「八男って、それはないでしょう!」の版間の差分

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:例として見た目を上回る収納力を持つ魔道具「魔法の袋」で言えば、専用具は使う魔法使いの魔力容量で収納量が変化するが、「汎用具」の場合、収納力は製作時に設定されたままな代わりに魔力の有る無しに関わらず使用できる。
: 製作するには専用・汎用問わず魔晶石と呼ばれる魔力を蓄積する物質が触媒として必要となる。汎用具は機能を安定させるために専用具よりも大型の魔晶石が必要で製作工程も複雑化するため、非常に高額。ヴェンデリンが師匠の遺産の中から見つけた汎用の袋は「家一軒分の収納量」だが、ローデリヒによると約300万セントの価値がある(ライター程度の火種の魔道具でも汎用だと1000セント)。「魔道具ギルド」という研究・開発と生産を行う組織も存在しているが、技術開発の進捗は芳しくない。
: 古代魔法文明時代には、武器を除けば家電製品や自動車同様の扱いで民生品が多く、大規模な量販店もあった。
:; 魔晶石
:: 魔物の体内から得られる素材「魔石」を加工したもの。魔力を蓄積する性質があり、魔道具を作る際の重要な材料。魔法使いは予備の魔力媒体として所持しているが、通常は自分の魔力を込めたものしか使用できない。魔力質の共通化はかなり高度な魔法で使える者も少なく、同様の処理を施した魔晶石は宝飾品(指輪)として作られていたとはいえ「500万セント(5億円)」の値が付いていたが、利用可能な貴族が滅多にいないため、300万に値下げしていた。
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:: 倉庫に時間停止の術式のみを付加した「魔蔵庫」も存在する。
:; 魔導飛行船
:: 大型の魔晶石を動力とすることで飛行を可能とする乗り物。ヘルムート王国では王国直轄の大型旅客船や軍用船、商用に使われる小型船もある。作中の時代では大型の魔晶石はドラゴン等の大型魔物から手に入る「魔石」を加工するしかないため、大変貴重な乗り物。スタットブルク近郊の遺跡から未完成機も含めた魔導飛行船とその整備ドックが発見され、王国軍によって管理される
:: 乗り物としては自動車にあたる「魔導四輪」や、水上船としての魔導動力船も存在する。
:; 魔導通信機
:: 長距離通信魔法を道具化した物。据え付け式の大型から携帯式の小型まであり、リンガイア大陸内なら問題なく使用できる。古代魔法文明では一流メーカー製の高級品から類似名メーカー製の安物まであった。バウマイスター領の地下遺跡(当時の大規模量販店の倉庫)から大量に発見される。王国が買い上げて役付きの貴族を中心に貸与する
:: またアーカート神聖帝国内の遺跡から通信や、飛翔・瞬間移動など長距離移動魔法を封じる魔法装置も発見されている<ref group="注">この遺跡からは、自爆機能をもつ戦闘用ゴーレムなども発見されており、古代文明時代の「軍事施設」だった可能性が高い。</ref>。
:; 極限鋼
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:<!--リスト分断防止。[[Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き]]-->
; 魔闘流
: ルイーゼの実家が属する武術流派。作中世界では魔物の存在もあり、素手の格闘技術は然して重視されていない。「魔法を使えるほどではないが、普通人よりも魔力は多い」といった人材が身体強化を絡めて戦うために編み出した武術で、初級魔法使いより少ない魔力を効率的に運用する技術に優れる。
: 例外的に魔法使い並みに魔力量の多い者向けの奥義も伝えられているが、それほどの魔力量の持ち主は普通は魔法使いになってしまうため、要訣の口伝と型が伝承されている。
; 魔物の領域
: 大陸中に点在する場所。山や森、平原・河川・湖沼など様々なパターンがある。内部は食物連鎖が完結しているのか、ごくわずかな例外を除き、魔物は領域の外には出てこない。領域内部に古代文明の遺跡があることも多く、魔物を始め、各種素材や発掘品を求めて冒険者が挑む場所である。
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:; 髪神(カミカミ)
:: リンガイア大陸に時折あらわれる謎の生物。
:: あまりに素早い動きからその姿を捉えた者はいないが、あらわれた際に撒き散らしていく体液らしき液体が強力な「発毛/育毛剤」としての効果を発揮するために噂が立つだけでも一攫千金を夢みる冒険者から「長き友の復活」を求める者たちまで、多くの人々が集まってくる伝説の存在。探索中に体液を浴びた導師は(普段の髪形は剃っているため)金髪ロン毛の仙人ヒゲになってしまい、10日ほどの間伸び続けた。一週間の張り込み探索の末、ヴェンデリンが手に入れた壺一杯(約20リットル)の体液は1人“頭”100万セント(約1億円)で販売された。
:<!--リスト分断防止。[[Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き]]-->
; 魔族/ゾヌターク共和国