「北斗星 (列車)」の版間の差分
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|運行間隔=3往復(1988年3月13日の運行開始当初)<br />1往復(定期列車時代末期)
|列車番号=1・2(定期列車時代)<br />8007・8008(臨時列車時代)
|使用路線=JR東日本:[[東北本
|クラス=[[A寝台]]・[[B寝台]]
|身障者対応=
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| 6=函館駅を発車する「北斗星」
}}
'''北斗星'''(ほくとせい)は、かつて[[上野駅]] - [[札幌駅]]間を[[東北本
本項では過去に同様の系統で運行された、[[臨時列車|臨時]]寝台特急列車「'''エルム'''」などについても記載する。
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** 青森駅では牽引機関車の交換と運転士・車掌の交代<ref name="asahi-np-2015-8-24-ao">上月英興(2015年8月24日). “北斗星、ラストラン惜しむ 青森駅で機関車交換、ファンら見送り”. [[朝日新聞]](朝日新聞社)</ref>、一ノ関駅と盛岡駅では運転士の交代が行われた。両名ともにJR東日本とJR北海道が交代。
** また、[[落部駅]]で後続の特急「[[北斗 (列車)|スーパー北斗]]」1号の待避を行っていたが、2014年3月15日のダイヤ改正で同列車の函館駅発車時刻が42分繰り上がったため待避は行われなくなった。
* 災害などで東北本線が長期不通となった場合、大宮 - 青森間を[[高崎線]]・[[上越線]]・[[信越本
* 本州内では[[東北新幹線]]と並走し、上野 - 仙台間では相互のりかえ可能であるため、下り列車では、スケジュールの都合等で上野や大宮から乗車できないなどの場合や万一の乗り遅れでも後続の新幹線で追いかけることができた。上り列車では、新幹線に乗りかえることで首都圏への時間短縮を図ることもできた。なお、上り列車で大幅遅延が発生した場合は同区間以北の[[新青森駅]]、[[八戸駅]]、[[盛岡駅]]などでも新幹線への振り替え輸送を行うことがあった。運転中止の時間帯や場所にもよるが、新青森では代行バスなどで連絡することが多かった。
* 北海道内の一部の駅では[[プラットホーム]]の[[有効長]]が列車の長さに満たないため、ホームからはみ出す車両は[[ドアカット]]され乗降できなかった。
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: もともと81・82号は1990年以降に運転された増発分の「エルム」のダイヤを利用して運転された臨時列車であったが、1999年の「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」の運行開始に伴い、1往復を臨時列車の81・82号に立て替えた列車となった。不定期であるが個室寝台を連結した編成で運転された。91・92号は「エルム」のダイヤを利用。
; 北斗星小樽号
: [[1999年]]、[[室蘭本
; 北斗星トマムスキー号
: 北海道寄りの始終点を[[石勝線]]の[[トマム駅]]とした冬季・春季臨時の「北斗星」。その後、東京寄りの始終点を[[上野駅]]から[[東海道本
: 経路は横浜駅から[[横須賀線]]、山手貨物線を経て新宿駅、田端駅から東北貨物線に入って大宮駅から北は室蘭本線の[[沼ノ端駅]]まで定期の北斗星と同等の経路、沼ノ端駅からそのまま室蘭本線を進み[[追分駅 (北海道)|追分駅]]より[[石勝線]]経由で[[トマム駅]]までの運行だった。大宮駅までは、その後[[湘南新宿ライン]]が運行されている経路と同じである。
: [[1996年]]以後は「北斗星トマムサホロ号」として運転。
; 北斗星トマムサホロ号
: [[トマム駅|トマム]]発着だった「北斗星トマムスキー号」の北海道寄りの始終点を[[新得駅]]まで延長したもの。1996年冬季臨時列車として登場し、観光シーズンの指定日にのみ運行された。最後の運行は[[2002年]]夏季臨時。
; 北斗星ニセコスキー号
: 室蘭本線・千歳線を経由せずに函館本線[[ニセコ駅]]・[[倶知安駅]]・[[小樽駅]](通称「山線」)を経由し札幌駅に向かった。
このほか、[[2001年]]に[[石勝線]]・[[根室本
== 沿革 ==
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* [[1988年]]([[昭和]]63年)
** [[3月13日]] - [[津軽海峡線]]の開通による[[一本列島|ダイヤ改正]]に伴い、寝台特急「北斗星」が運行開始<ref name="rf652-202" />。上野 - [[青森駅|青森]]間(東北本線・[[常磐線]]経由)で運転されていた寝台特急「[[東北本線優等列車沿革|ゆうづる]]」2往復を東北本線経由に変更し、札幌駅まで延長する形態で運行を開始。
*** 青森駅に上り2号、八戸駅に下り1号と上り2号が停車していた。
** [[3月15日]] - 「北斗星6号」が青函トンネル内で3時間立ち往生するトラブルが発生<ref name="rf652-202" />。
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* [[1994年]](平成6年)
** [[1月16日]] - 冬季臨時寝台特急「北斗星トマムスキー号」の上り側を[[新宿駅|新宿]]発着に変更<ref name="rf652-202" />。
** [[6月11日]] - 東北本線[[白河駅]]構内における貨物列車脱線事故の影響で、下り「北斗星」が[[常磐線]]を経由する迂回運転を実施<ref name="rf652-202" />。
** [[9月22日]] - 東北地方の集中豪雨の影響で、「北斗星1 - 5号」が[[上越線]]・[[羽越本
** [[10月22日]] - 12月 - 北海道大型観光キャンペーン「おおらか ほがらか北海道」の期間中、夢空間編成を連結した臨時寝台特急「'''夢空間北海道号'''」を上野 - 函館・札幌・池田間などで運転<ref name="rf652-202" />。
** 12月3日 - ダイヤ改正により、以下のように変更<ref name="rf652-202" />。
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* [[1998年]](平成10年)
** 3月1日 - 「北斗星1・2号」は、2号車を2人用個室B寝台「デュエット」車両に変更し、北斗星1・2号は完全個室化編成となる<ref group="注釈">1・11号車は簡易個室「Bコンパート」である。</ref><ref name="rj574-42"/><ref name="rj574-43"/><ref name="rf552-33" /><ref name="rf652-202" />。
** 9月3 - 24日 - 8月27日の台風による豪雨被害の復旧工事のため、東北本線黒磯駅付近が不通となった影響で、「北斗星3 - 6号」は常磐線経由で迂回運転<ref name="rf652-202" />。「北斗星1・2号」は札幌 - 仙台間のみの運転で、仙台 - 上野間は運休とした。
{|style="text-align:center; float:right; margin:0 0 0 1em; border:1px solid #999;"
|+1999年7月16日時点の編成図<ref group="注釈">禁煙席については、『JR時刻表』[[1999年]][[10月]]号による。</ref><ref name="J-train51-77"/>
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* [[1999年]](平成11年)
** [[7月16日]] - 「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」が運行開始。「北斗星3・4号」(6003・6004列車)は「北斗星81・82号」(8005・8006列車)とし臨時列車化される<ref name="rf652-202" />。これまでの「5・6号」が「3・4号」に変更され、函館 - 札幌間の「ヒルネ」扱いは3号から1号に変更。また多客時には1号の終点を[[小樽駅]]とする「'''北斗星小樽号'''」の運転が開始<ref name="rf652-202" />。立席特急券の扱いは「北斗星1号」の函館→札幌間となる<ref name="rf652-202" />。
** [[10月29日]] - [[11月3日]] - 東北地方集中豪雨の影響で、「北斗星1・2号」が上越線・羽越本線・奥羽本線経由、「北斗星3・4号」が[[北上線]]・奥羽本線経由でそれぞれ迂回運転<ref name="rf652-202" />。
** [[11月28日]] - [[12月4日]] - [[礼文浜トンネル]]壁崩落事故による室蘭本線不通に伴い、「北斗星1・2号」は[[長万部駅|長万部]] - 札幌間を函館本線([[倶知安駅|倶知安]]・[[小樽駅|小樽]])経由で迂回運転<ref name="rf652-202" />。「北斗星3・4号」は函館 - 札幌間を区間運休した。
* [[2000年]](平成12年)
** [[3月29日]] - [[有珠山]]噴火災害の影響で、[[室蘭本
** [[3月31日]] - [[6月7日]] - 「北斗星1・2号」および「カシオペア」が[[長万部駅|長万部]] - 札幌間を函館本線([[倶知安駅|倶知安]]・[[小樽駅|小樽]])経由で迂回運転<ref name="rf652-202" />。「北斗星3・4号」および「北斗星81・82号」は函館 - 札幌間を区間運休し、函館 - 札幌間で臨時「[[北斗 (列車)|北斗]]」が運転された。
**: 運行に際して、JR北海道車両の「北斗星1・2号」は[[札幌運転所]]での向きが基準のため編成が通常とは逆向き(札幌駅を除く)で運転され、札幌 - 札幌運転所間の回送は一旦[[苗穂駅]]を経由して[[機回し]]を行い札幌駅を通過していた。
** [[4月24日|4月24]] - [[4月27日|27日]] - 東北本線の水沢 - [[金ケ崎駅|金ケ崎]]間の橋梁不具合の影響で、下り「北斗星」が上越線・羽越本線・奥羽本線経由で迂回運転を実施<ref name="rf652-202" />。
** [[6月8日]] - 室蘭本線経由の通常運行に戻る。
** [[12月20日]] - 上野 - 札幌間を函館本線[[倶知安駅|倶知安]]経由で運転する冬季多客臨時寝台特急「'''北斗星ニセコスキー号'''」が運行開始<ref name="rf652-202" />。
* [[2002年]](平成14年)12月1日 - [[東北本
* [[2003年]](平成15年)[[8月29日]] - 同日札幌発の「夢空間北斗星号」をもって、「夢空間」の多客臨時運用を終了<ref name="rf652-202" />。
* [[2004年]](平成16年)[[4月1日]] - [[6月30日]] - 個室寝台の需要に鑑み、「北斗星3・4号」のうち3両を閑散期に限り開放式B寝台車から個室寝台車に変更<ref name="rf652-202" /><ref group="報道" name="jrhokkaido-press-20040217" /><ref group="報道" name="jreast-press-20040108" />。以後2007年(平成19年)まで実施<ref name="rf652-202" />。
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** [[7月13日]] - 同日限りでEF81形の「北斗星」牽引運用を終了<ref name="rf652-202" />。これによりEF81形牽引の北斗星、カシオペアの運用がなくなる。
** [[7月14日]] - [[JR貨物EF510形電気機関車|EF510形500番台]]が「北斗星」での営業運転を開始<ref name="rf652-202" /><ref name="DJ2010-7" /><ref group="新聞" name="railf.jp-2010-07-15-180000" />。
** [[7月18日|7月18]]・[[7月19日|19日]] - 東北地方集中豪雨によるいわて銀河鉄道線内での土砂流入の影響で、下り線のみ不通となる。18日発の下り列車は「カシオペア」共々[[高崎線]]・上越線・信越本線・羽越本線・奥羽本線経由で、19日発の下り列車は北上線・奥羽本線経由で迂回運転<ref name="rf652-202" />。この迂回運転により道内での向きが変わったため、上り列車で本来入線しない[[青森駅]]でスイッチバックを行い、向きを補正した。また、この運用変更により、EF81形の牽引が一時的に復活<ref name="rf652-202" />。
** [[12月4日]] - 東北本線の八戸 - 青森間が青い森鉄道に移管されるため、同区間を経由する運賃・料金を一部変更<ref group="報道" name="jrhokkaido-press-20100924-1" /><ref group="報道" name="jreast-press-20100916" />。{{要出典|範囲=同時にブルートレイン便が廃止され、「[[あけぼの (列車)|あけぼの]]」とともに最後まで残っていたブルートレイン便が全廃となった|date=2015年11月|title=JR時刻表で記述がなくなったかの確認をお願いします。}}。
{|style="text-align:center; float:right; margin:0 0 0 1em; border:1px solid #999;"
|+2011年2月から定期運行廃止までの編成図
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