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=== 海上自衛隊の潜水員 ===
[[海上自衛隊]]の潜水員は開式スクーバを行う'''潜水特技員'''、閉式スクーバを行う'''潜水員'''、ヘリウム混合ガスを使用する'''深海潜水員'''、深深度長時間の[[飽和潜水]]を行う'''飽和潜水員'''、水中における爆発物処理を行う'''水中処分員'''の5種類に区分される。潜水のみを専門とする職域があるわけではなく、各職域の中で「潜水の能力を併せ持つ特殊技能保持者」として扱われる。潜水員の役割は各職種によって異なり、[[掃海艇|掃海部隊]]では機雷の掃討作業、[[護衛艦]]や[[潜水艦]]ではドック入渠時の船底確認、[[特別警備隊 (海上自衛隊)|特別警備隊]]では潜入斥候、[[救難飛行隊]]では[[救助員 (海上自衛隊)#機上救助員|機上救助員]]としての役割を担う。潜水員の養成は、隊員が部隊配置された後、本人の希望により、開式スクーバー課程の部内募集に応募することとされている。[[広島県]][[江田島]]にある[[術科学校 (海上自衛隊)第1術科学校|第1術科学校]]において養成される。また、特修科潜水課程では潜水士の国家資格も受験する。海上自衛隊での潜水士有資格者は約1000名以上と言われている。海上自衛隊では、[[減圧症|潜水病]]の医学的研究機関として、[[海上自衛隊潜水医学実験隊|潜水医学実験隊]]を[[神奈川県]][[横須賀市]]に置いている。[[2008年]]には、海上自衛隊の潜水員は[[豊後水道]]南方で450mを超える深深度潜水日本記録を樹立した。
 
=== 海上保安庁の潜水士 ===