「ビクターエンタテインメント」の版間の差分

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アニメを除く映画やテレビ番組など版権物のビデオソフト事業は元来日本ビクター本体に留まっており、日本ビクターもしくは合弁会社の「[[パック・イン・ビデオ]]」や「[[パラマウント映画#日本法人|CIC・ビクター ビデオ]]」を通じて展開されていた。1984年より当社においても他社が発売元となるソフトの受託販売も行っているが、2005年頃より[[韓国ドラマ|韓流ドラマ]]を中心とした[[海外ドラマ]]ジャンルに絞られている。
 
「パック・イン・ビデオ」の映像事業は1994年、ビクター エンタテインメントに譲渡、ゲーム事業に専念。後に前述通り、ビクターインタラクティブソフトウェアに社名変更した。
 
=== テイチクとの合併構想 ===
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* [[1957年]] - 日本ビクターが傘下の「ビクターレコード株式会社」が制作したRCAビクター以外のレーベル原盤の洋楽の配給を始める。(後のワールド・グループ部門)
* [[1970年]] - [[フィリップス・レコード|フィリップスレーベル部門]](邦楽、洋楽)が「'''日本フォノグラム株式会社'''」(後の'''マーキュリーミュージックエンタテインメント'''株式会社<ref group="注">その後、キティMMEを経て[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサル ミュージック合同会社]]([[ユニバーサルミュージック (日本)#ユニバーサルシグマ|ユニバーサルシグマ]]レーベル)に社名を変更。</ref>)として分離・独立する。
* [[1972年]][[4月25日]] - 日本ビクターの音楽ソフト部門のうち、製造部門を除く制作・営業・宣伝、および出版事業などの<!--全-->部門を「'''ビクター音楽産業株式会社'''」(英文社名:Victor Musical Industries, Inc.)として分離・独立する<ref group="注">レコードの生産は親会社の日本ビクターに残された。CD・DVD・BDソフトの生産は、日本ビクター(現・JVCケンウッド・クリエイティブメディア)の林間工場([[神奈川県]][[大和市]])を経て現在も横須賀事業所(神奈川県[[横須賀市]])で行われている。</ref>。
* [[1975年]][[9月1日]] - [[RCAレコード|RCAレーベル部門]](邦楽、洋楽)が「'''RCAビクター株式会社'''」(後の[[1976年]][[1月1日]]に'''RVC株式会社'''に改称<ref group="注">その後、BMGビクター、BMGファンハウス、および[[BMG JAPAN]]となるが、2008年、[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテンメント]]の子会社となり、2009年に吸収・解散。国内制作部門は傘下の株式会社[[アリオラジャパン]]を経て2014年4月より株式会社[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)#ソニー・ミュージックレーベルズ|ソニー・ミュージックレーベルズ]]の[[社内カンパニー|社内]]レーベルとして機能され、洋楽部門(RCA/JIVEグループ)はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルへ承継された。</ref>)として分離・独立。
* [[1977年]][[9月25日]] - ロゴマークのデザインを順次変更(「'''V<small>ICTOR</small>'''」→「'''Victor'''」、シングル品番がSV-6279<ref group="注">[[佐良直美]]のシングル『[[私のアンティック]]』</ref> 以降。ただし、親会社は同年[[1月1日]]から使用していた)。
* [[1984年]] - 営業部門のうち市販事業を、日本エイ・ブイ・シー株式会社として分社化する。
* [[1990年]][[5月21日]] - 子会社の株式会社メイジャーズを通し、レーザーディスクソフトを発売開始する(初リリースソフトは「メガゾーン23III イヴの目覚め」(MAJ-1)「メガゾーン23III 開放の日」(MAJ-2)の2タイトル同時発売)。親会社の日本ビクターがレーザーディスクのライバルである[[VHD|VHDビデオディスク]]の盟主であったため、当社もレーザーディスクソフトを発売することが出来なかった。
** 11月21日 - 子会社の株式会社メイジャーズを通すことなく、当社がレーザーディスクソフトを発売開始。初リリースソフトは「ロードス島戦記1」(VILF-1)。
* [[1993年]] - 日本エイ・ブイ・シー株式会社を合併、社名を'''ビクター エンタテインメント株式会社'''に変更する。
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* [[2003年]] - VHDビデオディスクの製造・販売事業から撤退。
* [[2007年]] - ビクターエンタテインメントのアニメ関連事業(Victor Animation<ref group="注">ビクターアニメーション。アニメ映像レーベル事業。</ref> と[[m-serve]]<ref group="注">ビクターエムサーブ。アニメ音楽レーベル事業・公式サイトの運営及び管理。</ref> の両ブランド)を新設子会社の[[JVCエンタテインメント]](JVC Ent.)へ移管する。同時に、ビクターアニメーションとビクターエムサーブの両レーベルを統合、新たに'''“[[フライングドッグ|FlyingDog]]”'''として再出発する。
* [[2009年]]1月1日 - JVCエンタテインメントと事業の統合再編を実施する。JVCエンタテインメントの間接部門をビクター エンタテインメントに統合し、音楽事業をビクター エンタテインメントが、アニメ音楽・映像事業をJVCエンタテインメントが社名変更する'''[[フライングドッグ]]'''がそれぞれ受け持ち、両社にあるネットワーク・配信事業を統合しJVCネットワークスを新設する。また、JVCエンタテインメントのアーティスト・マネジメント事業をビクター・ミュージックパブリッシングに統合する。タレントマネジメント、キャスティング、広告代理事業を新設のJVCエンタテインメントが受け持っている。
** 11月 - 一部新聞紙で「ビクター エンタテインメントなどの日本ビクターの音楽部門を[[コナミ]]に売却する方向で調整している<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/error.html?rUri=%2Fyol%2Fatmoney%2Fnews%2F20091103-OYT1T01096.htm ビクターが音楽部門売却へ…サザンやSMAP所属]、読売新聞、2009年11月4日 {{Wayback|url=https://www.yomiuri.co.jp/error.html?rUri=%2Fyol%2Fatmoney%2Fnews%2F20091103-OYT1T01096.htm |date=20181209133525 }}</ref>」と報道されるがJVC・ケンウッド・ホールディングスはニュースリリースで即座に否定。最終的にコナミとの交渉は同月下旬に打ち切られたと報道された<ref>{{Cite news
|date=2009-11-28
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|archivedate=2009年12月1日
}}</ref>。
* [[2010年]]4月6日 - 一部新聞紙で「[[ソフトバンク]]がビクター エンタテインメントに出資し、将来的には過半数の株式を取得して子会社化する方針である<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100406-OYT1T00063.htm ソフトバンクが音楽事業、ビクターに出資へ]、読売新聞、2010年4月6日 {{Wayback|url=http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100406-OYT1T00063.htm |date=20100407143839 }}</ref>」と報じられたが、JVC・ケンウッド・ホールディングスはニュースリリースで即座に否定した<ref>[https://www.jvckenwood.com/press/2010/04/press_100406.pdf 本日の一部報道に関して] {{Wayback|url=http://www.jvckenwood.com/press/2010/04/press_100406.pd |date=20161204152847 }}、JVC・ケンウッド・ホールディングス、2010年4月6日</ref>。
** 4月16日 - 一部報道機関で「ソフトバンクが5月を目処にビクター エンタテインメントの過半数の株式を取得し子会社化、年内に残りの株式も取得し完全子会社化することで大筋合意した<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100416-OYT1T00132.htm ソフトバンク、「ビクター」「テイチク」買収へ]、読売新聞、2010年4月16日 {{Wayback|url=https://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100416-OYT1T00132.htm |date=20100419160925 }}</ref>」と再び報じられたが、ソフトバンク、JVC・ケンウッド・ホールディングス共にニュースリリースで否定<ref>[https://group.softbank/corp/news/press/sb/2010/20100416_01/ 本日の一部報道に関して] {{Wayback|url=https://group.softbank/corp/news/press/sb/2010/20100416_01/ |date=20181209124201 }}、ソフトバンク、2010年4月16日</ref><ref>[https://www.jvckenwood.com/press/2010/04/press_100416.pdf 本日の一部報道に関して] {{Wayback|url=http://www.jvckenwood.com/press/2010/04/press_100416.pdf |date=20161204092156 }}、JVC・ケンウッド・ホールディングス、2010年4月16日</ref>。最終的に4月29日、昨年のコナミ同様交渉が打ち切られたと報じられた<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100429-OYT1T00435.htm ソフトバンク、音楽事業進出ならず…買収破談]、読売新聞、2010年4月29日 {{Wayback|url=http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100429-OYT1T00435.htm |date=20100430230617 }}</ref>。
* [[2011年]]10月1日 - JVCケンウッドが傘下の事業会社であった日本ビクターを合併した事に伴い親会社となった。
* [[2012年]]7月 - ロゴマークを一新。ただし旧・日本ビクター時代のシンボルマーク、「ニッパー」(His Master's Voice)は継承されている。
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* 1980年、子供向け[[マスコット]][[キャラクター]]「パルちゃんとそのなかまたち」を開発。キャラクターデザインはあべまりあ。同社の子供向けレコード・カセットテープでマスコットとして使用された他、キャラクター[[ライセンス]]商品も各社から販売された<ref>「ビクター音産、文具・衣料品向けにキャラクター売り込む」『[[日本経済新聞]]』1982年2月12日付朝刊、9頁。</ref>。
* 以前は[[サンミュージックプロダクション]]との結びつきが強かった。[[森田健作]]・[[太川陽介]]・[[桜田淳子]]・[[リンリン・ランラン]]・[[水谷麻里]]・[[安達祐実]]・[[酒井法子]]などが所属していた。現在もこれらのアーティストのベスト盤はビクターから発売されている。<!--名前のみ追加させていただきました。酒井法子も不祥事前まで所属しており、楽曲を販売していた。-->1999年には、サンミュージックタレントの楽曲(ビクター所属タレント以外の楽曲も含めて)を収録した「[[サウンド・オブ・サンミュージック]]」を発売した。
* [[日本レコード大賞]]や[[日本ゴールドディスク大賞]]などに見られる[[音楽賞]]を除く各種メディアでは「'''[[法人 (日本法)|法人名]]の名称そのものが長すぎる'''」という理由で『'''ビクター エンタテインメント'''』と表記されるケースがほとんどである。
 
== 主要レーベル ==