「やまと号」の版間の差分
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[[ファイル:P-RU638BB-KantoBus-Narakotsu-Yamato.jpg|thumb|240px|right|やまと号新宿線(奈良交通・関東バス)]]
; 概要
: 奈良線は[[1988年]][[8月6日]]に運行開始した最初の路線である<ref name="交通890420">{{Cite news |title=高速バス時代が本格到来 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1989-04-20 |page=3 }}</ref>。同年、[[6月1日]]には新宿 - 大和高田線(のちに五條に延長)が加わり<ref name="交通890528">{{Cite news |title=新宿-大和高田 夜行高速バス 来月1日から運行 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1989-05-28 |page=1 }}</ref>、1日各1往復が設定されている。両系統は、天理駅以東では同じ[[ダイヤグラム|ダイヤ]]で運行するため奈良発着を1号車、五條発着を11号車(運行当初は51号車)としている。かつては両路線とも[[2階建車両|2階建てバス]]([[三菱ふそう・エアロキング]])が使用されていたが、2011年春より奈良線で取りやめ([[日野・セレガ]]ハイデッカー車に置き換え)、2013年3月からは五條線も取り止めたが、2021年12月より新車([[バンホール・アストロメガ]]TDX24)を導入して五條線の関東バス便にて2階建てバスの運行を再開した<ref>{{cite web|url=https://www.kanto-bus.co.jp/news/detail.php?id=29UP97B |title=【やまと号】関東バス便スカニア社製2階建てバス運行のお知らせ |publisher=関東バス |date=2021-11-22 |accessdate=2023-04-07}}</ref>。なお、新宿では[[京王プラザホテル
; 運行経路
* 奈良線
: [[奈良駅|JR奈良駅]] - [[近鉄奈良駅]] - [[天理駅]] - 大和高原都祁([[道の駅針T・R・S]]内) - [[山添インターチェンジ|大和高原山添]] - [[バスタ新宿#新宿高速バスターミナル|バスタ新宿]](新宿高速バスターミナル
* 五條線
: [[五條バスセンター]] - 住川 - [[近鉄御所駅]] - [[奈良交通葛城営業所|忍海バスセンター]] - [[高田市駅]] - [[大和高田駅|近鉄高田駅]] - [[大和八木駅|八木駅]] - [[桜井駅 (奈良県)|桜井駅]] - 天理駅 -(この間奈良線と同じ)- バスタ新宿(新宿高速バスターミナ
※大和八木駅では、かつては夜行高速バスなどのための待合室が存在したが、現在は廃止されて案内所はかしはらナビプラザに移転したため、待合室はない。
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: サテライト号は当初列車では直行が困難な都市を結ぶという観点から乗車率も高かったが、[[1995年]]の運賃改定で[[埼京線]]を介して[[新宿駅]]で「[[近鉄バス八尾営業所#新宿特急線|ツィンクル号]]」に乗り継いだ方が運賃面で安くなるという観点から利用が低迷、同じく国際興業が運行していた「やまと号」埼玉線を大阪延伸することで対処した(やまと号は奈良側では大阪に近い[[生駒駅]]へ延伸しており、当路線と競合関係になっていたが、この延伸で生駒駅乗り入れは廃止)。しかし遠回りなルートや運賃の割高感が仇となり、更には池袋 - 大阪梅田線([[西武バス]]・[[阪急バス]]。後に路線再編を経て[[京王バス]]・[[阪急観光バス]]→京王バス・[[アルピコ交通]]による[[阪急観光バス#大阪 - 渋谷・新宿・池袋線|池袋・新宿・渋谷 - 大阪梅田線]]として存続)や「ツィンクル号」の姉妹路線である格安便「カジュアル・ツィンクル号」が運行開始され、結果的には客離れに歯止めがかからなくなった。
: 当時競合していた「やまと号」も新宿発着系統があり、埼京線や湘南新宿ラインを介して新宿に出た方が便利なことや、[[ツアーバス|ツアー型夜行バス]]の進出で輸送力過剰となり、元々東北方面の系統を主力としていた国際興業の夜行バスは関西方面路線から完全撤退するという結果となった。その後、近鉄バスは[[2004年]]に[[川越駅]]を経て[[熊谷駅]](その後[[深谷駅]]へ延長)までの[[近鉄バス八尾営業所#熊谷特急線|ウィングライナー]]を開設し、埼玉県へ再乗入れを果たしたが2015年12月11日付けで廃止された。また、宇都宮行きの[[とちの木号]]も2010年から県内の[[久喜駅]]に停車させるようになった。
: 2023年2月23日より、近鉄バス単独運行にて再開設された(停留所は初代とは一部異なる)<ref>[https://www.kintetsu-bus.co.jp/topics/detail.php?pkId=679 夜行新路線「池袋・さいたま新都心・大宮行き」の運行を開始いたします!]</ref>。
; 運行経路
: [[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅(東口)]] - [[さいたま新都心バスターミナル]] - [[池袋駅]](西口) = [[京都駅]]八条口 - [[大阪駅周辺バスのりば|大阪駅前]]([[東梅田駅]]) - [[大阪シティエアターミナル|なんばOCAT]] - [[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]](下りのみ)
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[[ファイル:P-LV719R-Kokusaikogyo-809-810.jpg|thumb|240px|right|やまと号埼玉線(国際興業)]]
; 概要
: [[1989年]]に近鉄奈良駅 - 国際興業大宮営業所で運行を開始した<ref name="交通890719">{{Cite news |title=高速バス4路線開設 運輸省が免許 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1989-07-19 |page=1 }}</ref>。その後、奈良側は[[高の原駅]]、[[学園前駅 (奈良県)|学園前駅]]、[[東生駒駅]]を経て[[生駒駅]]まで延伸された。ところが、大阪(上本町)発着の「[[#サテライト号|サテライト号]]」(初代、[[近鉄バス|近畿日本鉄道]]と国際興業の共同運行)との路線競合(生駒駅と上本町駅は[[近鉄奈良線]]快速急行で20分足らずの距離)があり、[[1997年]]にサテライト号は休止(のち廃止)、同年中に当路線を大阪へ延長してカバーするようになった。しかし、埼玉(大宮・浦和)方面から大阪市内へは、鉄道で[[池袋駅]]や[[新宿駅]]、[[東京駅]]などの都内の主要駅に出た上で始発となる他社の高速バスを利用した方が[[運賃]]が安く、しかも奈良を経由する分遠回りで所要時間がかかるため、乗客数は低迷し、[[2007年]][[2月28日]]に廃止された。
; 運行経路
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