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==== 俳諧修行の旅 ====
===== 東北地方への行脚 =====
[[ファイル:Kisakata byobu (Kisakata Historical Museum).jpg|200px|right|thumb|[[象潟地震]]で隆起する以前の、[[象潟]]の様子が描かれた屏風。芭蕉は「象潟や雨に西施がねぶの花」という句を詠んだ。]]
江戸時代の俳諧師は、師匠の許しを得て修行の旅に出る習慣があった。師匠からは各地の俳人への紹介状を渡され、各地を行脚する中でそういう俳人を尋ねて廻るのである。しかし師匠からの紹介があるとはいっても簡単に世話になることは出来なかった。紹介状とともにお互いの句を披露しあうと、さっそく付句の試験がある。そこで主人が納得するほどの腕前であれば客人として遇されるものの、上手くいかなければこれこれの宿があるから明日おいでくださいと言われてしまう。連日このような環境下で、俳諧師はその腕を磨いていった<ref>矢羽(2004)pp.39-40</ref>。