「日本製鉄紀尾井ホール」の版間の差分

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== 施設 ==
客席数800席のクラシック専用の中ホールと250席の邦楽専用の小ホールがある。設計は[[山下設計]]、音響設計は[[永田音響設計]]。中ホールは室内楽及び室内オーケストラのためのホールということで構想された。ホールのレジデントオーケストラとして[[紀尾井シンフォニエッタ東京ホール室内管弦楽団]]を設置している。 [[優良ホール100選]]に認定されている<ref>[http://www.seas.or.jp/hall100/hall100ichiran.html 優良ホール100選] - 日本音響家協会</ref>。
 
=== 中ホール ===
シューボックス形式。舞台間口に対してほぼ1:1の天井の高さである。舞台下の構造が根太組みになっており、その空間が同じ根太組み構造の客席につながっている。天井は、[[強化ファイバーコンクリート]]製という剛性のある硬い素材で直接音に対し「一時反射」と呼ばれる間接音が、人間の[[耳]]では[[反響|エコー]]として感じられないほどの速度を持つようになっている。そのため緊密な響きが生まれる。舞台袖の設備は設計段階から日本のステージマネージャーの草分けともいえる宮崎隆男(紀尾井ホール初代ステージアドヴァイザー)のアドバイスを受け、利用者特に演奏者にとって使いやすい構造になっている(舞台裏の楽器用の棚は日本では初めて設置された)。日本では3番目、東京では2番目にホール付きのステージマネージャーを置いたホールである。
主催公演などのホール独自の企画も幅広く行っており、企画は日本製鉄文化財団が行っている。主な企画として年5回各2公演(計10公演)の[[紀尾井ホール室内管弦楽団]](旧称:紀尾井シンフォニエッタ東京)定期演奏会、国内の有望な若手演奏家を取り上げる「紀尾井 明日への扉」、実力派の弦楽四重奏団を紹介する<クァルテットの饗宴>、様々な楽器のリサイタルなど多岐にわたる。
 
=== 小ホール ===