「大学通信教育」の版間の差分
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学べる分野は、主に[[文科系]]の領域であるが、文科系以外の領域も徐々に学べるようになってきている。また大学によっては、一定の単位を取得し通学課程へ編入するための試験を受けることができる。
入学者選考については、大学<ref name=":0">[[学部]](学部以外の[[教育研究]]上の基本となる[[組織 (社会科学)|組織]]を含む)の[[課程]]。</ref>や短期大学では出願時の書類により行われることがほとんどであり[[入学試験]]が行われることは少ない<ref>「入学資格を満たしていれば原則として合格」と明示している[[放送大学]]のような例はあるが、どの大学でも基本的に書類による選考は行うという形にはなっている。</ref>。ただし、「小論文」や「志望理由書」等の提出を必要としそれらも含めて選考する学校もあり、より少数ではあるものの面接試験が行われる場合もある。また大学院の課程では、専門科目の筆記試験・実技試験を始め、研究計画書の提出を通じた選考及び面接試験が行われることがほとんどである。インターネット出願方式を採用する大学・短期大学が増えている。
大学・短期大学によっては、[[英検]]や[[国際コミュニケーション英語能力テスト|TOEIC]]等、入学前や入学後に取得した資格・検定試験の合格やスコアの実績を提出すると、単位認定が行われる場合がある。また、以前[[科目等履修生]]として取得した科目・単位を正科生(卒業目的)として入学した際に、一定の単位数を上限として認定する場合もある。
修業年限以上在学した上で、規定数以上の単位を修得すると、教授会の選考を経て卒業が決定される。大学(学部)や短期大学では[[卒業論文]]や[[卒業制作]]が卒業の要件となっている学校は通学の課程に比べ少ないが、大学院のほとんどなどを含め必修の場合はそれらの合格も必要である。卒業が決定されると当該大学の卒業生として[[学位]]を取得できる。
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通信教育課程を設置する私立大学相互の協力によって、大学通信教育の振興を図ることを目的とする'''[[公益財団法人]]私立大学通信教育協会'''が組織されている。この協会に加盟していない大学等も存在するが、全て[[文部科学省]]に認可された正規の教育課程であることに注意されたい。
私立大学通信教育協会では、通信教育を希望する者を対象に加盟校による合同入学説明会を各地で行なっている。説明会では各校の職員(一部の大学・短期大学では上述の地域学生会組織や同窓会組織と連携して、在学生や卒業生がボランティアの形で当該入学説明会のスタッフに配置される場合がある)による相談を受けられるほか、案内資料を入手することができる。実施予定については同協会のサイトを参照のこと。
なお、私立大学通信教育協会への加盟にあたっては、学部の課程・大学院・短期大学というように、それぞれ別個に扱われている。
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