「昭洋 (測量船・初代)」の版間の差分

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== 来歴 ==
海上保安庁水路部(現在の[[海洋情報部]])では、従来から日本沿岸とその周辺海域について、その深さ、海底地質、海流、潮汐、潮流、地磁気の分布などを調査し、航海のための[[海図]]・[[水路図誌|水路誌]]として刊行してきた。その後、[[海運]]や[[漁業]]だけに留まらず、[[海洋開発]]や環境保全、災害対策の防止など、海を多目的に利用しようという機運を受けて、その基礎資料となる「[[海図#海の基本図|海の基本図]]」が作成されることになった{{Sfn|中西|1972}}。
 
計画では、日本沿岸および大陸棚海域について、海底地形図・海底地質構造図・地磁気全磁力図・重力異常図を作成していくこととされており、[[1967年]]より、測量船「[[明洋 (測量船・2代)|明洋]]」によって調査が開始された。しかし同船だけで日本周辺大陸棚海域の全調査を完遂するには数十年の歳月が必要で、とても社会の要請に応えられる状況ではなかった{{Sfn|中西|1972}}。