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→音素: 中世スペイン語ではXが一般的に使われていた(アメリカ大陸の言語のみならず)。その他 |
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* 英語では語頭で {{ipa|z}} となるのが普通である。例外として、[[接頭辞]] "ex-" や "trans-" を "x-" とすることがある。
*:例: {{Lang|en|'''Xavier'''}} 英語:{{ipa|ˈzæviə(r), ˈzeɪviə(r)}}
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* フランス語では、多くの無声子音字同様、語尾の x は黙字である。ただし、後続の単語が母音で始まっていれば、[[リエゾン]]して{{ipa|z}}となる。
* 現代スペイン語では、語頭および子音の前ではsの発音(例: Extremadura([[エストレマドゥーラ]])、xenófobo(セノフォボ、外国人嫌い))、母音の前または語末ではksの発音(例: Guadix([[グアディクス]])、Luxor([[ルクソール]]))。
* なお、中世から近世初期のスペイン語においては、これとは別に[[無声後部歯茎摩擦音]] {{IPA|ʃ}} で発音する場合もあった(シャボン玉のシャボンは16世紀のスペイン語が現代日本語に残った例。なお、現代スペイン語ではハボン(jabón))が、その後 {{ipa|x}} に変化し、 [[j]] に書き換えられた([[アストゥリアス語]]や[[ガリシア語]]では{{IPA|ʃ}} の発音もXの綴りも現存)。ただし、主に[[メキシコ]]の固有名詞の場合、Xの綴りが現存している。固有名詞の中でXが{{ipa|x}} の発音を表す場合: メキシコ(México) {{IPA|ˈmeʃiko}}→{{IPA|ˈmexiko}}、[[オアハカ]](Oaxaca)、[[ハラパ]]([[ベラクルス州]]の州都)、アハルキーア(Axarquía、スペイン・[[マラガ県]]にある郡の名前)など。
* ポルトガル語では場合によって{{ipa|s}}, {{ipa|z}}, {{IPA|ʃ}}, [[有声後部歯茎摩擦音]] {{IPA|ʒ}}となる
* エスペラントでは、[[サーカムフレックス]]付き文字 ({{Unicode|ĉ, ĝ, ĥ, ĵ, ŝ}}) と[[ブレーヴェ]]付き文字 (ŭ) が表示できない場合の代用表記に使用され、記号を付けたい文字に後置される。そのほかでは外来語のみに使い、読み方が不明な場合は {{ipa|ks}} と発音することが推奨されている。xを含む西欧語の単語がエスペラントに取り入れられた時は ks あるいは kz になる。
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