求によりCH47が、それまでにエンジン自動制御の関連による欠陥が23件報告されていた事を明らかにした。エンジンの自動制御のソフト開発されてから9年間に175か所の異常が見つかっていた事も軍に認めさせた。イギリス側は米国防相とボーイング社にこの事実をつきつけ改善を要求。更に英国議会に報告した。上院は1995年の空軍事故調査委員会の結論を再検討するよう命じ再調査が行われ、パイロットの操縦ミスは否定された。のちの[[リアム・フォックス]]国防大臣が、自らパイロットの遺族に対して謝罪した<ref>平良隆久著「漫画でわかる日米地位協定 高校生が日米地位協定を調べてみた!」</ref>109ページ~111ページ</ref>。
2018年3月6日午後6時50分ごろ、沖永良部島分屯基地の近くで、上空を飛行していた空自那覇基地所属のCH-47から後部扉が落下した。同機は離着陸訓練で沖永良部島分屯基地に着陸しようとしていた<ref>{{Cite news|url= https://mainichi.jp/articles/20180307/k00/00m/040/117000c |title= 空自ヘリ:扉落下、けが人なし 沖永良部島 |newspaper= 毎日新聞 |date= 2018-03-06 |accessdate= 2020-09-04 |archiveurl= https://archive.li/DOWL0 |archivedate= 2018-04-15 }}</ref><ref>{{Cite news|url= https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27784980W8A300C1ACYZ00/ |title= 鹿児島・沖永良部島に空自ヘリのドア落下 けが人なし |newspaper= 日本経済新聞 |publisher= 日本経済新聞社 |date= 2018-03-07 |accessdate= 2020-09-04 }}</ref>。翌日分屯基地の南東約200mの草地でドアを発見、回収された<ref>{{Cite news|url= https://www.asahi.com/articles/ASL3703ZXL36UTIL06C.html |title= 空自ヘリの落下ドアを発見 沖永良部島基地近くの草地 - 沖縄 |newspaper= 朝日新聞デジタル |publisher= 朝日新聞社 |date= 2018-03-07 |accessdate= 2020-09-04 }}</ref>。