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当地区の中核には、高さ296mで建設当時[[日本一の一覧|日本一]]高いビルであった横浜ランドマークタワーがある(現在は2番目)。このビルを頂点として海側に向かって建物の高さが段々と低くなる[[スカイライン (風景)|スカイライン]]が形成されている<ref>[https://www.ymm21.jp/news/rediscovery/post_2.php スカイラインはみなとみらいの空を走る](みなとみらいエリアマネジメント公式サイト)</ref>。ランドマークタワー横の「[[横浜ランドマークタワー#ドックヤードガーデン|ドックヤードガーデン]]」は、造船所で実際に[[乾ドック|ドック]]として使われていたもので、[[1997年]](平成9年)12月に国の[[重要文化財]]に指定されている(指定名:旧[[横浜船渠]]株式会社第二号船渠)。また、[[1911年]]([[明治]]44年)と[[1913年]]([[大正]]2年)にそれぞれ[[:wikt:竣工|竣工]]した新港地区の横浜赤レンガ倉庫(1号館・2号館)は5年以上かけて修復工事および周辺の整備が行われ、[[2002年]]に赤レンガパークとしてオープン、現在では横浜を代表する[[観光地|観光スポット]]となっている。
当地区の道路は、「[[栄本町線|みなとみらい大通り]]」・「[[臨港幹線道路|国際大通り]]」の2本の大通り(主要幹線道路)<ref group="注">みなとみらい大通りは[[都市計画道路]]「[[栄本町線]]」、国際大通りは[[臨港幹線道路]]の一部である。</ref>と、それらを結ぶ、さくら通り・けやき通り・いちょう通り・すずかけ通り・とちのき通り{{Refnest|group="注"|とちのき通りは整備前の段階では「ゆりのき通り」という呼び名であった<ref name="MM-info69">{{PDFlink|[https://www.ymm21.jp/common/pdf/info_v069.pdf 「みなとみらい21 Information」 vol.69]}}(2003年3月発行/横浜みなとみらい21地区の街づくり公式サイト)</ref>。これは横浜市道路局の「横浜市街路樹設置基準」の改訂(2002年)で、整備前に[[ユリノキ]]から[[トチノキ]]へ街路樹の変更が行われたためである(実際に道路の整備が行われたのは改訂翌年の2003年〜2004年度)<ref>[http://hamarepo.com/story.php?story_id=4418 みなとみらいから「通り」が消えた? 幻の「ゆりのき通り」の行方は!?](はまれぽ.com 2015年8月16日)</ref>。なお計画時の名称としては、すずかけ通り・いちょう通り・けやき通り・さくら通りの順にみなとみらい1号線〜4号線という番号振りがされており、とちのき通りは6号線に当たる。また5号線はそれぞれの通りを[[垂直]]に結ぶ、MRAK IS みなとみらい東側{{small|(みなとみらい駅前交差点)}}〜高島中央公園西側{{small|(みなとみらい五丁目交差点)}}までの通りで、街路樹は[[ハナノキ]]が植えられている<ref name="ur-mm21toshikukaku-0611">{{PDFlink|[http://www.ur-net.go.jp/toshisaisei/urbanr/pdf2/mm21.pdf 横浜国際港都建設事業 みなとみらい21中央地区土地区画整理事業]〈[https://web.archive.org/web/20180625213328/https://www.ur-net.go.jp/toshisaisei/urbanr/pdf2/mm21.pdf アーカイブ]〉}}(UR都市機構 2006年11月)</ref>。}}(幹線道路)で構成されている<ref name="MM-info85"/>。これらの通りにはそれぞれ[[四季]]を代表する種類の異なった街路樹が植えられており、みなとみらい大通りが[[クスノキ]]、さくら通りが[[ソメイヨシノ]]、けやき通りが[[ケヤキ]]、いちょう通りが[[イチョウ]]、すずかけ通りが[[プラタナス]]、とちのき通りが[[ベニバナトチノキ]]となっている(みなとみらい大通りを除き、通りの呼び名は街路樹の種類に因む)<ref name="ur-mm21toshikukaku-0611"/>。また道路とは別に[[歩行者]]専用通路として、クイーン軸・グランモール軸・キング軸(整備中)という三つの軸が整備されている(詳細は[[#ペデストリアン軸(歩行者動線)|後節]])。一方、[[横浜港]]を周回する「[[臨港幹線道路]]」の一部として、[[山内埠頭]]([[コットンハーバー地区|コットンハーバー]])方面へ至る連絡橋(みなとみらい橋、コットン大橋)が予定より大幅に遅れ[[2008年]]12月に開通しており、同道路の国際大通り地下部分に当たる整備計画では、みなとみらい橋手前から[[横浜ワールドポーターズ]]付近までの[[延長 (日本の道路)|延長]]約1.3[[キロメートル|km]]の[[トンネル]]が長期供用延期{{refnest|group="注"|[[1986年]]度より着工され、[[1999年]]度には既に竣工していたものの、[[交通]]量が見込めず維持管理費の問題等で長らく供用が延期されていた<ref name="carsensor130403"/><ref name="hamarepo130308"/>。}}の末、[[2013年]]3月に「みなとみらいトンネル」としてようやく開通に至った<ref name="carsensor130403">[http://www.carsensor.net/contents/news/_21887.html 完成は14年前! 横浜・みなとみらいのトンネルがついに開通](日刊[[カーセンサー]]:旬ネタ 2013年4月3日)</ref><ref name="hamarepo130308">[http://hamarepo.com/story.php?story_id=1710 みなとみらいの新しい地下道がついに開通!その現状は!?](はまれぽ.com 2013年3月8日)</ref><ref>[http://www.city.yokohama.lg.jp/kowan/news/houdou/2013houdou/20130304091849.html 国際大通り「みなとみらいトンネル」の開通について]〈[https://web.archive.org/web/20180625185649/http://www.city.yokohama.lg.jp/kowan/news/houdou/2013houdou/20130304091849.html アーカイブ]〉(横浜市港湾局 平成25年 {{small|(2013年)}} 3月1日)</ref>。この他に今後整備予定の道路として、みなとみらい大通り(栄本町線)の橋で[[帷子川]]下流・[[港湾]]上に架かる[[みなとみらい大橋]]と、そごうやスカイビルが建設されている68街区の横浜駅東口地区(出島地区)を結ぶ「[[栄本町線#栄本町線支線1号|栄本町線支線1号]]」の計画がある<ref>[http://www.kensetsunews.com/?p=20347 16年度末までに都計決定/全体構想は年度内策定/横浜駅東口開発](建設通信新聞 2013年9月20日付:関東面/[[archive.is]]による[
[[公共交通機関]]では[[2004年]]に[[横浜高速鉄道みなとみらい線|みなとみらい線]]が開通し、当地区内でも[[新高島駅]]と[[みなとみらい駅]]が開業した<ref>[http://thepage.jp/detail/20140201-00000003-wordleaf 開業から10周年 みなとみらい線がもたらしたもの](THE PAGE 2014年2月1日)</ref>。さらに<!--将来の-->新しい交通システムとして、[[2020年]]7月に横浜市が当地区内を経由する[[連節バス]]「[[横浜市営バス#ベイサイドブルー|ベイサイドブルー]]」の運行を開始している<ref name="kanaloco181002">[https://www.kanaloco.jp/news/government/entry-36988.html 横浜臨海部に連節バス 20年6月運行](神奈川新聞{{small|〈カナロコ〉}} 2018年10月2日)</ref>他、[[路面電車#日本(次世代型路面電車 / LRT)|LRT]](次世代型路面電車システム)の導入検討<ref name="yokohama-toshinmp"/><ref>[http://hamarepo.com/story.php?story_id=5763 横浜にLRTが走る計画はどうなった?](はまれぽ.com 2016年12月25日)</ref>や[[索道]](ロープウェイなど)による複数の空中交通構想{{refnest|group="注"|横浜市都市整備局が2017年10月〜12月に実施した公費負担を伴わない臨海部の回遊性を高める多彩な交通の事業提案募集<ref name="yokohama-tasaina-kotsu"/>に対し、空中交通関連では[[新港 (横浜市)|新港地区]]で客船ターミナルの整備も行う[[横浜岡田屋]]など地元企業による「横浜駅東口から当地区などを経由し、[[山下埠頭]]までロープウェイなどの索道で結ぶ周遊ルート」<ref name="kanaloco171230"/>と、よこはまコスモワールドを運営する[[泉陽興業]]による「桜木町駅周辺から新港地区まで汽車道沿いにロープウェイを通すルート<!--{{small|(開業目標:2020年東京オリンピック開幕前)}}-->」が提案されている<ref name="kanaloco180524-25"/><ref name="yomiuri180524-25"/>。}}も浮上している<ref name="yokohama-tasaina-kotsu">[https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/sogotyousei/tasainakotsu/koubo.html 「まちを楽しむ多彩な交通」 ~提案内容をまとめたリーフレットを作成しました~](横浜市都市整備局 平成30年 {{small|(2018年)}} 5月24日)</ref><ref name="kanaloco171230">[https://www.kanaloco.jp/news/life/entry-23892.html 横浜→山下ふ頭に空中交通!? ロープウエー構想浮上](神奈川新聞{{small|〈カナロコ〉}} 2017年12月30日)</ref><ref name="kanaloco180524-25">神奈川新聞{{small|〈カナロコ〉}}:[https://www.kanaloco.jp/news/economy/entry-30575.html 桜木町にロープウエー構想 新港地区アクセス向上へ](2018年5月24日付)/[https://www.kanaloco.jp/news/life/entry-30620.html ロープウエーや水上交通 横浜観光アクセス向上へ新提案](同月25日付)</ref><ref name="yomiuri180524-25">読売新聞:[http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180523-OYT1T50147.html 横浜臨海部にロープウェー構想、2ルート協議](2018年5月24日付)/[http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180525-OYT1T50020.html 横浜港にロープウェー、東京五輪までに開業](同月25日付)</ref>。なお、索道のうちコスモワールドを運営する[[泉陽興業]]による桜木町駅前から運河パーク(横浜ワールドポーターズ前)まで[[汽車道]]沿いの南側([[北仲通地区]]寄り)を通る<!--計画の-->ロープウェイ「[[YOKOHAMA AIR CABIN]]」は、[[2021年]]4月に開業している(設置・運営など事業に係る費用を同社が全額負担するため横浜市の公費負担はなし)<ref name="kanaloco190213">[https://www.kanaloco.jp/news/government/entry-149119.html 東京五輪前に開業へ 新港地区-桜木町ロープウエー計画](神奈川新聞{{small|〈カナロコ〉}} 2019年2月13日)</ref><ref name="hamarepo190215">[http://hamarepo.com/story.php?story_id=7097 桜木町のロープウェイ計画が明らかに! 第二のコスモクロックになるか?](はまれぽ.com 2019年2月15日)</ref><ref>[https://1201.yokohama/ropeway-yokohama-air-cabin190226/ みなとみらいロープウェイ案、YOKOHAMA AIR CABIN。2020年を目標](1201{{small|〈横浜情報ブログ〉}} 2019年2月26日)</ref><ref name="kanaloco191126">[https://www.kanaloco.jp/news/government/entry-211290.html 横浜のロープウエー、照明は石井幹子さん 20年度末開業](神奈川新聞{{small|〈カナロコ〉}} 2019年11月26日)</ref><ref name="tokyo-np191127">[https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201911/CK2019112702000124.html ロープウエー、五輪間に合わず 横浜・みなとみらい 工事開始半年遅れ](東京新聞 2019年11月27日)</ref><ref name="city-yokohama210113">{{Cite press release|url=https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/toshi/2020/0113toshiseibi.files/0003_20210113.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210113164901/https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/toshi/2020/0113toshiseibi.files/0003_20210113.pdf|format=PDF|language=日本語|title=2021(令和3)年、回遊性が向上し都心臨海部がさらに魅力的に!|publisher=横浜市|date=2021-01-13|accessdate=2021-01-13|archivedate=2021-01-13}}</ref>。
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** [[オリックス不動産]]、[[大和ハウス工業]]、[[ケン・コーポレーション]]による複合オフィスビル「[[みなとみらいセンタービル]]」が33街区に完成。
** [[横浜国際平和会議場]](パシフィコ横浜)にて[[2010年日本APEC|アジア太平洋経済協力首脳会議]] (APEC) が開催。
** APEC開催に合わせて54街区に[[スマートハウス]]実証実験住宅「観環居」(かんかんきょ)が設置された([[総務省]]主体・[[積水ハウス]]開発)<ref name="kankankyo-archive">[
* 2011年
** 「みなとみらい21」の[[土地区画整理事業]]が完了(3月)<ref group="注">土地区画整理事業は予定通り2010年度中に完了。</ref>。
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* 2003年 - '''[[ナムコ]]の映像関連施設開発と[[日活]]本社および[[日活撮影所|撮影所]]の移転計画(20街区)'''
*: 2001年に横浜市の「新映像都市構想」と共に計画が発表された。しかし、撮影所の移転などに関して日活[[労働組合]]による反発が大きく、またナムコの経済的な問題等もあり2003年11月に計画の中止が発表された。以降も横浜市では今後開発が行われるであろう同街区を「映像文化拠点」と位置づけていたが、後に方針を見直している。
*: ⇒街区の最新動向:同街区において新展示場「[[横浜みなとみらい国際コンベンションセンター]]」(通称:パシフィコ横浜ノース、パシフィコ横浜の[[MICE]]機能<ref group="注" name="MICE"/>の拡張)<ref name="yokohama-bunkakanko180215"/><ref name="kanaloco120706">[https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-104510.html 横浜市が新展示場、MM21地区20街区に検討 パシフィコの機能拡充/神奈川](神奈川新聞{{small|〈カナロコ〉}} 2012年7月6日、''2013年11月28日閲覧''/記事のアーカイブ:[http://archive.is/ZmWzC Archive.is (1 May 2013)])</ref><ref name="kentsu130318">[http://www.kensetsunews.com/?p=9100 月内に民間提案公募/MM20街区へMICE施設/横浜市](建設通信新聞 2013年3月18日付:関東面/[[archive.is]]による[
* 2004年 - '''[[新日鉄]]、[[三菱地所]]などからなる横浜ニューポートによるホテル開発計画(新港・11-2街区)'''
*: 現在は[[安藤百福発明記念館 横浜]](カップヌードルミュージアム 横浜)などがある同街区で過去にホテルの開発が計画されていたが、資金難などを理由に2004年に中止された。
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* ブランズタワーみなとみらい(BRANZTOWER みなとみらい):東急不動産のマンションブランド「BRANZ(ブランズ)」の基幹物件。
(UR都市機構が2013年3月25日に行った[[競争入札|入札]]で同社が落札、土地を取得)<ref>[http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130327400024.html 東急不動産 MM21中央地区32街区1万平方㍍を取得](建通新聞{{small|〈電子版〉}} 2013年3月28日/神奈川)</ref><br />{{small|(過去:2006年3月に32番館 (飲食店等) 、同年10月に臨時バス専用駐車場閉鎖)}}
|'''<ブランズタワーみなとみらい>'''<br />(29階建て・高さ99.7m)<br />2014年10月着工<ref>[http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/141003400003.html MM32街区住宅棟 清水建設で着工](建通新聞{{small|〈電子版〉}} 2014年10月3日/神奈川)</ref><br />2017年1月竣工<ref name="decn140626"/><br />'''<オーシャンゲートみなとみらい>'''<br />(14階建て・高さ約82m<!--最高部高さ81.85m、軒高76.63m-->)<br />2015年10月着工<br />2017年7月竣工<ref>[http://www.kensetsunews.com/?p=47608 MM21の32街区は清水/綱島東共住を三井住友](建設通信新聞 2015年5月8日付:関東面/[[archive.is]]による[
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