「愛知県立東郷高等学校」の版間の差分

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'''愛知県立東郷高等学校'''（あいちけんりつとうごうこうとうがっこう）は、[[愛知県]][[愛知郡 (愛知県)|愛知郡]][[東郷町]]に所在する[[公立学校|公立]]の[[高等学校]]。かつて厳しい「[[管理教育]]」を行うことで知られた。同校は現在、管理教育からの脱却を表明しているが校内には未だに理不尽な昭和の雰囲気が漂っている。

== 学校生活 ==

カヌー競技の強豪校であり、[[1995年]] [[第50回国民体育大会]]少年男子カヤックフォア（同校選手1名含む愛知県選抜チーム）優勝、少年男子カナディアンシングル4位入賞者を輩出以降、多数の全国大会優勝および入賞者を輩出する。直近では平成30年度[[全国高等学校総合体育大会]]（インターハイ）男子カヤックシングル500m、200mで優勝を果たした。

=== カリキュラムと進学実績について ===

尾張学区に属するが、調整特例により[[豊田市]]（市内全域）および[[みよし市]]からも進学可能。

　一年次は全員同じ教育を受け、二年次に文系、理系、美術コースに分かれる。自分の将来について何も考えていない生徒に大半は楽そうだという理由で文系に進むため、ある程度優秀な生徒は理系に進学する傾向がある。また文系では三年次に国立大学を目指す文1(40人程度)と文2(140〜150人程度)に分かれるが、実際に国立大学に進学するのは文1から2〜3人である。理系の国立大学進学者も2〜3人で、残りの生徒は推薦などを使っていわゆるFランク大学に進学する。

　授業や課題も全く低レベルなものである。授業は教師が教科書を朗読するだけで生徒の学力には何も結びつかない。内容は卒業まで永遠に教科書レベルで大学受験の対策は一切行われない。課題も効果が実感できないものが多い。例えば英語では単語の書き取り、数学では定義レベルの計算問題などが課される。成績がいい生徒への柔軟な対応は一切ない。教師陣が言うには最低レベルに合わせた授業が行われているらしく、優秀な生徒にとっては学校はもはや勉強する場所ではない。実際、このような環境に嫌気がさし、毎年何人かの成績の良い生徒が自主退学している。

　教職員は同校を難関大学への進学校だとみなしているが、進学実績を見れば彼らの認識が誤っていることは明白であろう。

== 設置学科 ==