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'''不良セクタ'''({{lang-en-short|bad sector}})とは[[ハードディスクドライブ|ハードディスク]]または[[フラッシュメモリ]]などの記憶媒体において、何らかの障害によって利用できなくなった[[ディスクセクタ|セクタ]]のことである。 物理的な不良(工場出荷時の不良やユーザー使用時の磁気ディスクの摩耗等)と論理的な不良の二種類がある<ref>{{cite web|url=https://recoverit.wondershare.jp/hdd-repair/what-is-bad-sector.html|title=ディスクの不良セクタについて知っておくべきこと|accessdate=2023-1-5}}</ref>。フラッシュメモリの場合その原因は[[トランジスタ]]に起因するものが考えられる。
 
ほとんどの[[オペレーティングシステム|OS]]では不良セクタを検出してマークする機能がある(Windows([[Microsoft Windows|Windows]]では<code>CHKDSK</code><ref>{{cite web|url=https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/windows-commands/chkdsk?tabs=event-viewer|title=chkdsk Microsoft Learn|accessdate=2023-1-5}}</ref>や<code>[[スキャンディスク|SCANDISK]]</code>、Unix[[UNIX]]ベースのシステムでは<code>badblocks</code><ref>{{cite web|url=https://wiki.archlinux.jp/index.php/Badblocks|title=badblocks ArchWiki|accessdate=2023-1-5}}</ref>)。マークされたセクタは使用されなくなり、データは消失する。
 
ハードディスクの場合、セクタの大きさは512バイトあるいは4096バイトである。これはディスクが処理できる最小単位の情報であるため、仮にセクター中1バイトだけに障害が発生した場合でも、セクタ全体が利用不可としてマークされる。