「フィアット・X1/9」の版間の差分

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* '''ダラーラX1/9'''(1975-1976)
[[ファイル:1975 Dallara Icsunonove.jpg|thumb|right|220px|[[ダラーラ]]X1/9''']]
: [[国際自動車連盟|FIA]] グループ5(シルエット・フォーミュラー)を視野に入れ開発されたレーシングカー。1975年10月パリ・オートサロンにて発表。出展時の車名はDallara Bertone Icsunonove。icsunonoveはイタリア語でX(ics)1(uno)9(nove)の意。巨大なウィングとオーバーフェンダーを備えたベルトーネ製ボディはやはりマルチェロ・ガンディーニによるもの。ジャン・パオロ・ダラーラはそこに独自設計によるエンジンとトランスミッションを載せFRP製ボディパーツと耐火素材であるFPTを室内に利用するなどで徹底的に軽量化、サスペンションにも改良を施した。1,289cc128ASブロックをベースに4バルブツインカム[[DOHC]]ヘッドを載せクーゲルフィッシャー機械式燃料噴射装置により192馬力を9700回転との組み合わせ192ps/9,700rpmを発生。オイル循環は専用オイルパンとオイルポンプによる[[ドライサンプ]]式。シーケンシャル式オリジナルトランスミッションにはLSDが追加され、サスペンションのアーム類は全てパイプシャフトによる独自の設計がされていた。車重650kg。ホイール前輪8J後輪11J。生産数約10台。
 
* '''ダラーラX1/9''' 1.6(1976-1978)
: ボアはそのままストロークアップを施し86.0×68.0mm 1,580ccになったセカンドバージョン。最高出力は210馬力となる。外見上の見分けはフェンダーのホイールアーチより後に冷却用の排出ダクトがあること。最終バージョンではリアウィングがボディと一体化されよりワイドになったモデルも存在する。最高速度230km/h。生産数約20台。
 
== その他 ==