「与謝野馨」の版間の差分

2023年9月8日 (金) 09:48時点における版

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== 政策 ==

[[ファイル:20090128_kokkai_720090128_kokkai_8.jpg|サムネイル|200px|[[政府四演説|経済演説]]を行う与謝野（2009年1月28日、[[参議院]]本会議にて）]]

;政界屈指の政策通という評判

:商工族として地歩を築いたが、[[犯罪捜査のための通信傍受に関する法律|通信傍受法]]制定や[[人権擁護法案]]を巡っては法務省との折衝にあたるなど、[[族議員|法務族議員]]でもある。[[薬害肝炎]][[訴訟]]では、法務省との調整に与謝野があたり、議員立法の私案を作成、[[2007年]]12月に[[福田康夫]]が政治決断する環境を整えた。与謝野は、官僚の作成した政策を説明できる能力に長けていることから、自民党時代から「政界きっての政策通」として評価されている<ref>{{Cite news |title=永田町アンプラグド　「政策通」与謝野氏の晩節 |newspaper=日本経済新聞 |date=2011-01-14 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1301Z_T10C11A1I10000/ |accessdate=2021-07-26}}</ref> 一方、獨協大学教授の[[森永卓郎]]は「財政再建を優先する与謝野の主張は財務省の主張そのもの」と批判している<ref>{{Cite news |title=与謝野大臣の評価真っ二つ！ 「透徹した政策通」か「財務省の手先」か |newspaper=J-CASTニュース |date=2009-02-25 |url=http://www.j-cast.com/tv/2009/02/25036537.html |accessdate=2011-06-19}}</ref>。事実「経済書は日銀OBの[[吉野俊彦]]の岩波新書を一冊読んだだけだ」と告白している。[[安倍晋三]]は当初、[[第1次安倍内閣|安倍内閣]]発足時に与謝野を[[内閣官房長官]]に起用する人事を構想していたが、安倍周辺が与謝野の官僚寄りの姿勢を警戒し、官僚嫌いで知られる[[塩崎恭久]]が起用されるという経緯があった（後に与謝野は第1次安倍改造内閣で官房長官として入閣）。[[日本銀行]]の[[国債]]直接引き受けについて、特別な事由がある場合、国会の議決を経れば可能であり、現時点でも日銀は年に10兆円程度の国債直接引受を実施しているにもかかわらず、「法律が禁じているため、不可能だ」と発言し復興増税を推進している<ref>三橋貴明『増税のウソ』</ref>。