「仮面ライダークウガ (漫画)」の版間の差分
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=== クウガの変身者 ===
; 五代 雄介(ごだい ゆうすけ)
: 本作品の主人公。外見は金髪・刈り上げと非常に派手になっているが、原作と同様の能天気かつ飄々とした性格。その能天気ぶりは自身とタイプの違う駿河のペースを乱すほど。ただ、暴力を極端に嫌うという描写はなく、グロンギの起こすゲゲルに怒りに駆られ、感情任せに突っ走る一面もある
: テレビ版における代名詞であるサムズアップは印象的に用いられる場面こそ少ないが、しばしば行っている。また、初登場時には「2015の技を持つ男」を自称している<ref>本作品は時代設定が2015年になっている。</ref>が、技のレパートリーについては掘り下げられていない。
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#五代 雄介]]を参照。
; 先代クウガ
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: テレビ版『アギト』における同人物については[[仮面ライダーアギト#沢木哲也の関係者]]を参照。
; 津上 翔一(つがみ しょういち)
: 津上雪菜の弟
: 兄がクウガであることに悩むみのりを助け、彼女の相談相手となる。それが縁で五代とも知り合い、意気投合する。
: 姉の死と同時に、彼女から「霊石」を受け継いでアギトとなる。姉の死と自身の変化に絶望して自殺を図ろうとするが、現場に駆けつけた駿河によって救われる。その後もアギトになったことに一人苦悩し続ける。
: 人間を襲う「失敗作」のアギトに遭遇した際、心ならずも自らもアギトに変身して倒すが、その直後に現れて翔一のアギトと「失敗作」を混同したクウガと小競り合いになる。しかし翔一も五代も、長らく互いの正体は知らないままに過ご
: 荒事慣れしていないのもあって戦闘センスには難があり、クウガと共闘した際には戦い慣れた五代に足手まといと判断されるほどだが、相手に強い敵意を抱き迷いがない時には見違えるほどの能力を発揮する。
: テレビ版『アギト』における同人物については[[仮面ライダーアギト#津上 翔一]]を参照。
; その他のアギト
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: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#笹山 望見]]を参照。
; 駿河 徹也(するが てつや)
: 本作品オリジナルキャラクター。神に愛されたと称されるほどの強運を持ち、火器から白兵武器まで完璧に使いこなし、一条の得意とする剣道でも負けたことがないなど常人離れした戦闘能力を持つ。享楽的な人物で、警察を離れてからは[[傭兵]]として世界中の紛争地域を渡り歩いていた
: 一条とはかつてコンビを組んでいたが決定的に反りが合わず、加えて一条の妹が誘拐された際に
: ゴ・ガメゴ・レとの交戦で負傷した際に翔一の独断で輸血され、翔一の血が体内に流れた状態になっているが、特に何らかの変化はない。
=== 未確認生命体対策本部の協力者 ===
; 沢渡 桜子(さわたり さくらこ)
: 長い黒髪をした女性となっている。
: 本人も知らないことだが実は「次代のバルバ」であり、現在のバルバが精気を消耗して倒れた際にその復活の儀式のために一度拉致されたが、直接的な身の危険を伴うものではなく無事に返された。
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#沢渡 桜子]]を参照。
; 椿 秀一(つばき しゅういち)
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: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#椿 秀一]]を参照。
; 榎田 ひかり(えのきだ ひかり)
: テレビ版よりも派手な容姿とエキセントリックな性格をした女性になっている。
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#榎田 ひかり]]を参照。
; 新谷 ケイ(しんたに-)
: 駿河と共に警察に復帰した妖艶な女性。駿河に協力的。薬物の研究を本分としている。
: 物語の中であまり目立った行動は見せなかったが、対策本部に送り込まれた監視者であり、「未確認生命体対策本部監視委員会」の一員として五代や一条を拘束。対策本部を事実上乗っ取る。
: 椿や榎田と協力して五代=クウガの研究を進めるが、五代の身の安全を前提に協力している彼らと異なり、五代を未確認生命体として解剖して研究を進展させようとする。そんな中で発生した暴走したガリマの殺戮をとりあえず五代の凶行ということにしてスムーズに計画を進めようとするが、ガリマの対処を優先するため監禁に留める。しかしその後ガリマと交戦することになり、あえなく殺害された。
=== その他 ===
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: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#五代 みのり]]を参照。
; 一条 香里奈(いちじょう かりな)
: 本作品オリジナルキャラクター。一条薫の妹。津上雪菜に誘拐された事件の後遺症で幼児退行している
: 後に一条と共にバルバと再会、バルバが先代バルバの一件を解決してけじめとして香里奈らから奪った生気を全て返したことで回復した。
; 本田 絵美(ほんだ えみ)
: 本作品オリジナルキャラクター。翔一が姉の死とアギト変身のことで一人苦悩して一時パン屋に出なくなっている間に、新たにアルバイトに入った女。
: 翔一と親しくなり、肉体関係も持つが、実は翔一が彼女を支えにするよう
; 土倉 さやか・はるか(つちくら-) / 高野 玲子(たかの れいこ)
: 本作品オリジナルキャラクター。地下アイドルをしていたが他のメンバー6人を殺害して逮捕。二重人格を理由に責任能力なしを訴えるが服役、そしてアギトを生み出す実験台となった囚人の1人。黒髪のストレートロング。
: 現在は土倉さやかとして姿と名前を変え(整形し、基本的にツインテールにしており、髪色も異なる)、再び地下アイドルとして活動しており、翔一が不在のうちにパン屋にアルバイトとして入っていた。語尾に「☆」がついたり、「出会えタコライス」など語尾の最後の1文字に別の単語をくっつける喋り方をよくする。出会った翔一と交流を持ち、お互い惹かれ合う。
: 粗野な「はるか」との二重人格で、記憶は共有できない。はるかは五代と出会い、クウガであることも含めて五代に惚れ込み、体の関係を迫るなど強烈にアタックを仕掛ける。口は悪く人間関係にも不慣れだが、決して悪い人物ではない。はるかになるとツインテールをほどくことが多く、またこの間は黒髪として描写される。
: 幼少期に母親から虐待を受け、極限まで追い詰められたことではるかの人格が生まれ、母親を殺害している。しかしはるかが殺人をしたのはこれが最初で最後であり、メンバー殺害などその他の殺人は全てさやかによる犯行。さやかは「大切なものを奪う邪魔者は殺せばいい」という考えが身についてしまっている。翔一に依存するあまり、翔一が大切だと言ったパン屋の店長を殺害しようとし、それを止めた翔一を逆恨みして拘束、殺す前提でいたぶり始める。しかし「次は五代を殺す」と言ったのが決め手になって翔一が変身して反撃し、致命傷を負う。自分の過ちを悟ったさやかは翔一に別れを告げてはるかに切り替わり、戦闘中だった五代のもとに向かって身を挺して助けてから別れを告げ息絶えた。
: さやか・はるかのアギトは女性的なフォルムをしており、ツノがハート型のような形状になっている。どちらの人格でも同様に能力を発揮できるが、さやかは突き技、はるかは関節技を多用している。
== グロンギ ==
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: グロンギを復活させた[[バラ]]種怪人。人間体は銀髪の妖艶な女性。
: 自身の肉体の一部である荊を脳に埋め込むことで人間を操る能力を持っており、これを雪菜に使用している。
: メ・ビラン・ギがゲゲルの掟を破って無差別殺戮を行った際に、捜査を警察に委ねるため一条に協力を要請するなど人間社会の理解がとても深い。
: 実は一条の妹・香里奈を始めとした7人の女性を、雪菜を操って誘拐し、うち6人の精を食らって殺害し、生き残った香里奈の心を壊した真犯人。雪菜から「私から全てを奪い去った」と憎悪されている。彼女と再会した際、テレビ版では見せなかった邪悪な姿を現している。
: 本作におけるバルバは襲名制で、リントとして生まれる特殊な生態を持つ。沖縄にあるグロンギの遺跡に眠っている「先代のバルバ」、ベルセス・バルバが一族のルールに反して復活するのを防ぐため、警察から「休養」を命じられて偶然香里奈と共に旅行に来ていた一条と協力。決着をつけた際に一条に真実を明らかにし、そこで(香里奈が回復したとはいえ)一条からは刃を向けられるが、その場では何も起こらず去り、元通りに活動を再開。しかしこの一連の出来事で精気を消耗したため、突然眠りについてしまい、一時ゲゲルが中断した。
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#ラ・バルバ・デ]]を参照。
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; ズ・グムン・バ
: [[クモ]]種怪人。人間体はロングコートを纏う男性で、怪人体は手足の長い蜘蛛に近い姿をしている。
: 列車内で乗客を、地下駐車場でその場にいた人間および連続殺人犯・原田明を糸で動きを封じ込め、蜘蛛の何十万倍もの猛毒で殺す大量殺人を行った。原田を追ってきた一条に襲いかかるが、突然現れた白いクウガの跳び蹴りで倒される。
; ズ・ゴオマ・グ
: [[コウモリ]]種怪人。人間体は神父になった真鍋教授の擬態。
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; ズ・バヅー・バ
: [[バッタ]]種怪人。人間体は後方に逆立った髪型を持ち、ライダースーツを着用してマフラーを着けた男性(テレビ版のゴ・バダー・バの人間体に似る)。
: 課されたゲゲルは「8時間で20人」。殺し方は「ターゲットを高所に連れていき、そこから突き落とす」。のちには「信頼し合う者たちを高所に連れてゆき、生き残った方を助ける条件で殺し合いを命じる」
: 五代の目の前で
; ズ・メビオ・ダ
: [[ヒョウ]]種怪人。人間体は皮のベストに[[ホットパンツ]]を身につけた
: 課されたゲゲルは「2日で30人」<ref>メビオのテレビ版でのゲゲルは、ルールを犯し参加を許されなかったため行われていない。</ref>。殺し方は「高速道路でターゲットの乗っている車に衝撃を与えて玉突き事故を起こし殺す」。
: ゲゲルの最中にクウガと接触し、スクランブル交差点で戦うことになるが、駿河の撃った弾が右目に命中し、河川敷に逃走。そこを五代に見つかり、ちょうどそこに住んでいたホームレスに五代ごと拾われ、「未確認とも分かり合えるのではないか」という五代の考えのもとホームレスと交流する。
: 最
; ズ・ザイン・ダ
: [[サイ]]種怪人。ゲゲルの権利がメ集団に移ってから登場し、自身がゲゲルを行えないことに怒り、トラックを襲撃する。
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: 人を馬鹿にしたような態度を取ることが多い。リントの言葉を猛勉強したため語彙が豊富であり、それを試すために口喧嘩を文化と称して愛用している。特に罵詈雑言といった悪口に関する知識は非常に長けており、その時代のニーズに合わせたものまで何でも知っている。
: 課されたゲゲルは「3日で120人」。ゲゲルのルールは「口喧嘩で互いに罵倒しあい、自身が勝てば殺す」。殺し方は「長い舌で人間の脳天を突き刺すか絞め殺す」。
: バルバに攻撃を加えようとしたザインを粛清した後、ゲゲルを実行。五代に口喧嘩を仕掛けるが、割り込んできた
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#メ・ガルメ・レ]]を参照。
; メ・ガドラ・ダ
: [[トラ]]種怪人。人間体は隻眼で、全身が傷で覆われた筋骨隆々とした体躯の壮年男性。
: 頑固で誇り高い性格の戦士であり、「弱者であるリントを殺しても強さの証明にならない」という気持ちからゲゲルを拒んでいる。グロンギがリントを標的とした殺人ゲームの前に行っていた、グロンギ同士が戦う「最初のゲゲル」を望んでいる。また、「傷の数だけ強くなる」という信条を持ち、傷を負っても回復してさらに強くなる。
: バルバからゲゲルの掟を破ったメ・ビラン・ギの処刑を依頼され受諾。勝手な殺戮を行うビランを制裁するも、土下座に見せかけた騙し討ちを受け、取り逃がしてしまう。その騒動の中でビランに主人を殺害された1匹の犬と出会ったことから奇縁が生まれ、その犬と共に旅をするようになる。
: その後、津上翔一を襲撃したビランを発見し処刑するも、通りかかった雪菜に「翔一を襲う悪の怪人」と誤認され、彼女の変身したアギトのキックを受けてしまう。最後に「友」となった犬に別れの言葉を告げ、静かに目を閉じ爆死する。
: 生きることに対して彼なりの信念を持った、テレビ版では最後まで登場しなかった良識的な一面を持ったグロンギの一人である。
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: バルバから依頼されたガドラと戦闘になるが、一瞬の隙を突いて逃走する。ほとぼりが覚めたのちに、一条たちが仕掛けた偽の血液に釣られ、一条たちを襲撃。そこでも逃走すると、逃げた先にいた津上翔一を川岸から襲おうとする。しかしそこにガドラが現れ、彼のパンチを喰らい爆死する。
; メ・ギノガ・デ
: [[キノコ]]種怪人。人間体は長髪のシンガー
: 殺害方法は、テレビ版と同じく口移しで胞子を注入して殺害するというものだが、ターゲットは自身の歌声に魅せられたファン。シンガーソングライターとしての能力は本物のようでファンを心酔させており、狂気的な行動に走らせている。
: テレビ版と同じく、毒の胞子でクウガを瀕死まで追い込むが、復活した赤のクウガのキックを喰らい爆死する。また一条にも毒で致命傷を負わせたが、ビランの件で協力した恩返しとしてバルバに救われている。
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#メ・ギノガ・デ]]を参照。
; メ・ギイガ・ギ
: [[イカ]]種怪人。人間体は地味な感じの男であり、ピエロから服を奪って大道芸人として活動する
: 殺害方法は「自身の大道芸に対してお金を払わなかった人間に
: ゲリザキバス・ゲゲルが迫る中、たびたびメ・ギャリド・ギの妨害を受ける。その結果テレビ版同様の要因から過熱状態になってしまうが、死ぬ寸前に全てのエネルギーを解放する暴走状態に変容し、本能のまま暴れまくる。メ・ギャリド・ギを退かせるが今度はクウガと交戦。全身にヒビが入り、そこから放つ高熱によって赤のクウガを苦戦させるも、最期は新たに得た力である紫のクウガによって頭から一刀両断にされ、爆発する。
; メ・ギャリド・ギ
: [[ヤドカリ]]種怪人。人間体はパンク風の男。ゴ集団の昇格を狙う野心家。
: 自分より先にゲゲルを行うギイガを気に入らず、たびたび妨害を仕掛ける。ゲリザギバス・ゲゲルが近づいていることを知ると、ギイガを過熱状態にさせて自滅させようとしたが、ギイガが暴走したため逃走。そこで会った一条
; メ・ガリマ・バ
: [[カマキリ]]種怪人。人間体はチャイナ風の衣装を着た女。
: テレビ版と違い、自然と平和を愛する博愛主義者であり、ゲゲルを行うことを拒否している。かつての戦いで重傷を負って地中で眠りについた後、その地上でリントの子供たちが植えた木の根に触れ、その木が素晴らしい花を咲かせたことにより心を洗われ、自然や人間(リント)に対し敵意を抱かなくなり、逆にグロンギの習性に疑問を持つようになった。
: ギイガたちが倒され、自身にゲゲルの順番が回ってくるが、バルバに仕掛ける前に拒絶して逃走し、以後命を狙われ、また五代と知り合って(当初はクウガとは知らずに)親しくなり、互いに恋愛感情まで抱くようになっていく。五代に自分の名前を決めさせようとして、列挙された中から「幸子」という名前を選び、以降は主に「'''サチさん'''」と呼ばれる。
: ゲリザキバス・ゲゲルでは、リント27人分にカウントする「特別点」としてターゲットに加えられる。ゴ・バダー・バのゲゲルでは生き延びるが、五代に迷惑をかけまいと別れる。しかしその直後、
: 頭部を失い、放置されていた胴体はその後警察に回収されるが
: 実は翔一の襲撃の際、五代を守ろうとする意思は本物であること、グロンギを裏切った自分はもう長く生きられないであろうこと、多少ながら交流のあった翔一が殺人の罪には耐えかねるであろうといった考えから、自ら首をはねて自害していた。後に幻影として現れてその経緯を五代に伝えたことで、さやか・はるかの件とこの件が合わさって一度は生じた五代と翔一の対立が深刻化するのは免れられた。
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#メ・ガリマ・バ]]を参照。
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: バッタ種怪人。人間体は右頬にタトゥーを入れ、後方に逆立った髪型、裸の上にジャンパーとマフラーを直にまとった姿の男性(テレビ版のズ・バヅー・バの人間体に似る)。
: ゲリザキバス・ゲゲルで自ら課したのは「途中でバイクから降りることなく3日で99人」。バギブソンと呼ぶバイクを駆って殺戮を行う。
: 警察や五代、ガリマの前で怪人体へ変身する際、テレビ版と同様に、[[仮面ライダーシリーズにおける変身|仮面ライダー風の変身ポーズ]]をとっている。端数となる人数を殺した後、五代とガリマを殺して得られる特別点をもってゲゲルを成功させようとするが、2人の共闘によって撃破された。
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#ゴ・バダー・バ]]を参照。
; ゴ・ガメゴ・レ
: カメ種怪人。人間体は強靭な印象を与える点を除けばテレビ版同様、パナマ帽を被ったギャンブラー風の男。リントに時折現れる「英雄」の存在を敬っている。
: ゲリザキバス・ゲゲルのルールは「カジノのポーカーで得た最高額チップの数だけ『鉄球』を使用する」。
: 片桐章馬のアギトやクウガと交戦するも圧倒するが、クウガの成長で戦いが面白くなることに期待して退却。駿河に人間体をマークされており、課しているルールにも薄々勘付いたことでカジノで遭遇しポーカー勝負を仕掛けられ、そこに片桐も現れ、それぞれの行動を賭けた三つ巴の勝負(+同行した翔一も参加)になり、駿河に持ち前の強運とセンスで大勝されたためゲゲルの中断を余儀なくされる。その後約束を一切守る気がない片桐と遭遇、軽蔑しながら交戦し、ゲゲルの中断中という名目を保ったまま瀕死に追いやる。
: ゲゲルの邪魔者となる駿河を逆に尾行し襲撃。駿河が持ちかけた「決闘」に乗り、投石と神経断裂弾での射撃戦を行う。結果は痛み分けとなるが受けた神経断裂弾をすかさず摘出して致命傷を回避して優位に立つも、リントの身で自分と渡り合う駿河のことを「英雄」たりうる存在として敬意を払い、それ以上の攻撃はせず警告に留める。
: その後、成長を期待した目論見通り、サチの死がきっかけとなってライジングフォームに目覚めたクウガのキックに真っ向から打ち破られ、敗北した。
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#ゴ・ガメゴ・レ]]を参照。
; ゴ・ジイノ・ダ
: イノシシ種怪人。人間体はコンビニで働く冴えない壮年男性。
: ゲリザキバス・ゲゲルの直前にコンビニのトイレに遺棄された赤ん坊を拾い、「アカ」と名付ける(なお、本名は「健人」)。その状況で課したルールは「アカを連れて守りながらゲゲルを進め、かつアカが泣いている間だけ殺戮を行い、4日で400人」。
: 神経断裂弾の短所を受けて開発された警察謹製の新兵器である日本刀を手にした駿河と対峙するが、刺叉で受けて容易くへし折る。その間にアカが泣き止んだため撤退し、その先でライブ帰りのさやかと遭遇。アカを泣かせてしまったため攻撃するが、はるかのアギトと交戦することとなり、優勢に進めるがアカがひきつけを起こしたことに気がついて退却。何事かはわからないが病気であると判断して病院を探して奔走した。
: その後も順調にゲゲルを進めていき、アカの殺害も厭わなかった警察の再度の作戦、また怒りに燃える翔一と交戦する。駿河が持ち込んだ名刀「[[雷切]]」を渡された一条の斬撃で片手を失うが、それ以外は終始優勢のまま退却。残り3分で残り1人にまで迫ったところで、警察が見つけ出して連れてきていたアカの母親と遭遇。「アカを捨てた女」として軽蔑し最後の1人として殺害しようとするが、母親を見つけたアカが笑い始めてしまう。アカがあくまで母を求めることを認め、危険を顧みずに向かってきた母親に敬意を示しつつアカを渡し、ルールに従って最後の1人を殺すことなく時間切れで爆死した。
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#ゴ・ジイノ・ダ]]を参照。
; ゴ・ブウロ・グ
: フクロウ種怪人。人間体はギョロ目でワシ鼻の青年。
: 飛行能力に加え、グロンギの中でもトップクラスの再生能力を持ち、物理的な拘束力を伴う煙を操り、怪人体の時は羽根を弾丸のように飛ばす攻撃を行う。「スマートに行く」ことが信条。バルバが倒れたため沢渡を拉致し、バルバを復活させたことでゲゲルを開始。
: ゲリザキバス・ゲゲルの条件は「対象となるリントに一定時間『武器を与えて無抵抗で攻撃させる』『10分間逃げさせる』など、状況や相手に合わせた勝負を持ちかけ、それに失敗したら殺す」かつ「1回ごとに円周率の位に合わせた人数(3・1・4・1・5…)ピッタリの集団のみを選んで殺す」。
: G3と一体となり制御する感覚を掴んだ一条に押され、撤退しようとしたところで、少し前までしばらく旅をしていた最中に目覚めていた青いクウガ(ライジングドラゴン)に超変身した五代に空中で追いつかれ、再生速度を上回る攻撃で撃破される。しかしまだ息があり背後から攻撃を仕掛けようとするが、はるかによって防がれてそのまま爆散した。
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#ゴ・ブウロ・グ]]を参照。
=== 不明 ===
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; [[仮面ライダークウガ (キャラクター)|クウガ]]
: 沢渡桜子の碑文解読によれば、グロンギの仲間でありながらリントの味方となった存在。そのためグロンギ語で話すシーンがある。
: 特徴・フォームといった部分は概ねテレビ版に準じる。
; アギト
: 沢渡桜子の碑文解読によれば、リントがグロンギに対抗するために産み出した存在。
; [[仮面ライダーアギト#Gシリーズ系ライダー|G3]]
: クウガから得たデータによって開発された強化外骨格。初投入の時点でグロンギと十分渡り合えるスペックを発揮している。
: 駿河と一条の2人が装着者候補となり、駿河が優勢であったが、完璧に扱うには心を無にしてG3に身を委ねる(従う)必要があることが不服だとして一条に譲る形になっている。
== 書誌情報 ==
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