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== ポスト・イット ==
[[画像:Post-It.jpg|thumb|ポスト・イット。]]
最初の糊付き付箋製品である'''ポスト・イット'''({{lang-en|'''Post-it'''}} 登録商標、[[1980年]]発売)は、[[アメリカ合衆国]]の化学メーカー[[3M]]によって開発された。[[1969年]]、3Mの研究員[[スペンサー・シルバー]]は、強力な[[接着剤]]を開発中に、たまたま非常に弱い接着剤を作り出してしまった。当初この弱い接着剤は用途が見つからなかっず、「失敗の産物」と思われていのだが、特許を取得していた。

[[1974年]]に3M研究員{{仮リンク|アーサー・フライ|en|Arthur Fry|label=アート・フライ}}が、[[本]]の[[栞]]に応用できないかと思いついた。この[[エピソード]]は、[[偶然]]や失敗から大発明を生む「[[セレンディピティ]](偶察力)」の典型例として知られる<ref>「宇宙創成(下)」206p、[[サイモン・シン]]著、[[青木薫]]訳、[[新潮文庫]]、2009年、ISBN 978-4102159750</ref>。
 
日本での発売時には、日本独自の要望に応え、付箋の先端を赤く塗ったものを販売したところ、爆発的に売れた<ref>{{Cite web|title=3M|ポスト・イット® ノート|製品開発ストーリー|url=http://www.mmm.co.jp/wakuwaku/story/story2-7.html|website=www.mmm.co.jp|accessdate=2020-01-10|language=ja}}</ref>。