「都市国家」の版間の差分
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現代では[[シンガポール]]、[[モナコ]]等が挙げられる。[[アラブ首長国連邦]]を構成する[[首長国]]も、[[アブダビ]]以外の6か国は極めて狭小であり、都市国家に近い存在である。
[[主権#基本的意義|主権国家]]ではないが、[[ドイツ|ドイツ連邦共和国]]を構成する[[連邦州]]である[[ハンブルク]]や[[ブレーメン州|ブレーメン]]、[[中華人民共和国]]の[[特別行政区]]である[[香港]]や[[マカオ]]、[[ギリシャ]]の[[アトス山]]において大幅な自治が認められている[[アトス自治修道士共和国]]等も、都市国家に近い存在である。ハンブルク、ブレーメンはナポレオンの占領下でも帝国自由都市の地位を失わなかった歴史を持ち、「[[ハンザ同盟|自由ハンザ都市]]」という呼称もあり、正式名称も「自由ハンザ都市ハンブルク」「自由ハンザ都市ブレーメン」となっている。なお、連邦州としての「自由ハンザ都市ブレーメン」は、[[ブレーメン|ブレーメン市]]と[[ブレーマーハーフェン|ブレーマーハーフェン市]]の2都市からなる。また、[[ベルリン]]も市単独で州と同格の自治権を持つ点でハンブルク等と同様であるが、連邦首都も兼ねているため若干独立都市としての性格が見えにくくなっている。
また、厳密には都市国家とは言い難いが、面積が狭小な[[ジブチ]]、[[ナウル]]、[[サンマリノ]]も都市国家に準ずる国家であると見なされる場合もある。ジブチやサンマリノでは一国がほぼ首都の経済圏となっており、ナウルは小さなひとつの島で構成されているだけであるからである。ただし、ジブチやサンマリノでは小さいながらも首都以外の行政地区も存在する。逆にナウルでは、そもそも「都市」と呼べるほどの集落が存在しない。
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