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=== アルミニウム合金 ===
現在、最もポピュラーな素材といえる。軽量かつ堅牢で、錆びにくいうえに安価であるため、初心者から上級者まで幅広く使われており、用途もほとんどあらゆる種類の自転車に使われている。素材そのものの[[弾性率]]では鉄の約1/3、[[チタン]]の約1/2とかなり軟らかいアルミであるが、密度がやはり鉄の約1/3、チタンの約1/2と軽いため、フレームを構成するチューブを大径化して剛性を上げても鉄などと比較して軽量なフレームが設計しやすい。しかしながらアルミニウム合金には疲労強度の限界点が存在しないため、負荷をかければ必ず[[金属疲労]]が進行する(スチールやチタンでは限界点より小さな負荷であれば金属疲労が進行しない)。このためスチールやチタンと比較するとフレームの寿命が短い傾向にある。
アルミニウム合金を用いたロードバイクフレームはフランスのVITUS(ヴィチュー)によって世界で最初に量産された。1970年代後半のことである。ラグを利用した接着工法によるこのフレーム979は当時画期的なモデルとして高く評価された。
現在使用されているアルミ合金は、大きく'''6000系'''と'''7000系'''に分けられる。なお、フレーム以外のハンドルバーやシートピラーには'''2000系'''のアルミ合金も使用される。
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